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公開番号
2025051552
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-04
出願番号
2023175582
出願日
2023-09-22
発明の名称
製品の品質を証す文書
出願人
niche&biodata株式会社
代理人
主分類
B42D
15/00 20060101AFI20250327BHJP(製本;アルバム;ファイル;特殊印刷物)
要約
【課題】生物由来製品の品質の特定を容易にする文書を提供する.
【解決手段】バイオ医薬品や食品等の生物由来製品について品質を証明する文書が証明しようとする生物由来材料由来シークエンスデータの国際DNAデータベース上の識別子が記載されたバイオ医薬品や食品等の生物由来製品について品質を証明する文書.
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
バイオ医薬品や食品等の生きた動物そのものではない生物由来製品について品質を証明する文書であって,
特定の生物由来製品あるいは中間生成物,廃棄物と,前述の検体に由来する核酸のシークエンスデータのDNA Data Bank of Japan,National Center for Biotechnology Information,European Nucleotide Archiveにより運営される国際データベースであるSequence read archive上の識別子とを記載した製品の品質を証す文書.
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は,バイオ医薬品や食品等の生物由来製品について品質を証明する情報担持文書に関する.
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【背景技術】
【0002】
従来,バイオ医薬品や食品等の生物由来製品の生産者は生産した製品について品質と安全性の証拠書類を作成し規制当局への申請文書とし,あるいは顧客への説明文書としてきた.
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
製品の品質を客観的に証明する元のデータの表示方法が存在しなかった.
【課題を解決するための手段】
【0004】
製品または原料に含まれる核酸をシークエンスし,DNA Data Bank of Japan,National Center for Biotechnology Information,European Nucleotide Archive等が運営する国際DNAデータベースであるSequence read archiveに登録することによって得られた登録識別子を文書に記載することにより,製品の品質を客観的に証明する元のデータを表示することができる.
【0005】
本発明の好ましい態様は,
バイオ医薬品製造に用いた細胞から核酸を抽出し,一般的な次世代シークエンサーを用いたワークフローによってシークエンスデータを取得する.前述のシークエンスデータをDDBJ/NCBI/ENA等の国際DNAデータベースに登録することによって得られた登録識別子を製品の品質を証す文書に記載する.
【発明の効果】
【0006】
本発明の製品の品質を証す文書は,製品の品質の特定を容易にする.
【 実施例】
【0007】
培養したCHO細胞の核酸を抽出して次世代シークエンサーを用いてシークエンスデータを取得した.DDBJのSRAデータベースに登録し,DRS171016の識別子を得た.培養したCHO細胞に由来する製品の品質を証す文書にDRS171016を記載した.銀鱗昭和は国際DNAデータベースであるNCBIの中に右記URLから確認することができる(https://www.ncbi.nlm.nih.gov/biosample/SAMD00159386).
【産業上の利用可能性】
【0008】
本発明は,生物由来製品を生産する工業の分野で利用されうる.
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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