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公開番号
2024163550
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-22
出願番号
2023079274
出願日
2023-05-12
発明の名称
洗濯機
出願人
青島海爾洗衣机有限公司
,
QINGDAO HAIER WASHING MACHINE CO.,LTD.
,
アクア株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
D06F
33/47 20200101AFI20241115BHJP(繊維または類似のものの処理;洗濯;他に分類されない可とう性材料)
要約
【課題】ユーザが、水位検出部での異常の発生と流量計での異常の発生の双方を把握できる洗濯機を提供する。
【解決手段】全自動洗濯機1は、第1給水バルブ111と給水路とを含み、外槽内への給水を行う給水装置と、外槽内の水位を検出する水位検出部と、給水路に配置されて水の流量を検出する流量計160と、表示部70と、給水装置および表示部70の動作を制御する制御部201と、を備える。制御部201は、給水装置により外槽内へ給水が行われている間において、流量計160により流量を検出するとともに、水位検出部により水位の変化量を検出し、流量が規定量を超えており且つ変化量が規定変化量以下であることに基づいて、表示部70に水位検出部に関する異常が発生した旨の報知を行わせ、流量が規定量以下であり且つ変化量が規定変化量を超えていることに基づいて、表示部70に流量計160に関する異常が発生した旨の報知を行わせる。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
筐体内に配置され、水が溜められる外槽と、
前記外槽内に回転可能に配置された内槽と、
給水バルブと、当該給水バルブからの水が流れる給水路とを含み、前記外槽内への給水を行う給水装置と、
前記外槽内の水位を検出する水位検出部と、
前記給水路に配置されて水の流量を検出する流量計と、
報知部と、
前記給水装置および前記報知部の動作を制御する制御部と、を備え、
前記制御部は、前記給水装置により前記外槽内へ給水が行われている間において、
前記流量計により前記流量を検出するとともに、前記水位検出部により前記水位の変化量を検出し、
前記流量が規定量を超えており且つ前記変化量が規定変化量以下であることに基づいて、前記報知部に前記水位検出部に関する異常が発生した旨の報知を行わせ、
前記流量が前記規定量以下であり且つ前記変化量が前記規定変化量を超えていることに基づいて、前記報知部に前記流量計に関する異常が発生した旨の報知を行わせる、
ことを特徴とする洗濯機。
続きを表示(約 910 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の洗濯機において、
前記制御部は、
前記水位検出部に関する異常が発生した旨の報知が行われた場合に、前記給水装置による前記外槽内への給水を中止し、
前記流量計に関する異常が発生した旨の報知が行われた場合に、前記給水装置による前記外槽内への給水を継続する、
ことを特徴とする洗濯機。
【請求項3】
請求項1または2に記載の洗濯機において、
前記内槽は、底部にパルセータが配置された洗濯脱水槽であり、
前記洗濯脱水槽内に収容された洗濯物の負荷量を検出する負荷量検出部を、さらに備え、
前記制御部は、
前記負荷量に基づいて、規定時間を、前記負荷量が多いほど時間が長くなるように設定し、
前記外槽内への給水が開始されてから前記規定時間が経過したことに基づいて、少なくとも前記水位の変化量の検出を実行する、
ことを特徴とする洗濯機。
【請求項4】
請求項3に記載の洗濯機において、
前記制御部は、
前記規定時間の決定に用いるために、前記流量計により前記流量を検出し、
前記流量が多いほど前記規定時間を短く設定する、
ことを特徴とする洗濯機。
【請求項5】
請求項1に記載の洗濯機において、
前記制御部は、
前記流量が前記規定量以下であり且つ前記変化量が前記規定変化量以下であることに基づいて、前記報知部に前記外槽内への正常な給水が行われていない旨の報知を行わせる、
ことを特徴とする洗濯機。
【請求項6】
請求項5に記載の洗濯機において、
前記制御部は、
前記水位検出部に関する異常が発生した旨の報知が行われた場合、および、前記外槽内への正常な給水が行われていない旨の報知が行われた場合に、前記給水装置による前記外槽内への給水を中止し、
前記流量計に関する異常が発生した旨の報知が行われた場合に、前記給水装置による前記外槽内への給水を継続する、
ことを特徴とする洗濯機。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、洗濯機に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
外槽内の水位を検知するため水位検知手段と、給水弁からの給水流量を検知する給水流量検知手段とを備え、設定水位まで給水した後に攪拌翼を回転させて洗いやすすぎを行う洗濯機において、水位検知手段からの水位情報を入力しながら設定水位まで給水を行ったときの所要給水時間と、給水流量検知手段が検知した給水流量と設定水位までの外槽の内容積とから演算された給水時間とが比較され、所要給水時間が給水時間より大きい場合に水位検知手段の系列の故障と判断されて、運転停止と異常報知とが行われる構成が、特許文献1に記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平7-88281号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記の洗濯機では、給水量検知手段の異常は判断されない。このため、給水量検知手段に故障等の異常が発生しても、当該異常の発生をユーザが把握できない。
【0005】
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、外槽内の水位の検出する水位検出部と、給水装置の給水路に配置されて水の流量の検出する流量計とを備える洗濯機において、ユーザが、水位検出部での異常の発生と流量計での異常の発生の双方を把握できるようにすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の主たる態様に係る洗濯機は、筐体内に配置され、水が溜められる外槽と、前記外槽内に回転可能に配置された内槽と、給水バルブと、当該給水バルブからの水が流れる給水路とを含み、前記外槽内への給水を行う給水装置と、前記外槽内の水位を検出する水位検出部と、前記給水路に配置されて水の流量を検出する流量計と、報知部と、前記給水装置および前記報知部の動作を制御する制御部と、を備える。ここで、前記制御部は、前記給水装置により前記外槽内へ給水が行われている間において、前記流量計により前記流量を検出するとともに、前記水位検出部により前記水位の変化量を検出し、前記流量が規定量を超えており且つ前記変化量が規定変化量以下であることに基づいて、前記報知部に前記水位検出部に関する異常が発生した旨の報知を行わせ、前記流量が前記規定量以下であり且つ前記変化量が前記規定変化量を超えていることに基づいて、前記報知部に前記流量計に関する異常が発生した旨の報知を行わせる。
【0007】
本態様に係る洗濯機によれば、ユーザが、水位検出部での異常の発生と流量計での異常の発生の双方を把握できる。
【0008】
本態様に係る洗濯機において、前記制御部は、前記水位検出部に関する異常が発生した旨の報知が行われた場合に、前記給水装置による前記外槽内への給水を中止し、前記流量計に関する異常が発生した旨の報知が行われた場合に、前記給水装置による前記外槽内への給水を継続するような構成とされ得る。
【0009】
上記の構成によれば、流量計に異常が発生しても、水位検出部が正常であって当該水位検出部による水位検出によって外槽内に適正に水が溜められ、外槽内から適正に水を排出できる場合には、外槽内への給水が継続されるので、洗濯運転を継続して洗濯物の洗濯を完了させることができる。一方、流量計に異常が発生していなくても、水位検出部に異常が発生しており、外槽内に適正に水を溜めることが難しく、外槽内から適正に水を排出することが難しい場合には、外槽内への給水が中止されるので、給水や排水が適正に行えない状態で洗濯運転が継続されてしまうことを防止できる。
【0010】
本態様に係る洗濯機において、前記内槽は、底部にパルセータが配置された洗濯脱水槽であり、前記洗濯脱水槽内に収容された洗濯物の負荷量を検出する負荷量検出部を、さらに備えるような構成が採られ得る。この場合、前記制御部は、前記負荷量に基づいて、規定時間を、前記負荷量が多いほど時間が長くなるように設定し、前記外槽内への給水が開始されてから前記規定時間が経過したことに基づいて、少なくとも前記水位の変化量の検出を実行するような構成とされ得る。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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