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公開番号
2025065884
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-22
出願番号
2023175393
出願日
2023-10-10
発明の名称
配車管理装置及び配車管理方法
出願人
日産自動車株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
G08G
1/123 20060101AFI20250415BHJP(信号)
要約
【課題】 非常事態時に、非常事態発生エリアの悪化した走行環境に対応した車両を適切に選択し配車する。
【解決手段】 本発明は、前記各車両から車両情報を取得する車両情報取得部と、前記各車両の前記車両情報を記憶する前記車両情報データベースを参照して、前記複数の車両の中から車両を選択する車両選択部と、選択された前記車両に対して配車指示を行う配車指示部と、を備える配車管理装置である。前記車両選択部は、非常事態通報があった場合に、前記車両情報データベースを参照して、前記非常事態通報が示す非常事態のカテゴリーに対応可能な車両特性を有する第1グループの車両を選択する一方、前記非常事態の間、ユーザの配車要求に応答して、第2グループの車両を選択する。前記配車指示部は、前記第1グループの車両に対して配車指示を行う一方、前記第2グループの車両に対して前記ユーザを乗車させる配車指示を行う。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
所定のサービス対象エリアにおいて複数の車両の配車を管理する配車管理装置であって、
前記複数の車両の各々から車両情報を取得する車両情報取得部と、
前記各車両の前記車両情報を記憶する車両情報データベースと、
前記車両情報データベースを参照して、前記複数の車両の中から車両を選択する車両選択部と、
選択された前記車両に対して配車指示を行う配車指示部と、を備え、
前記車両選択部は、
非常事態通報があった場合に、前記車両情報データベースを参照して、前記非常事態通報が示す非常事態のカテゴリーに対応可能な車両特性を有する少なくとも1以上の第1グループの車両を選択する一方、前記非常事態の間、ユーザの配車要求に応答して、第2グループの車両を選択し、
前記配車指示部は、前記少なくとも1以上の第1グループの車両に対して配車指示を行う一方、前記第2グループの車両に対して前記ユーザを乗車させる配車指示を行う、
配車管理装置。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記車両選択部は、前記非常事態通報が示す非常事態発生エリアと、前記車両情報が示す位置情報との地理的位置関係に基づいて、前記少なくとも1以上の第1グループの車両を選択する、
請求項1に記載の配車管理装置。
【請求項3】
前記車両選択部は、前記地理的位置関係において、前記非常事態発生エリアに対して近い前記第1グループの車両から順に選択する、
請求項2に記載の配車管理装置。
【請求項4】
前記車両選択部は、前記車両情報に基づいて算出される航続可能距離が、前記位置情報に基づく現在位置から前記非常事態発生エリアまでの移動距離に対して所定値以上である前記第1グループの車両を選択する、
請求項3に記載の配車管理装置。
【請求項5】
前記車両選択部は、前記所定のサービス対象エリアにおける第1のエリアから所定の台数以上の前記第1グループの車両を選択できない場合に、前記所定の台数に対して不足する台数の前記第1グループの車両を、前記所定のサービス対象エリアにおける第2のエリアから選択する、
請求項1に記載の配車管理装置。
【請求項6】
前記車両選択部は、前記ユーザに対して未だ配車されていない車両を前記少なくとも1以上の第1グループの車両として選択する、
請求項1に記載の配車管理装置。
【請求項7】
前記非常事態のカテゴリーを判別する非常事態判別部を更に備え、
前記車両選択部は、前記非常事態の前記カテゴリーに応じた走行環境に対応する車両特性を有する車両を前記第1グループの車両として選択する、
請求項1に記載の配車管理装置。
【請求項8】
前記非常事態の前記カテゴリーが道路冠水を含む場合に、前記車両選択部は、前記車両特性が高床かつ内燃機関動力である前記第1グループの車両を選択する、
請求項7に記載の配車管理装置。
【請求項9】
前記非常事態の前記カテゴリーが道路冠水を含む場合に、前記車両選択部は、前記車両特性が少なくとも高床及び内燃機関動力を含む前記第1グループの車両を選択する、
請求項7に記載の配車管理装置。
【請求項10】
前記非常事態の前記カテゴリーが大雪を含む場合に、前記車両選択部は、前記車両特性が少なくとも四輪駆動、高床、及び冬用タイヤを含む前記第1グループの車両を選択する、
請求項7に記載の配車管理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、配車管理装置及び配車管理方法に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
モビリティサービスは、車両による乗客及び/又は荷物の運送(輸送)をスムーズに提供するサービスである。モビリティサービスでは、各車両の稼働率を高めつつ、ユーザの利便性を向上させるために、車両の効率的な配車が要求される。
【0003】
一方、災害等の非常事態・緊急事態が発生した場合、通常の配車サービスを中断して非常事態に対応することが望まれる。
【0004】
例えば、下記特許文献1は、自律走行可能な車両が第1の業務の実行中に非常事態が発生した場合に、該第1の業務を中断し、非常事態対応の第2の業務を実行するために、該第2の業務に係る所定の場所へ該車両を移動させる技術を開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2020-113130号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、上記の特許文献1に開示された技術は、非常事態の発生に伴う走行環境の悪化を何ら考慮していなかったため、第2の業務を実行する際に、悪化した走行環境に適応しない車両を移動させてしまうという問題があった。
【0007】
そこで、本発明は、かかる問題に鑑み、あるエリアでの非常事態の発生に際し、該エリアの悪化した走行環境に対応した車両を適切に選択し派遣し得るようにした配車管理装置及び配車管理方法を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決するための本発明は、以下に示す発明特定事項乃至は技術的特徴を含んで構成される。
【0009】
ある観点に従う本発明は、所定のサービス対象エリアにおいて複数の車両の配車を管理する配車管理装置である。前記配車管理装置は、前記複数の車両の各々から車両情報を取得する車両情報取得部と、前記各車両の前記車両情報を記憶する車両情報データベースと、前記車両情報データベースを参照して、前記複数の車両の中から車両を選択する車両選択部と、選択された前記車両に対して配車指示を行う配車指示部と、を備える。前記車両選択部は、非常事態通報があった場合に、前記車両情報データベースを参照して、前記非常事態通報が示す非常事態のカテゴリーに対応可能な車両特性を有する少なくとも1以上の第1グループの車両を選択する一方、前記非常事態の間、ユーザの配車要求に応答して、第2グループの車両を選択する。そして、前記配車指示部は、前記少なくとも1以上の第1グループの車両に対して配車指示を行う一方、前記第2グループの車両に対して前記ユーザを乗車させる配車指示を行う。
【0010】
また、本発明は、配車要求に応答して車両の配車を管理する配車管理装置による配車管理方法並びに該方法を実行するためのコンピュータプログラム及びこれを非一時的に記録した記録媒体としても成立する。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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