意匠ウォッチ

発行日2025-07-25
公報種別意匠公報(S)
登録番号1804483
登録日2025-07-16
意匠に係る物品ストーマ装具交換用ミラー
意匠分類J7-100(医療機械器具)
出願番号2025006693
出願日2025-04-02
意匠権者個人,個人
代理人個人
意匠に係る物品の説明本物品は、ストーマ(人工肛門・人工膀胱)を造設した人(オストメイト)が、ストーマ装具(便や尿を受けるパウチ)を交換する際に用いるストーマ装具交換用ミラーである。ストーマ装具を交換する際、オストメイトの方は、お腹のストーマに装具の穴を対応させて、身体に装具を貼る必要があるが、特に下方の状況を確認しにくい。本物品は、ストーマを下方から映すことで、ストーマ装具の交換を容易にするミラーである。「各部の名称を示す参考図」に示すように、本物品は、ベルトとミラー材とから構成される。オストメイトの方は、大腿部にベルトを巻き付けて装着する。大腿部へのベルトの着脱は、面ファスナーによりなされる。面ファスナーを用いることで、体型に関わらず、痩せている人でも、太っている人でも、使用することができる。ミラー材は、ベース部とミラー本体とから構成され、ベルトのポケットにミラー材のベース部が差し込まれて保持される。ミラー本体は、ボールジョイントを介してベース部に接続され、「ミラー材を示す参考図」に示すように、ベース部に対して任意の方向や角度に調整可能とされる。「使用状態を示す参考図1,2」に示すように、立位の姿勢でも、座位の姿勢でも、ストーマ装具を交換する際、本物品を使用することができる。大腿部にミラーを設けることで、両手でストーマ装具の交換を行うことができる。ストーマ装具の交換を適切に行えるので、装具のずれによる肌のかぶれを防止できると共に、交換回数(ひいては交換費用)も削減できる。ベルトとミラー材とが着脱可能であるから、それぞれを容易に洗浄できる。ベルトの汚れや傷みがひどくなれば、ベルトのみを取り替えることもできる。ストーマ装具の交換以外にも、陰部などの見えにくい箇所の確認や、そこに薬を塗る際にも利用できる。
意匠の説明「使用状態を示す参考図1,2」は、実施態様の一例を示している。

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