意匠ウォッチ

発行日2025-05-14
公報種別意匠公報(S)
登録番号1798501
登録日2025-05-02
意匠に係る物品手術室の内装
意匠分類L3-70(組立て家屋、屋外装備品等)
出願番号2024014542
出願日2024-07-16
意匠権者株式会社大林組
代理人個人,個人
意匠に係る物品の説明この内装は、手術台上方の天井面に複数のシューティングライトを設け、その周囲に面発光照明を配した手術室の内装である。照明方向の調整が可能なシューティングライトにより、どのエリアにおいても術野を高い照度で無影状態にて照らすことができるとともに、面発光照明によって全体を均一に照らすことで、室内を無影環境としたものである。これによって、従来使用されてきた天井懸垂式の手術灯(無影灯)を廃し、加えて室内全体を明るく照らすことができる。また、天井懸垂式の手術灯の設置の必要が無く、手術室の天井高さを低く設定できることから、階高を抑えて建物躯体のコストを削減できるほか、階高が低い外来や病棟等に手術室を設けたり、従来の病室を改修して手術室とすることも可能である。
意匠の説明意匠登録を受けようとする部分を黒色の実線でそれ以外の部分を青色の破線で表した。赤色の一点鎖線は、意匠登録を受けようとする部分とそれ以外の部分との境界のみを示すものである。各断面図、各端面図及びこれらの拡大図以外の図において、クリーンエア吹出パネルに設けられたエア吹出口(複数小孔)を省略している。正面・底面・左側面側からの斜視図は、正面及び左側面側の壁と床を省略した状態で表している。正面図、背面図、左右側面図は、各図手前に表れる壁を、底面図は床を省略した状態で表している。A-A拡大断面図は左に90度回転させて表している。A-A拡大断面図及びB-B拡大断面図は、手術台を表した状態で表している。各断面図、各端面図において、内部構造及び内部機構を簡略化して表している。床や壁、天井内部は簡略化して表している。登録を受けようとする部分を示す参考図において、意匠登録を受けようとする部分に薄墨を施した。透光性を有する部分を示す参考図において薄墨を施した部分は面発光照明部分であり、透光性を有する。透明部を示す参考図において薄墨を施した部分は、シューティングライトのドーム状前面カバーであって透明である。

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