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公開番号
2024127238
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-09-20
出願番号
2023036249
出願日
2023-03-09
発明の名称
スマホ終活ノート
出願人
個人
代理人
主分類
B42D
15/00 20060101AFI20240912BHJP(製本;アルバム;ファイル;特殊印刷物)
要約
【課題】スマホの開発や改良と普及などにより、スマホ内の個人情報や保有資産は、以前と比べて大きくなった。従来のエンディングノートでは、スマホの情報や資産を十分に記すことができなかった。また、従来のパスワード管理帳では、終活としての情報や運用の記入欄がない。今までは解決が困難だったスマホの終活において、その課題を解決するためのスマホ終活ノートを提供する。
【解決手段】通常のアドレス帳2としての機能に追加して、死を迎えた場合の各連絡先への連絡有無5、連絡手段6、メッセージ7を決めておくことができる。契約している携帯会社8、プラン9、解約金10、スマホの本体分割支払い金11、画面ロックナンバー12を記すことができる。各種ID13、パスワード14管理と同時にそれぞれに登録または紐づけされている情報15や資産16、死後の削除希望17、運用希望18を記すことができる。以上をあわせもつことを特徴とする。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
スマートフォンのデータを記す、終活のためのノートであり、スマートフォン内のアドレス帳、スマートフォンの契約情報帳、パスワード管理帳としての機能を持ちながら、スマートフォン内の情報や資産を死後のために管理、共有するための機能も備わっているスマホ終活ノート。
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【請求項2】
スマートフォン内の連絡先をアドレス帳として記せるようになっており、死を迎えた時に、各連絡先への連絡の有無、連絡手段、メッセージも記す欄が設けられている請求項1に記載のスマホ終活ノート。
【請求項3】
スマートフォンの契約情報とスマートフォン画面ロックナンバーを記す欄が設けられている請求項1に記載のスマホ終活ノート。
【請求項4】
スマートフォンの本体、ブラウザ、SNS、アプリなどの各種IDとパスワードがそれぞれ記せるようになっており、同時にそれぞれに登録または、紐づけされている自身の情報や資産、死後の削除希望、運用希望を記せる欄が設けられている請求項1に記載のスマホ終活ノート。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、スマートフォンの普及が進み、ほとんどの人がスマートフォンを所有している昨今、死後にスマートフォンの中に残されてしまう情報や資産とID、パスワードを生前に管理し、他者と共有可能にするための終活ノートに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
生前に自分の気持ちや情報を残すためのエンディングノートが普及しており、終活に関するさまざまなことを記せるようになった。特許文献1、2で考案されたエンディングノートにて、自分の気持ちや情報を記すと共に、遺族その他、管理をする者の相続や死後の手続きの負担を軽減できるようになっている。また、非特許文献により近年のスマートフォンの普及から、大切なデータの管理をするためにスマートフォン内のID、パスワードが管理できるものが考案されている。スマートフォン内の情報を、エンディングノートとパスワード管理帳にそれぞれ記入しておくことはできるが、昨今、私たちの多大な情報と資産が入り込んでいるスマートフォンを終活として管理、共有するには不十分であり不都合が生じる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2006-224353
特開2008-173854
【非特許文献】
【0004】
東洋図書出版株式会社 パスワード管理帳
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
近年、スマートフォン本体、OS、ブラウザ、ネット証券、ネットバンキング、SNS、アプリの開発や改良と普及、そしてデジタル推進事業などにより、スマートフォンの中の個人情報や保有資産は、以前と比べて大きなものになっている。従来の特許文献1、2で開示されたエンディングノートでは、項目が多種にわたりさまざまなことが記入できるが、現在、私たちの生活の一部となり、情報がたくさんつまったスマートフォンの情報を十分に記すことができなかった。また、非特許文献のパスワード管理帳ではIDとパスワード、それらに関する情報の管理はできるが、終活としてのその情報や資産をどうしたいかというところまでは記入ができない。従来のエンディングノートとパスワード管理帳では解決が困難だったスマートフォンの終活において、その課題を解決するためのスマホ終活ノートを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
請求項1のスマホ終活ノート1によりスマートフォン内のアドレス帳2、スマートフォンの契約情報帳3、パスワード管理帳4としての機能と、エンディングノートとしての機能を一冊に合わせ持つことができる。
【0007】
請求項2のスマホ終活ノート1により、通常のアドレス帳2としての機能に追加して、死を迎えた場合の各連絡先への連絡有無5、連絡手段6、メッセージ7を決めておくことができ、自分の意志表明ができるとともに、遺族その他、管理する者の負担を軽減することができる。
【0008】
請求項3のスマホ終活ノート1により、契約情報帳3としてスマートフォンの契約情報記入欄を設け、契約している携帯会社8、プラン9、解約金10、スマートフォンの本体分割支払い金11が記せるようになっており、多種多様な格安SIМ、格安スマホの会社やプランが参入し、スマートフォン本体を確認しただけでは、どんな契約を結んでいるかがわかりにくくなっている現在、自分で管理しやすくなると共に遺族その他、管理する者にも共有可能となる。また、スマートフォン画面ロックナンバー12が分からないとスマートフォンを開くことができなくなってしまうため、それを防ぐためのスマートフォン画面ロックナンバー12記載欄を設ける。
【0009】
請求項4のスマホ終活ノート1によりパスワード管理帳4としての機能とエンディングノートとしての機能を併せもつことで各種ID13、パスワード14管理と同時にそれぞれに登録または紐づけされている情報15や資産16、死後の削除希望17、運用希望18が記せるので、本人の管理、遺族その他、管理する者への共有が容易となる。
【発明の効果】
【0010】
以上、本発明によって、今後もスマートフォンの開発や改良と普及により私たちの大切な情報や資産が、さらにスマートフォン内に入り込み、死後そのまま取り残されてしまうと予測される中、アドレス帳2、契約情報帳3、パスワード管理帳4としての機能とエンディングノートとしての機能により、生前に自分の意志や気持ちを確認、表明しておくことができると共に、残される者、管理する者の負担を軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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