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公開番号
2024159421
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-08
出願番号
2023175561
出願日
2023-10-10
発明の名称
分散方法およびその分散ユニット
出願人
緯創資通股ふん有限公司
,
WISTRON CORPORATION
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
H04W
92/14 20090101AFI20241031BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】分散方法およびその分散ユニットを提供すること。
【解決手段】分散方法のための分散ユニットは、ネットワークエンティティクラスタに結合される。本分散方法では、第1のパケットが受信され、ネットワークエンティティクラスタの複数のネットワークエンティティから第1のネットワークエンティティが選択される。第1のパケットのターゲットMACアドレスが第1のネットワークエンティティのMACアドレスに書き換えられ、第1のネットワークエンティティへの第1のパケットが送信される。本分散方法では、ビジーまたは障害が発生したネットワークエンティティからアイドルネットワークエンティティへのPDUセッション移行は、サービス中断を回避するために数秒以内とすることができる。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
ネットワークエンティティクラスタに結合された分散ユニットのための分散方法であって、
第1のパケットを受信するステップと、
前記ネットワークエンティティクラスタの複数のネットワークエンティティから第1のネットワークエンティティを選択するステップと、
前記第1のパケットのターゲット媒体アクセス制御(MAC)アドレスを前記第1のネットワークエンティティのMACアドレスに書き換えるステップと、
前記第1のパケットを前記第1のネットワークエンティティに送信するステップと
を含む分散方法。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記分散ユニットまたは前記ネットワークエンティティクラスタは、プライベートインターネットプロトコル(IP)アドレスを有する仮想ユーザプレーン機能としてセッション管理機能に登録し、前記プライベートIPアドレスは、前記分散ユニットの複数のノードによって共有されるか、または前記ネットワークエンティティクラスタの前記複数のネットワークエンティティによって共有される、請求項1に記載の分散方法。
【請求項3】
前記第1のネットワークエンティティは、前記ネットワークエンティティクラスタの前記複数のネットワークエンティティから前記分散ユニットによって選択されて、第1のエンティティから前記分散ユニットに送信された前記第1のパケットを、前記第1のネットワークエンティティを介して第2のエンティティに送信し、前記複数のネットワークエンティティからの第2のネットワークエンティティは、前記ネットワークエンティティクラスタの管理ネットワークによって選択されて、前記第2のエンティティから第2のパケットを受信し、前記第2のパケットを前記第1のエンティティに送信し、前記第1のネットワークエンティティおよび前記第2のネットワークエンティティは、同じネットワークエンティティまたは異なるネットワークエンティティである、請求項1に記載の分散方法。
【請求項4】
前記分散ユニットの複数のノードは、共有プライベートIPアドレスを有し、前記ネットワークエンティティクラスタの前記複数のネットワークエンティティは、共有パブリックIPアドレスを有するか、または
前記分散ユニットの前記複数のノードは、共有パブリックIPアドレスを有し、前記ネットワークエンティティクラスタの前記複数のネットワークエンティティは、共有プライベートIPアドレスを有する、
請求項1に記載の分散方法。
【請求項5】
ネットワークエンティティクラスタに結合された分散ユニットであって、
プログラムコードを実行するように構成された処理回路と、
前記処理回路に結合され、前記プログラムコードを記憶するように構成された記憶回路と
を備え、前記プログラムコードは、前記処理回路に、
第1のパケットを受信するステップと、
前記ネットワークエンティティクラスタの複数のネットワークエンティティから第1のネットワークエンティティを選択するステップと、
前記第1のパケットのターゲット媒体アクセス制御(MAC)アドレスを前記第1のネットワークエンティティのMACアドレスに書き換えるステップと、
前記第1のパケットを前記第1のネットワークエンティティに送信するステップと
を実行するように命令する、分散ユニット。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、分散方法およびその分散ユニットに関し、より詳細には、ネットワークエンティティを迅速に切り替えることができる分散方法およびその分散ユニットに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
モバイル事業者は、結果として生じるコスト上の利点および運用上の簡素化のために、N:M冗長モデルでユーザプレーン機能(UPF)を展開することを好む。しかしながら、N:M展開されたUPFは、非常に長いフェイルオーバ時間を招く可能性がある(その結果、サービス中断が長くなる)。そのため、事業者は、異なるタイプのサービスによって必要とされるサービスレベルアグリーメント(SLA)に応じて異なる冗長モデルを使用してUPFを展開しており、最適なコスト上の利点および運用の簡素化を達成することができない。加えて、セッション管理機能(SMF)は、UPF(複数可)の正常性/ステータスを知る方法がなく、UPFに障害が発生した場合に実行中のUPF(複数可)に切り替えることができない。UPF選択のためにSMFによって使用される既存の基準では、適切な負荷バランシングを確保することができない。実際には、各プロトコルデータユニット(PDU)セッションのトラフィックは広い範囲で変化するが、PDUセッションをビジー/障害が発生した(failed)UPFからアイドルUPFに移動させるPDUセッション移行はない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
米国特許出願公開第2015/0326478号明細書
中国特許出願公開第112073503号明細書
米国特許出願公開第2021/0112049号明細書
【発明の概要】
【0004】
したがって、本発明の目的は、ネットワークエンティティを迅速に切り替え、それによってサービス中断を回避し、可用性を向上させるために、分散方法およびその分散ユニットを提供することである。
【0005】
本発明の一実施形態は、ネットワークエンティティクラスタに結合された分散ユニットのための分散方法であって、第1のパケットを受信するステップと、ネットワークエンティティクラスタの複数のネットワークエンティティから第1のネットワークエンティティを選択するステップと、第1のパケットのターゲット媒体アクセス制御(MAC)アドレスを第1のネットワークエンティティのMACアドレスに書き換えるステップと、第1のパケットを第1のネットワークエンティティに送信するステップとを含む分散方法を開示する。
【0006】
本発明の一実施形態は、ネットワークエンティティクラスタに結合され、処理回路と記憶回路とを備える分散ユニットを開示する。処理回路は、プログラムコードを実行するように構成される。記憶回路は、処理回路に結合され、プログラムコードを記憶するように構成される。プログラムコードは、処理回路に、第1のパケットを受信するステップと、ネットワークエンティティクラスタの複数のネットワークエンティティから第1のネットワークエンティティを選択するステップと、第1のパケットのターゲット媒体アクセス制御(MAC)アドレスを第1のネットワークエンティティのMACアドレスに書き換えるステップと、第1のパケットを第1のネットワークエンティティに送信するステップとを実行するように命令する。
【0007】
一実施形態では、分散ユニットは、複数のネットワークエンティティのトラフィックにしたがって第1のネットワークエンティティを選択するように構成される。
【0008】
一実施形態では、分散ユニットはクラスタであり、複数のノードを含み、複数のノードのうちの第1のノードは、ターゲットMACアドレスを書き換えるためにハッシュアルゴリズムにしたがって複数のノードから選択され、複数のノードの各々はロードバランサある。
【0009】
一実施形態では、分散ユニットまたはネットワークエンティティクラスタは、管理ネットワークを含み、ハッシュアルゴリズムにしたがって分散ユニットの複数のノードから管理ネットワークによって1つのノードが選択されるか、または複数のネットワークエンティティのトラフィックまたはステータスにしたがってネットワークエンティティクラスタの複数のネットワークエンティティから管理ネットワークによって1つのネットワークエンティティが選択される。
【0010】
一実施形態では、第1のネットワークエンティティは、プライベートIPアドレスをネットワークエンティティクラスタの共有パブリックIPアドレスに変換するように構成されるか、または分散ユニットの共有パブリックIPアドレスをプライベートIPアドレスに変換するように構成される。
(【0011】以降は省略されています)
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