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公開番号
2025051066
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-04
出願番号
2023159968
出願日
2023-09-25
発明の名称
洗浄機
出願人
株式会社スギノマシン
代理人
弁理士法人グローバル・アイピー東京
主分類
B08B
3/02 20060101AFI20250328BHJP(清掃)
要約
【課題】簡単な構造で、洗浄物の内部の空間にノズルを挿入できる洗浄機を提供する。
【解決手段】上下方向に延びるテーブル軸1を中心に回転可能なテーブル37と、前後方向に延びる送り台23であって、上下方向、及び、前後方向のみに移動可能な送り台23と、送り台23に配置されるノズル頭25と、テーブル軸1と異なる方向を向く噴口33cを有し、ノズル頭25に配置され、上下方向に延びるノズル軸2を中心に回転可能なノズル33と、を有する、洗浄機10。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
上下方向に延びるテーブル軸を中心に回転可能なテーブルと、
前後方向に延びる送り台であって、上下方向、及び、前後方向のみに移動可能な送り台と、
前記送り台に配置されるノズル頭と、
前記テーブル軸と異なる方向を向く噴口を有し、前記ノズル頭に配置され、上下方向に延びるノズル軸を中心に回転可能なノズルと、
を有する、洗浄機。
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【請求項2】
前記ノズル頭は、
前記送り台から上方に延びる柱部と、
前記柱部の上端部から前方に延びる梁部と、
を有し、
前記ノズルは、前記梁部の先端部に配置される、
請求項1に記載の洗浄機。
【請求項3】
前記ノズルは、前記ノズル軸に沿って下方に延びる軸部を有し、
前記噴口は、前記軸部の下端部に配置され、水平方向を向く、
請求項1又は2に記載の洗浄機。
【請求項4】
前記テーブルを支持する架台と、
前記架台に配置され、前記送り台を上下方向及び前後方向に移動させる移動装置と、
前記ノズルを囲む洗浄室であって、
上方開口を有し、前記架台に固定される洗浄室ボディと、
前記上方開口を覆う上部カバーと、
を有する洗浄室と、
を更に有し、
前記移動装置が前記送り台を下端に移動させたときに、前記ノズル頭が前記洗浄室ボディの上端よりも下方に位置し、
前記移動装置が前記送り台を上方に移動させたときに、前記ノズル頭が上記上方開口を通過する、
請求項1~3のいずれかに記載の洗浄機。
【請求項5】
前記洗浄室は、上下方向に延びて、前記送り台が貫通可能な背面開口を有し、
前記柱部の前方に配置される直撃防止板であって、下方に向かうにつれて後方に傾斜するように上下方向に延びる直撃防止板と、
前記送り台の下方に位置する前記背面開口を覆い、上下方向に伸縮可能な伸縮カバーと、
を更に有する、請求項4に記載の洗浄機。
【請求項6】
前記ノズルへ洗浄流体を供給する洗浄流体源と、
前記洗浄流体源と接続され、前記ノズル頭に配置されるスイベルハウジングと、
前記ノズル軸を中心として前記スイベルハウジングに回転可能に支持される主軸であって、前記ノズルと前記洗浄流体源とを接続する主軸流路を有し、前記ノズルを支持する主軸と、
を更に有する、請求項1~5のいずれかに記載の洗浄機。
【請求項7】
トラニオン受を有し、前記テーブル軸を中心に回転可能なテーブル台を更に有し、
前記テーブルは、水平方向に延びて前記トラニオン受に回転可能に支持されるトラニオン軸を有し、前記トラニオン軸を中心に回転可能である、
請求項1~6のいずれかに記載の洗浄機。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、洗浄機に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
第1軸を中心に回転する中空のテーブル回転シャフトと、テーブル回転シャフトに固定され、洗浄対象物を設置可能なテーブルと、第1軸と平行な第2軸を中心に回転し、洗浄流体を第2軸と異なる方向に噴出するノズルと、を有する洗浄機が提案されている(特開2021-191572号公報。以下、特許文献1)。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
特許文献1の洗浄機は、洗浄物の内部に穴などの空間を有する場合に、その空間内にノズルを挿入できない。
本発明は、簡単な構造で、洗浄物の内部の空間にノズルを挿入できる洗浄機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明の第1の観点は、
上下方向に延びるテーブル軸を中心に回転可能なテーブルと、
前後方向に延びる送り台であって、上下方向、及び、前後方向のみに移動可能な送り台と、
前記送り台に配置されるノズル頭と、
前記テーブル軸と異なる方向を向く噴口を有し、前記ノズル頭に配置され、上下方向に延びるノズル軸を中心に回転可能なノズルと、
を有する、洗浄機である。
【0005】
ノズルは、テーブル軸を通り、上下前後方向に延びる送り平面上を移動する。ノズル軸は、送り平面上を通過する。
【0006】
架台に配置され、送り台を上下方向及び前後方向に移動させる移動装置を有しても良い。
移動装置が送り台を下端に移動させたときに、ノズル頭は、洗浄室ボディの上端よりも下方に位置する。
移動装置は、架台に配置されるYガイドと、Yガイド上に配置され、Yガイドに案内される移動コラムと、移動コラムに配置されるZガイドと、を有しても良い。移動装置は、架台に配置され、移動コラムを移動させるY送り装置と、移動コラムに配置され、送り台を移動させるZ送り装置を有しても良い。移動コラムは、前後方向に移動する。送り台は、Zガイド上に配置され、Zガイドに案内される。送り台は、上下方向に移動する。
【0007】
背面開口は、洗浄室ボディに配置される。伸縮カバーは、送り台の上方に位置する背面開口を覆っても良い。
上部カバーは、洗浄室ボディに着脱自在に配置されて良い。また、上部カバーは、ノズル頭と上方開口との間の空間を覆う伸縮カバーでも良い。
【0008】
洗浄流体源は、洗浄機の外部に配置されてよい。洗浄流体源は、例えば、液体ポンプである。洗浄流体は、主として液体である。洗浄流体は、例えば、水、水系洗浄液である。
【発明の効果】
【0009】
本発明の洗浄機によれば、簡単な構造で、洗浄物の内部の空間にノズルを挿入できる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
実施形態1の洗浄機の立面図
実施形態1の洗浄機の平面図
実施形態1の洗浄機の斜視図
図1のIV部拡大図
図2のV-V線断面図
実施形態1の洗浄機によるワーク外面の洗浄状態を示す平面図
実施形態1の洗浄機によるワーク内部の洗浄状態を示す平面図
実施形態2の洗浄機の斜視図
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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