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公開番号
2025027671
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-28
出願番号
2023132669
出願日
2023-08-16
発明の名称
被覆品
出願人
株式会社TENTIAL
代理人
個人
,
個人
主分類
A41B
11/00 20060101AFI20250220BHJP(衣類)
要約
【課題】保温しつつ蒸れや熱放散を妨げないようにすることが可能な被覆品を提供すること。
【解決手段】靴下1は、下肢21のうち脛22、ふくらはぎ23、くるぶし24、中足25、足先26から発せられる遠赤外線を輻射して保温する保温機能を有し、靴下1が人に被覆された場合に脛22、ふくらはぎ23、くるぶし24、中足25、足先26を覆う脛・ふくらはぎ被覆部2、くるぶし・中足被覆部3、足先被覆部4等と、これらとは異なる中足先端側27に対して通気をする通気機能を有し、靴下1が人に被覆された場合に中足先端側27を覆う通気部5と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
人の少なくとも一部を被覆対象部として、当該被覆対象部を被覆する被覆品において、
前記被覆対象部のうち第1部分から発せられる遠赤外線を輻射して保温する保温機能を有し、前記被覆品が前記人に被覆された場合に当該第1部分を覆う保温部と、
前記被覆対象部のうち前記第1部分とは異なる第2部分に対して通気をする通気機能を有し、前記被覆品が前記人に被覆された場合に当該第2部分を覆う通気部と、
を備える被覆品。
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【請求項2】
前記保温部は、前記第1部分の軸を中心にして周方向に一周するように当該第1部分を覆い、
前記通気部は、前記第2部分の軸を中心にして周方向に一周するように当該第2部分を覆う、
請求項1に記載の被覆品。
【請求項3】
前記保温部は、セラミクスを練り込んだ繊維を用いた第1の編み方で形成されることにより、前記保温機能を発揮させており、
前記通気部は、前記第1の編み方とは異なる第2の編み方で形成されることにより、前記通気機能を発揮させている、
請求項1に記載の被覆品。
【請求項4】
前記第2の編み方は、前記セラミクスを練り込んだ前記繊維を用いた編み方である、
請求項3に記載の被覆品。
【請求項5】
前記被覆品は靴下であり、
前記保温部は、脛及びふくらはぎを覆うように被覆させる第1保温部と、くるぶしから中足部を覆う第2保温部と、足先部を覆う第3保温部とを有し、
前記通気部は、前記第2保温部と前記第3保温部との間に形成されている、
請求項1に記載の被覆品。
【請求項6】
前記第1保温部は、リッチェル編みで形成されており、
前記第2保温部及び前記第3保温部は、パイル編みで形成されており、
前記通気部は、メッシュ編みで形成されている、
請求項5に記載の被覆品。
【請求項7】
前記被覆品は、手袋、マフラーである、
請求項1に記載の被覆品。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、被覆品に関する。
続きを表示(約 1,000 文字)
【背景技術】
【0002】
従来より下肢の保温を目的とした靴下やレッグウォーマー等は知られている(例えば、下記特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
実用新案登録第3171109号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記従来技術にあっては、例えば睡眠時の蒸れや皮膚温度の熱放散を妨げないようにするため、足先を露出させる構造を採用していることから、その露出によって足先は保温されずに冷えてしまうという状況であった。
【0005】
本発明は、このような状況を鑑みてなされたものであり、保温しつつ蒸れや熱放散を妨げないようにすることが可能な被覆品の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するため、本発明の一態様の被覆品は、
人の少なくとも一部を被覆対象部として、当該被覆対象部を被覆する被覆品において、
前記被覆対象部のうち第1部分から発せられる遠赤外線を輻射して保温する保温機能を有し、前記被覆品が前記人に被覆された場合に当該第1部分を覆う保温部と、
前記被覆対象部のうち前記第1部分とは異なる第2部分に対して通気をする通気機能を有し、前記被覆品が前記人に被覆された場合に当該第2部分を覆う通気部と、
を備える。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、保温しつつ蒸れや熱放散を妨げないようにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の一実施形態に係る被覆品の一例を示す靴下の斜視図である。
図1の靴下の構成の一例を示す図である。
図1の靴下の通気部を示す拡大図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
図1は、本発明の一実施形態に係る被覆品の一例を示す靴下の斜視図である。また、図2は、図1の靴下の構成の一例を示す図である。さらに、図3は、図1の靴下の通気部を示す拡大図である。
【0010】
上記被覆品は、人の少なくとも一部を被覆対象部として、当該被覆対象部を被覆する物品である。このような被覆品は、被覆対象部を保温しつつ蒸れや熱放散を妨げないようにすることができる構造を有する。
(【0011】以降は省略されています)
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