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公開番号
2025066546
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-23
出願番号
2023176231
出願日
2023-10-11
発明の名称
チューブ容器用包材、チューブ容器及び樹脂ペレットの製造方法
出願人
大日本印刷株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
B32B
27/00 20060101AFI20250416BHJP(積層体)
要約
【課題】環境負荷を低減することが可能な、チューブ容器用包材、チューブ容器及び樹脂ペレットの製造方法を提供する。
【解決手段】チューブ容器用包材10は、外面101から内面102に向かって順に配置された第1シーラント層11と、剥離層12と、第2シーラント層13とを備えている。第1シーラント層11の少なくとも90%以上は、同一樹脂系の材料である。剥離層12は、水に溶解する材料から構成されている。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
外面から内面に向かって順に配置された第1シーラント層と、剥離層と、第2シーラント層とを備え、
前記第1シーラント層の少なくとも90%以上は、同一樹脂系の材料であり、
前記剥離層は、水に溶解する材料から構成されている、チューブ容器用包材。
続きを表示(約 810 文字)
【請求項2】
前記第2シーラント層は、前記同一樹脂系の材料を含む、請求項1に記載のチューブ容器用包材。
【請求項3】
前記剥離層と前記第2シーラント層との間に設けられた基材層を更に備える、請求項1に記載のチューブ容器用包材。
【請求項4】
前記剥離層と前記第2シーラント層との間に設けられたバリア層を更に備える、請求項1に記載のチューブ容器用包材。
【請求項5】
前記第1シーラント層及び前記第2シーラント層の少なくとも一方は、バイオマス由来の樹脂を含む、請求項1に記載のチューブ容器用包材。
【請求項6】
チューブ容器において、
請求項1乃至5のいずれか一項に記載のチューブ容器用包材を有する胴部チューブと、
前記胴部チューブの一端に接合された頭部部材とを備える、チューブ容器。
【請求項7】
樹脂ペレットの製造方法であって、
請求項1乃至5のいずれか一項に記載のチューブ容器用包材又は請求項6に記載のチューブ容器を回収する工程と、
回収された前記チューブ容器用包材又は前記チューブ容器を破砕する工程と、
破砕された前記チューブ容器用包材又は前記チューブ容器を水中で撹拌することによって、前記剥離層を溶解させることにより前記第2シーラント層から前記第1シーラント層を分離させるとともに、前記第1シーラント層から異物を除去する工程と、
前記第2シーラント層から分離した前記第1シーラント層を乾燥及び選別する工程と、
選別された前記第1シーラント層を粉砕する工程と、
粉砕された前記第1シーラント層を溶融させる工程と、
溶融した前記第1シーラント層から樹脂ペレットを成形する工程と、
前記樹脂ペレットを冷却する工程と、を備える、樹脂ペレットの製造方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、チューブ容器用包材、チューブ容器及び樹脂ペレットの製造方法に関する。
続きを表示(約 880 文字)
【背景技術】
【0002】
従来より、アルミニウム箔を備えるチューブ容器が知られている(例えば、特許文献1)。特許文献1には、筒状体とする際のサイドシーム時に、サイドシーム部分におけるアルミニウム箔層のシワの発生を抑制できるチューブ容器が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-187819号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、このようアルミニウム箔を備えるチューブ容器は、樹脂をリサイクルすることなく、焼却処分されることが一般的である。
【0005】
一方、近年、循環型社会の構築を求める声が高まっている。このため、種々の方法によってチューブ容器から樹脂をリサイクルすることにより、環境負荷を低減することが求められている。
【0006】
本開示はこのような点を考慮してなされたものであり、環境負荷を低減することが可能な、チューブ容器用包材、チューブ容器及び樹脂ペレットの製造方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の実施の形態は、以下の[1]~[6]に関する。
【0008】
[1]
外面から内面に向かって順に配置された第1シーラント層と、剥離層と、第2シーラント層とを備え、
前記第1シーラント層の少なくとも90%以上は、同一樹脂系の材料であり、
前記剥離層は、水に溶解する材料から構成されている、チューブ容器用包材。
【0009】
[2]
前記第2シーラント層は、前記同一樹脂系の材料を含む、[1]に記載のチューブ容器用包材。
【0010】
[3]
前記剥離層と前記第2シーラント層との間に設けられた基材層を更に備える、[1]又は[2]に記載のチューブ容器用包材。
(【0011】以降は省略されています)
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