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公開番号
2025067803
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-24
出願番号
2024146176
出願日
2024-08-28
発明の名称
トイレ使用者の健康状態推定システム
出願人
TOTO株式会社
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
G16H
10/00 20180101AFI20250417BHJP(特定の用途分野に特に適合した情報通信技術)
要約
【課題】人の健康状態を適切に推定するトイレ使用者の健康状態推定システムを提供する。
【解決手段】トイレ使用者の健康状態推定システムにおいて、状態推定装置は、トイレ装置の使用状況を示すトイレログを取得するログ情報取得手段(取得部)と、ログ情報取得手段が取得するトイレログに基づいてトイレ使用者の健康状態を推定する状態推定手段(推定部)と、を備え、状態推定手段は、トイレログに含まれる排便記録に基づいて、便秘または下痢を含む腸の調子を推定する。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
トイレ装置の使用状況を示すトイレログを取得するログ情報取得手段と、
前記ログ情報取得手段が取得する前記トイレログに基づいてトイレ使用者の健康状態を推定する状態推定手段と、
を備え、
前記状態推定手段は、前記トイレログに含まれる排便記録に基づいて、便秘または下痢を含む腸の調子を推定する
ことを特徴とするトイレ使用者の健康状態推定システム。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記状態推定手段は、複数回分のトイレ使用状況を示すトイレログに基づいて、前記腸の調子の推定を実行する
ことを特徴とする請求項1に記載のトイレ使用者の健康状態推定システム。
【請求項3】
前記状態推定手段が推定した前記腸の調子の推定結果を前記トイレ使用者に通知する通知手段、
をさらに備え、
前記通知手段は、前記複数回分のトイレ使用状況を示すトイレログが所定条件を満たした場合に、前記腸の調子の推定結果を前記トイレ使用者に通知する
ことを特徴とする請求項2に記載のトイレ使用者の健康状態推定システム。
【請求項4】
前記複数回分のトイレ使用状況を示すトイレログには、前記トイレ装置の使用開始及び使用終了を示すトイレログが含まれている
ことを特徴とする請求項2に記載のトイレ使用者の健康状態推定システム。
【請求項5】
前記状態推定手段は、前記排便記録に加えて、前記トイレログに含まれる排尿記録に基づいて、前記腸の調子を推定する
ことを特徴とする請求項1に記載のトイレ使用者の健康状態推定システム。
【請求項6】
前記状態推定手段は、所定期間内の排便回数が所定の回数条件を満たさない場合であって且つ所定期間内の排尿回数が所定の回数条件を満たす場合に、便秘と推定する
ことを特徴とする請求項5に記載のトイレ使用者の健康状態推定システム。
【請求項7】
前記状態推定手段は、前記排便記録に加えて、前記トイレ使用者が在宅しているかの情報に基づいて、前記腸の調子を推定する
ことを特徴とする請求項1に記載のトイレ使用者の健康状態推定システム。
【請求項8】
前記状態推定手段は、前記トイレログに含まれる前記トイレ装置への着座記録となる着座時間が所定の着座条件よりも長い場合に、便秘と推定する
ことを特徴とする請求項1に記載のトイレ使用者の健康状態推定システム。
【請求項9】
前記所定の着座条件は、所定期間における前記トイレ使用者が前記トイレ装置に着座した平均時間である
ことを特徴とする請求項8に記載のトイレ使用者の健康状態推定システム。
【請求項10】
前記状態推定手段は、前記トイレログに含まれる前記トイレ装置が有する洗浄機能の使用回数が所定の洗浄回数条件よりも多い場合に、便秘と推定する
ことを特徴とする請求項1に記載のトイレ使用者の健康状態推定システム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
開示の実施形態は、トイレ使用者の健康状態推定システムに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、健康志向は高まり日々健康状態をモニタリング(観察)することで、健康状態を確認し必要に応じて生活を改善していく事の必要性が高まっている。例えば、個々のユーザに対してよりパーソナライズされた予測結果を提供し得る健康管理システムが提供されている(例えば、特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-174168号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上述の従来技術は、改善の余地がある。例えば、上述の従来技術では、健康管理の対象となるユーザ(管理対象者)の健康状態を把握するために、ユーザの医療情報を有する医療情報データベースにアクセスする必要があり、管理対象者となる人(ユーザ)の医療情報が取得できない場合、その人(ユーザ)の健康状態を把握することが難しい。このように、上述の従来技術には、人の健康状態を把握に用いる情報の観点において改善の余地がある。そのため、例えば人の日々の生活から得られる情報を用いて、人の健康状態を適切に推定することが望まれている。
【0005】
上記のような点を鑑みて、人の健康状態を適切に推定することが課題となる。
【0006】
開示の実施形態は、人の健康状態を適切に推定することができるトイレ使用者の健康状態推定システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
実施形態の一態様に係るトイレ使用者の健康状態推定システムは、トイレ装置の使用状況を示すトイレログを取得するログ情報取得手段と、前記ログ情報取得手段が取得する前記トイレログに基づいてトイレ使用者の健康状態を推定する状態推定手段と、を備え、前記状態推定手段は、前記トイレログに含まれる排便記録に基づいて、便秘または下痢を含む腸の調子を推定することを特徴とする。
【0008】
実施形態の一態様に係るトイレ使用者の健康状態推定システムによれば、トイレログに含まれる排便記録に基づいて、便秘または下痢を含む腸の調子を推定することで、トイレログからトイレ使用者の腸の調子を適切に推定することができる。これにより、トイレ使用者の健康状態推定システムは、人の健康状態を適切に推定することができる。
【0009】
実施形態の一態様に係るトイレ使用者の健康状態推定システムにおいて、前記状態推定手段は、複数回分のトイレ使用状況を示すトイレログに基づいて、前記腸の調子の推定を実行する。
【0010】
実施形態の一態様に係るトイレ使用者の健康状態推定システムによれば、1回のトイレ使用ログだけではなく、複数回のトイレ使用ログに基づいてトイレ使用者の腸の調子を推定することで、腸の調子の推定確度を高めることができる。これにより、トイレ使用者の健康状態推定システムは、人の健康状態を適切に推定することができる。
(【0011】以降は省略されています)
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