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公開番号
2025064015
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-17
出願番号
2023173380
出願日
2023-10-05
発明の名称
医療用弾性シート及びそれを用いた医療器具
出願人
株式会社八光
代理人
弁理士法人平田国際特許事務所
主分類
A61B
17/02 20060101AFI20250410BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】身体に対する愛護性を維持しつつ、医療器具等の鋭利な先端部の接触により弾性シートが損傷しても当該損傷の拡大を抑制することができる医療用弾性シート及びそれを用いた医療器具を提供する。
【解決手段】弾性シート4Aは、板状のベース部41と、ベース部41の少なくとも一方の面に形成されたリブ部42とを備え、ベース部41は、リブ部42によってそれぞれ全周が囲まれた複数のセル領域41aがリブ部42を介して面内に連続して形成され、リブ部42は、互いに連続して繋がっている。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
板状のベース部と、
前記ベース部の少なくとも一方の面に形成されたリブ部と、を備え、
前記ベース部は、前記リブ部によってそれぞれ全周が囲まれた複数のセル領域が前記リブ部を介して面内に連続して形成され、
前記リブ部は、互いに連続して繋がっている、
医療用弾性シート。
続きを表示(約 550 文字)
【請求項2】
前記セル領域は、三角形、多角形、円形又は楕円形を有する、
請求項1に記載の医療用弾性シート。
【請求項3】
前記セル領域は、六角形を有する、
請求項2に記載の医療用弾性シート。
【請求項4】
前記ベース部及び前記リブ部は、同一の樹脂材料により形成されている、
請求項1に記載の医療用弾性シート。
【請求項5】
前記ベース部は、筒状に形成され、
前記リブ部は、筒状の前記ベース部の外側の面及び内側の面の少なくとも一方の面に形成された、
請求項1から4のいずれか1項に記載の医療用弾性シート。
【請求項6】
前記ベース部は、平面状に形成された、
請求項1から4のいずれか1項に記載の医療用弾性シート。
【請求項7】
同軸上に対向して配置された環状の外側リング及び内側リングと、
両端部が前記外側リング及び前記内側リングに固定された請求項5に記載の医療用弾性シートと、
を備えた医療器具。
【請求項8】
環状のリングと、
周端部が前記リングに固定された請求項6に記載の医療用弾性シートと、
を備えた医療器具。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、医療用弾性シート及びそれを用いた医療器具に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
内視鏡下外科手術においては、切開創の開創の維持、自然開口部の拡張状態の維持、臓器等の圧排のため、開創器、拡張器、圧排器等の医療機器が用いられている(例えば、特許文献1、2、3参照)。
【0003】
特許文献1に記載された創縁保護器具は、同軸上に対向して配置された2つのリングと、2つのリングに両端付近が拡張した状態で固定されたシリコーンゴムからなる筒状の筒状部材(弾性シート)とを備える。特許文献2に記載された圧排器具は、リング状のフレームと、フレームに周端が固定されたシリコーンゴムからなる面状シート(弾性シート)とを備える。
【0004】
特許文献3に記載された組織開創器は、外リングと、内リングと、外リング及び内リングに両端付近が拡張した状態で固定された耐磨耗性及び/又は耐穿刺性の材料から形成された可撓性シース(弾性シート)とを備える。可撓性シースは、ポリマーフィルム層(例えば、ポリウレタン層)と、布層(例えば、ポリエステル編製布、金属製のファイバ又はストランドの金属製構成要素)とを含む複数の層から形成され、布層の繊維や撚糸の編み方等によって長さ方向及び周方向の伸縮性を変更可能としている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
実用新案登録第3062106号公報
特許第5221447号公報
特許第6247003号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
医療器具には、ハサミ、トロッカー、メス、縫合針などのように鋭利な先端部を有する手術器具や注射器等がある。特許文献1に記載された創縁保護器具は、筒状部材が厚さの薄いシリコーンゴムから形成されているため、手術器具の鋭利な先端部が接触して筒状部材が損傷する場合がある。使用状態では可撓性シースは、伸ばされた状態にあるため、張力によって当該損傷部が裂けて広がり、切開創の維持が困難となったり、筒状部材の一部が離断して体腔内に脱落して体内遺残を起こす虞がある。特許文献2に記載された圧排器具においても、特許文献1と同様の虞がある。
【0007】
特許文献3に記載された組織開創器によると、可撓性シースがポリマーフィルム層と組み合わせる布層の材料によっては柔軟性や伸び率が損なわれ、ポリマーフィルム層のみからなる可撓性シースと比較して切開部組織の愛護的な開創が難しくなる。
【0008】
本発明の課題は、身体に対する愛護性を維持しつつ、医療器具等の鋭利な先端部の接触により弾性シートが損傷しても当該損傷の拡大を抑制することができる医療用弾性シート及びそれを用いた医療器具を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明は、上記課題を解決するため、板状のベース部と、前記ベース部の少なくとも一方の面に形成されたリブ部と、を備え、
前記ベース部は、前記リブ部によってそれぞれ全周が囲まれた複数のセル領域が前記リブ部を介して面内に連続して形成され、
前記リブ部は、互いに連続して繋がっている、医療用弾性シートを提供する。
【0010】
また、本発明は、上記課題を解決するため、同軸上に対向して配置された環状の外側リング及び内側リングと、両端部が前記外側リング及び前記内側リングに固定された前記医療用弾性シートと、を備えた医療器具を提供する。
(【0011】以降は省略されています)
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