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10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025038856
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-19
出願番号
2024070038
出願日
2024-04-23
発明の名称
流体圧アクチュエータ用筒状部材
出願人
学校法人 中央大学
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
F15B
15/10 20060101AFI20250312BHJP(流体圧アクチュエータ;水力学または空気力学一般)
要約
【課題】耐久性に優れる流体圧アクチュエータ用筒状部材を提供する。
【解決手段】流体圧アクチュエータの流体室の一部を形成する流体圧アクチュエータ用筒状部材であって、筒状弾性体と前記筒状弾性体に沿って伸びる長尺体とを有し、前記長尺体は、前記筒状弾性体が前記流体室の流体圧によって変形する時に前記長尺体の長手方向への前記筒状弾性体の変形を規制し、前記筒状弾性体は、展開図で見て前記長尺体の短手方向よりも前記長尺体の長手方向に伸びにくい異方性を有する、流体圧アクチュエータ用筒状部材。
【選択図】図1A
特許請求の範囲
【請求項1】
流体圧アクチュエータの流体室の一部を形成する流体圧アクチュエータ用筒状部材であって、
筒状弾性体と前記筒状弾性体に沿って伸びる長尺体とを有し、
前記長尺体は、前記筒状弾性体が前記流体室の流体圧によって変形する時に前記長尺体の長手方向への前記筒状弾性体の変形を規制し、
前記筒状弾性体は、展開図で見て前記長尺体の短手方向よりも前記長尺体の長手方向に伸びにくい異方性を有する、流体圧アクチュエータ用筒状部材。
続きを表示(約 920 文字)
【請求項2】
前記長尺体は、前記展開図で見て前記筒状弾性体の周方向に対して角度をなす線状をなす、請求項1に記載の流体圧アクチュエータ用筒状部材。
【請求項3】
前記展開図で見て前記筒状弾性体の前記周方向に対して前記長尺体がなす前記角度は0°より大きく45°未満である、請求項2に記載の流体圧アクチュエータ用筒状部材。
【請求項4】
前記筒状弾性体の前記異方性は、前記展開図で見て前記長尺体に対して前記筒状弾性体の軸方向に沿う線について対称の仮想長尺体の短手方向よりも前記仮想長尺体の長手方向に伸びにくい、請求項3に記載の流体圧アクチュエータ用筒状部材。
【請求項5】
前記筒状弾性体の前記異方性は、前記展開図で見て前記筒状弾性体の前記周方向よりも前記筒状弾性体の軸方向に伸びやすい、請求項3に記載の流体圧アクチュエータ用筒状部材。
【請求項6】
前記筒状弾性体の前記異方性は、展開図で見て前記長尺体の長手方向に対して前記筒状弾性体の最も伸びにくい方向がなす角度が0°以上30°未満である、請求項3に記載の流体圧アクチュエータ用筒状部材。
【請求項7】
前記流体室に前記流体圧を加えることで、前記筒状弾性体の径方向外側への伸びが1.5倍以下であり、軸方向外側への伸びが4.5倍以上である状態に変形できる、請求項3に記載の流体圧アクチュエータ用筒状部材。
【請求項8】
前記展開図で見て前記筒状弾性体の前記周方向に対して前記長尺体がなす前記角度は45°より大きく90°以下である、請求項2に記載の流体圧アクチュエータ用筒状部材。
【請求項9】
前記長尺体は環状をなす、請求項1に記載の流体圧アクチュエータ用筒状部材。
【請求項10】
前記筒状弾性体は、筒状弾性体本体と、前記筒状弾性体本体に対して弾性率が大きい複数の短尺体からなる短尺体群とを有し、
前記短尺体群は、前記筒状弾性体の前記異方性を定める配向を有する、請求項1に記載の流体圧アクチュエータ用筒状部材。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は流体圧アクチュエータ用筒状部材に関する。
続きを表示(約 1,000 文字)
【背景技術】
【0002】
流体圧アクチュエータの流体室の一部を形成する流体圧アクチュエータ用筒状部材であって、筒状弾性体と筒状弾性体に沿って伸びる長尺体とを有し、長尺体は、筒状弾性体が流体室の流体圧によって変形する時に長尺体の長手方向への筒状弾性体の変形を規制する、流体圧アクチュエータ用筒状部材が知られている(例えば特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-134873号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記のような流体圧アクチュエータ用筒状部材は、耐久性に優れることが好ましい。
【0005】
そこで本発明の目的は、耐久性に優れる流体圧アクチュエータ用筒状部材を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様は以下のとおりである。
【0007】
[1]
流体圧アクチュエータの流体室の一部を形成する流体圧アクチュエータ用筒状部材であって、
筒状弾性体と前記筒状弾性体に沿って伸びる長尺体とを有し、
前記長尺体は、前記筒状弾性体が前記流体室の流体圧によって変形する時に前記長尺体の長手方向への前記筒状弾性体の変形を規制し、
前記筒状弾性体は、展開図で見て前記長尺体の短手方向よりも前記長尺体の長手方向に伸びにくい異方性を有する、流体圧アクチュエータ用筒状部材。
【0008】
[2]
前記長尺体は、前記展開図で見て前記筒状弾性体の周方向に対して角度をなす線状をなす、[1]に記載の流体圧アクチュエータ用筒状部材。
【0009】
[3]
前記展開図で見て前記筒状弾性体の前記周方向に対して前記長尺体がなす前記角度は0°より大きく45°未満である、[2]に記載の流体圧アクチュエータ用筒状部材。
【0010】
[4]
前記筒状弾性体の前記異方性は、前記展開図で見て前記長尺体に対して前記筒状弾性体の軸方向に沿う線について対称の仮想長尺体の短手方向よりも前記仮想長尺体の長手方向に伸びにくい、[3]に記載の流体圧アクチュエータ用筒状部材。
(【0011】以降は省略されています)
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