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公開番号
2025042162
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-27
出願番号
2023149009
出願日
2023-09-14
発明の名称
画像形成システム
出願人
キヤノン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
B42C
9/00 20060101AFI20250319BHJP(製本;アルバム;ファイル;特殊印刷物)
要約
【課題】 記録材毎に接着用トナー画像の形成位置がずれた場合でも、冊子の見栄えを損ねてしまうことを抑制する画像形成システムを提供する。
【解決手段】 記録材の面に垂直な方向に見たときに、表表紙と中間紙を接着させる接着用トナー画像の面積、または、裏表紙と中間紙を接着させる接着用トナー画像の面積の少なくとも一方が、中間紙同士を接着させる接着用トナー画像の面積よりも大きくなるように接着用トナー画像を形成し、記録材の面に垂直な方向に見たときに、表表紙と中間紙を接着させる接着用トナー画像と、裏表紙と中間紙を接着させる接着用トナー画像と、中間紙同士を接着させる接着用トナー画像が重なるように冊子を作製する。
【選択図】 図6
特許請求の範囲
【請求項1】
記録材に接着用トナー画像を形成する画像形成装置と、
複数の記録材同士を接着させるために接着用トナー画像が形成された記録材を複数重ねた状態で接着用トナー画像部を加熱および加圧する熱圧着ユニットを有し、表表紙となる記録材と、裏表紙となる記録材と、表表紙と裏表紙の間に挟まれている2枚以上の中間紙となる記録材と、から形成される冊子を作製する冊子作製装置と、
を有する画像形成システムにおいて、
記録材の面に垂直な方向に見たときに、表表紙と中間紙を接着させる接着用トナー画像の面積、または、裏表紙と中間紙を接着させる接着用トナー画像の面積の少なくとも一方が、中間紙同士を接着させる接着用トナー画像の面積よりも大きくなるように接着用トナー画像を形成し、
記録材の面に垂直な方向に見たときに、表表紙と中間紙を接着させる接着用トナー画像と、裏表紙と中間紙を接着させる接着用トナー画像と、中間紙同士を接着させる接着用トナー画像が重なるように冊子を作製することを特徴とする画像形成システム。
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【請求項2】
表表紙と中間紙を接着させる接着用トナー画像、および、裏表紙と中間紙を接着させる接着用トナー画像を長方形形状として、長方形形状の長辺を記録材の長辺または短辺に沿わせて形成することを特徴とする請求項1に記載の画像形成システム。
【請求項3】
表表紙と中間紙を接着させる接着用トナー画像の短辺、または、裏表紙と中間紙を接着させる接着用トナー画像の短辺の少なくとも一方が、中間紙同士を接着させる接着用トナー画像の短辺よりも長くなるように接着用トナー画像を形成することを特徴とする請求項2に記載の画像形成システム。
【請求項4】
表表紙と中間紙を接着させる接着用トナー画像の長辺、または、裏表紙と中間紙を接着させる接着用トナー画像の長辺の少なくとも一方が、中間紙同士を接着させる接着用トナー画像の長辺よりも長くなるように接着用トナー画像を形成することを特徴とする請求項2に記載の画像形成システム。
【請求項5】
表表紙と中間紙を接着させる接着用トナー画像、および、裏表紙と中間紙を接着させる接着用トナー画像を長方形形状として記録材の長辺と短辺で形成される角部に形成することを特徴とする請求項1に記載の画像形成システム。
【請求項6】
表表紙と中間紙を接着させる接着用トナー画像の短辺、または、裏表紙と中間紙を接着させる接着用トナー画像の短辺の少なくとも一方が、中間紙同士を接着させる接着用トナー画像の短辺よりも長くなるように接着用トナー画像を形成することを特徴とする請求項5に記載の画像形成システム。
【請求項7】
表表紙と中間紙を接着させる接着用トナー画像の長辺、または、裏表紙と中間紙を接着させる接着用トナー画像の長辺の少なくとも一方が、中間紙同士を接着させる接着用トナー画像の長辺よりも長くなるように接着用トナー画像を形成することを特徴とする請求項5に記載の画像形成システム。
【請求項8】
表表紙と中間紙を接着させる接着用トナー画像、および、裏表紙と中間紙を接着させる接着用トナー画像を三角形形状として記録材の長辺と短辺で形成される角部に形成することを特徴とする請求項1に記載の画像形成システム。
【請求項9】
中間紙同士を接着させる接着用トナー画像を三角形形状として記録材の長辺と短辺で形成される角部に形成することを特徴とする請求項8に記載の画像形成システム。
【請求項10】
記録材の種類に応じて、表表紙と中間紙を接着させる接着用トナー画像の形状または面積、裏表紙と中間紙を接着させる接着用トナー画像の形状または面積、の少なくとも一方を変えることを特徴とする請求項1に記載の画像形成システム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、記録材に形成された接着用トナーを加熱および加圧することで複数の記録材を接着して冊子を作製する冊子作製装置を有する画像形成システムに関するものである。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、電子写真プロセスを利用して接着用トナー画像を記録材に形成し、記録材同士を接着させて冊子を作製する冊子作製装置および画像形成システムとして特許文献1に記載されているような装置およびシステムが提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2010-111025号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載されているような冊子作製装置を備える画像形成装置においては、以下に示すような理由で、冊子の見栄えや品質が落ちる恐れがある。
【0005】
例えば、ユーザーが給紙カセットに記録材をセットする際、ユーザーの力加減によっては、記録材の幅方向の規制が正しく行われず、記録材ごとに幅方向にずれた状態で、給紙、搬送される場合がある。また、接着される際の記録材同士の整合が様々な要因でずれてしまう場合がある。これらのようなことが起こった場合、接着用トナー画像の形成位置が記録材毎にずれた状態で冊子が作製されてしまう恐れがある。
【0006】
記録材毎に接着用トナー画像の形成位置がずれて冊子が作製されると、作製した冊子を表表紙や裏表紙から観察した際に、表表紙や裏表紙を接着する接着用トナー画像の外側に冊子内側の紙同士を接着させる接着用トナー画像が透けて見え、冊子の見栄えや品質が落ちてしまう懸念があるという課題がある。
【0007】
上記の課題を鑑み、本発明は、記録材毎に接着用トナー画像の形成位置がずれた場合でも、冊子の見栄えや品質を損ねてしまうことを抑制することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記目的を達成するため、本発明は、記録材に接着用トナー画像を形成する画像形成装置と、複数の記録材同士を接着させるために接着用トナー画像が形成された記録材を複数重ねた状態で接着用トナー画像部を加熱および加圧する熱圧着ユニットを有し、表表紙となる記録材と、裏表紙となる記録材と、表表紙と裏表紙の間に挟まれている2枚以上の中間紙となる記録材と、から形成される冊子を作製する冊子作製装置と、を有する画像形成システムにおいて、記録材の面に垂直な方向に見たときに、表表紙と中間紙を接着させる接着用トナー画像の面積、または、裏表紙と中間紙を接着させる接着用トナー画像の面積の少なくとも一方が、中間紙同士を接着させる接着用トナー画像の面積よりも大きくなるように接着用トナー画像を形成し、記録材の面に垂直な方向に見たときに、表表紙と中間紙を接着させる接着用トナー画像と、裏表紙と中間紙を接着させる接着用トナー画像と、中間紙同士を接着させる接着用トナー画像が重なるように冊子を作製することを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、記録材毎に接着用トナー画像の形成位置がずれた場合でも、冊子の見栄えや品質を損ねてしまうことを抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
実施例1の画像形成装置および冊子作製装置の断面図
実施例1の記録材の接着用トナー画像を形成する位置を説明する図
実施例1の冊子作製装置における記録材の整合方法を説明する図
実施例1の冊子作製装置に搭載した熱圧着ユニットの断面図
比較例の長辺留め冊子における接着用トナー画像のパターンを示す図
実施例1の接着用トナー画像のパターンを示す図
比較例の角留め冊子における接着用トナー画像のパターンを示す図
実施例2の接着用トナー画像のパターンを示す図
実施例2の接着用トナー画像の変形例を示す図
実施例3の接着用トナー画像のパターンを示す図
本発明の画像形成装置および冊子作製装置の変形例の断面図
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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