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公開番号2025067081
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-24
出願番号2023176772
出願日2023-10-12
発明の名称埋戻し方法
出願人鹿島建設株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類E02D 29/05 20060101AFI20250417BHJP(水工;基礎;土砂の移送)
要約【課題】埋戻し領域近傍に必要な作業エリアを節減することができる埋戻し方法を提供する。
【解決手段】所定の埋戻し領域1を埋戻し材で埋め戻す埋戻し方法であって、埋戻し材としての砂Sを、砂置き場23から当該砂置き場23よりも低い位置の埋戻し領域1に、空気搬送によって搬送し投入する投入工程を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
所定の埋戻し領域を埋戻し材で埋め戻す埋戻し方法であって、
前記埋戻し材としての粒体物を、前記粒体物の置き場から当該置き場よりも低い位置の前記埋戻し領域に、空気搬送によって搬送し投入する投入工程を備える、埋戻し方法。
続きを表示(約 330 文字)【請求項2】
前記投入工程における前記粒体物の空気搬送には、空気搬送機を備える搬送装置が使用され、
前記空気搬送機は、
前記粒体物を吸入する上流側ポートと、
前記上流側ポートから吸入した前記粒体物を吐出する下流側ポートと、
前記粒体物の吸入及び吐出の圧力源である圧縮空気を導入する圧縮空気ポートと、を有する、請求項1に記載の埋戻し方法。
【請求項3】
前記粒体物は砂であり、
前記投入工程で前記埋戻し領域に蓄積された前記砂を水締めする水締め工程を更に備える、請求項1に記載の埋戻し方法。
【請求項4】
前記埋戻し領域の水平方向の幅は1.5m以下である、請求項1に記載の埋戻し方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、埋戻し方法に関するものである。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
従来、地盤を掘削して地下の工事等を行なう場合等において、例えば、構造物の地下部の構築が完了した後に、掘削部分を埋め戻すといったことが行なわれる。例えば、下記特許文献1に記載の埋戻し方法では、地下の掘削部分をソイルモルタルで埋め戻している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2000-096583号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
このような埋戻し処理では、埋戻し領域に土砂が充填される場合もある。例えばここでは、埋戻し領域の底部への土砂の導入と、敷き均し・転圧と、が繰返し行なわれることで、土砂が締め固められて、埋戻し領域が埋め戻される。この場合、埋戻し領域の上端部には、土砂を投入するためのホッパーが設置され、また、このホッパーに土砂を投入するための重機が配置される。従って、埋戻し領域の上端部に、比較的広い作業エリアを確保する必要があった。これに対し、本発明は、埋戻し領域近傍に必要な作業エリアを節減することができる埋戻し方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の要旨は以下の〔1〕~〔4〕に存する。
【0006】
〔1〕所定の埋戻し領域を埋戻し材で埋め戻す埋戻し方法であって、前記埋戻し材としての粒体物を、前記粒体物の置き場から当該置き場よりも低い位置の前記埋戻し領域に、空気搬送によって搬送し投入する投入工程を備える、埋戻し方法。
【0007】
〔2〕前記投入工程における前記粒体物の空気搬送には、空気搬送機を備える搬送装置が使用され、前記空気搬送機は、前記粒体物を吸入する上流側ポートと、前記上流側ポートから吸入した前記粒体物を吐出する下流側ポートと、前記粒体物の吸入及び吐出の圧力源である圧縮空気を導入する圧縮空気ポートと、を有する、〔1〕に記載の埋戻し方法。
【0008】
〔3〕前記粒体物は砂であり、前記投入工程で前記埋戻し領域に蓄積された前記砂を水締めする水締め工程を更に備える、〔1〕又は〔2〕に記載の埋戻し方法。
【0009】
〔4〕前記埋戻し領域の水平方向の幅は1.5m以下である、〔1〕~〔3〕の何れか1項に記載の埋戻し方法。
【発明の効果】
【0010】
本発明の埋戻し方法によれば、埋戻し領域近傍に必要な作業エリアを節減することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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