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公開番号2025070319
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-02
出願番号2023180545
出願日2023-10-19
発明の名称コンピュータシステム
出願人ゾーン株式会社
代理人個人
主分類G16H 80/00 20180101AFI20250424BHJP(特定の用途分野に特に適合した情報通信技術)
要約【課題】対面診療が必要な患者と、対面診療が可能な医療機関とを、効率的に関連づけることのできるコンピュータシステムを提供すること。
【解決手段】本発明は、コンピュータに、つぎの各ステップを実行させるコンピュータシステムであって、抽出ステップでは、対面診療患者に関する情報を抽出し、オンライン診療患者は、オンライン検査およびオンライン治療の双方を受けることができる疾病に罹患している患者であって、対面診療患者は、オンライン検査を受けることができる疾病であるが、対面治療を受ける必要がある疾病に罹患している患者であって、取得ステップでは、対面診療患者を受け入れることができる医療機関に関する情報を取得し、関連づけステップでは、対面診療患者の住所に関する情報と、医療機関の居所に関する情報と、が所定条件を満たしている場合に、対面診療患者に関する情報と医療機関に関する情報とを関連づける。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
コンピュータに、つぎの各ステップを実行させるコンピュータシステムであって、
抽出ステップでは、オンライン診療患者および対面診療患者、を含む患者に関する情報のうちから、前記対面診療患者に関する情報を抽出し、
前記オンライン診療患者は、オンラインで少なくとも予約をすることができる検査(以下、「オンライン検査」という)およびオンラインで受けることのできる治療(以下、「オンライン治療」という)の双方を受けることができる疾病、に罹患している患者であって、
前記対面診療患者は、前記オンライン検査を受けることができる疾病であるが、前記オンライン検査の結果次第では前記オンライン治療ではなく対面での治療(以下、「対面治療」という)を受ける必要がある疾病、に罹患している患者であって、
取得ステップでは、前記対面診療患者を受け入れることができる医療機関に関する情報を取得し、
関連づけステップでは、抽出された前記対面診療患者に関する情報のうちの住所に関する情報と、取得された前記医療機関に関する情報のうちの居所に関する情報と、が所定条件を満たしている場合に、前記対面診療患者に関する情報と前記医療機関に関する情報とを関連づける、
コンピュータシステム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、医療機関と患者とを関連づけるコンピュータシステムに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、医療機関に関する情報と患者に関する情報とを関連づけることができるコンピュータシステムが知られている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
近年、オンライン環境が整備されたことに伴って、オンライン診療がより身近なものとなったが、オンライン診療が適用可能な疾病には、オンライン(例えば、在宅)で、検査(以下、「オンライン検査」という)のほか、初診から継続的な治療(以下、「オンライン治療」という)までのすべてを行うことが許される疾病と、初診など当初の検査程度まではオンライン診療が可能なものの、その結果次第ではオンライン治療ではなく対面での治療(以下「対面治療」という)を受ける必要がある疾病とが存在する。
【0004】
そのため、なんらかの疾病に罹患している可能性のある人がオンライン検査を受けたとき、引き続きオンライン治療を受けることができる場合と、オンライン治療を受けることができない疾病であるために対面治療が必要になってくる場合とが出てくる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2023-10522公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ここで、ある人がオンライン診療の一環としてオンライン検査を受けた結果、対面診療が必要な疾病であることが判明した場合であって、その医療機関では対面診療を提供することができない疾患であった場合には、その人は、この段階で新たに対面診療が可能な近くの医療機関を探す必要がある。この場合には、人によっては、医療機関を探すのが面倒なため、治療を続ける意思を失ってしまう場合がある。
【0007】
本発明の目的は、対面診療が必要な患者と、対面診療が可能な医療機関と、を効率的に関連づけることのできるコンピュータシステムを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は、
コンピュータに、つぎの各ステップを実行させるコンピュータシステムであって、
抽出ステップでは、オンライン診療患者および対面診療患者、を含む患者に関する情報のうちから、前記対面診療患者に関する情報を抽出し、
前記オンライン診療患者は、オンラインで少なくとも予約をすることができる検査(以下、「オンライン検査」という)およびオンラインで受けることのできる治療(以下、「オンライン治療」という)の双方を受けることができる疾病、に罹患している患者であって、
前記対面診療患者は、前記オンライン検査を受けることができる疾病であるが、前記オンライン検査の結果次第では前記オンライン治療ではなく対面での治療(以下、「対面治療」という)を受ける必要がある疾病、に罹患している患者であって、
取得ステップでは、前記対面診療患者を受け入れることができる医療機関に関する情報を取得し、
関連づけステップでは、抽出された前記対面診療患者に関する情報のうちの住所に関する情報と、取得された前記医療機関に関する情報のうちの居所に関する情報と、が所定条件を満たしている場合に、前記対面診療患者に関する情報と前記医療機関に関する情報とを関連づける、
コンピュータシステムである。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、対面診療が必要な患者と、対面診療が可能な医療機関と、を効率的に関連づけることのできるコンピュータシステムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本実施形態における、コンピュータシステムの構成を示す図である。
本実施形態における、コンピュータシステムに含まれる連携業者装置の構成を示す図である。
本実施形態における、コンピュータシステムに含まれる提携団体装置の構成を示す図である。
本実施形態における、コンピュータシステムに含まれる医療機関装置の構成を示す図である。
本実施形態における、連携処理を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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