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公開番号
2025056805
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-09
出願番号
2022029746
出願日
2022-02-28
発明の名称
複層構造体
出願人
日東電工株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
B32B
15/04 20060101AFI20250402BHJP(積層体)
要約
【課題】ガラス層、金属層、及び支持体を含む複層構造体において、加熱による像の歪を低減する。
【解決手段】本複層構造体は、金属製の支持体と、前記支持体上に積層された粘着剤層と、前記粘着剤層上に積層された金属層と、前記金属層上に積層されたガラス層と、を有し、前記ガラス層の厚みは、10μm以上300μm以下である。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
金属製の支持体と、
前記支持体上に積層された粘着剤層と、
前記粘着剤層上に積層された金属層と、
前記金属層上に積層されたガラス層と、を有し、
前記ガラス層の厚みは、10μm以上300μm以下である、複層構造体。
続きを表示(約 330 文字)
【請求項2】
aを前記支持体の長手方向の長さ、bを前記支持体の厚さ、Eを前記支持体のヤング率とし、剛性パラメータαを、α=E×(a×b
3
)/12、としたときに、0.1<α<40を満たす、請求項1に記載の複層構造体。
【請求項3】
前記支持体の材料は、アルミニウム、ステンレス鋼、又は銅である、請求項1又は2に記載の複層構造体。
【請求項4】
前記粘着剤層と前記金属層との間に樹脂層が積層されている、請求項1乃至3の何れか一項に記載の複層構造体。
【請求項5】
前記金属層と前記ガラス層との間に接着剤層が積層されている、請求項1乃至4の何れか一項に記載の複層構造体。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、複層構造体に関する。
続きを表示(約 990 文字)
【背景技術】
【0002】
2以上の層を積層させた複層構造体が知られている。一例として、板厚の薄いガラス層(ガラスフィルム)上に銀等からなる金属層を積層させた複層構造体が挙げられる。この複層構造体の厚みは、例えば、10~200μmの範囲内である。この複層構造体は、例えば、ダウンドロー法によって成形されたガラスロールより得られる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2013-231744号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記のような板厚の薄いガラス層は非常に脆いため、クラックが生じやすく、またハンドリング性に劣るため、例えば、ガラス層の片側に支持体を貼り付けて補強し、ハンドリング性を向上させた複層構造体が提案されている。
【0005】
しかしながら、支持体の材料によっては、加熱による熱収縮により金属層にカールが生じたり、支持体からの揮発水分により発泡が生じたりして、像が歪む課題があった。
【0006】
本発明は、上記の点に鑑みてなされたもので、ガラス層、金属層、及び支持体を含む複層構造体において、加熱による像の歪を低減することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本複層構造体は、金属製の支持体と、前記支持体上に積層された粘着剤層と、前記粘着剤層上に積層された金属層と、前記金属層上に積層されたガラス層と、を有し、前記ガラス層の厚みは、10μm以上300μm以下である。
【発明の効果】
【0008】
開示の技術によれば、ガラス層、金属層、及び支持体を含む複層構造体において、加熱による像の歪を低減できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本実施形態に係る複層構造体を例示する断面図である。
実施例及び比較例の条件及び結果を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を参照して発明を実施するための形態について説明する。各図面において、同一構成部分には同一符号を付し、重複した説明を省略する場合がある。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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