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公開番号2025070662
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-02
出願番号2023181150
出願日2023-10-20
発明の名称飲料供給装置
出願人サンデン・リテールシステム株式会社
代理人弁理士法人相原国際知財事務所
主分類B67D 1/08 20060101AFI20250424BHJP(びん,広口びんまたは類似の容器の開封または密封;液体の取扱い)
要約【課題】飲料用の液体の品質管理を徹底することにより、ユーザーに安心安全な飲料を提供することができる飲料供給装置を提供する。
【解決手段】飲料供給装置1は、飲料用の液体を液体が充填される容器2から流路4に供給する液体供給モードを実行する制御ユニット14と、容器2に取り付けられる記録保持体24と、記録保持体24から情報を読み取り、情報を制御ユニット14に送信する読取ユニット28とを備え、記録保持体24は、容器2の個体情報B1、及び当該容器2に充填される液体の消費期限日C1の情報を保持し、個体情報B1は、液体のシリアル番号B1a、ロット番号B1b、及び製造者番号B1cを含み、制御ユニット14は、読取ユニット28で読み取ったシリアル番号B1a、ロット番号B1b、及び製造者番号B1cのうちの1つ又は複数に基づいて、液体が正規品であるか否かを判定し、液体が正規品でないとき、液体供給モードの実行を許可しない。
【選択図】図8
特許請求の範囲【請求項1】
飲料用の液体が充填される容器を設置した飲料供給装置であって、
前記液体を前記容器から流路に供給する液体供給モードを実行する制御ユニットと、
前記容器に取り付けられる記録保持体と、
前記記録保持体から情報を読み取り、前記情報を前記制御ユニットに送信する読取ユニットと
を備え、
前記記録保持体は、前記容器の個体情報、及び当該容器に充填される前記液体の消費期限日の情報を保持し、
前記個体情報は、前記液体のシリアル番号、ロット番号、及び製造者番号を含み、
前記制御ユニットは、前記読取ユニットで読み取った前記シリアル番号、前記ロット番号、及び前記製造者番号のうちの1つ又は複数に基づいて、前記液体が正規品であるか否かを判定し、前記液体が正規品でないとき、前記液体供給モードの実行を許可しない、飲料供給装置。
続きを表示(約 790 文字)【請求項2】
前記制御ユニットは、前記読取ユニットで読み取った前記個体情報、及び前記消費期限日の情報が記録される記録テーブルが格納され、当該記録テーブルに記録された前記情報に基づいて前記液体供給モードを実行する、請求項1に記載の飲料供給装置。
【請求項3】
前記制御ユニットは、前記読取ユニットで新たに読み取った前記個体情報が前記記録テーブルに記録された前記個体情報と合致するか否かを判定し、当該個体情報同士が合致するとき、前記液体供給モードの実行を許可しない、請求項2に記載の飲料供給装置。
【請求項4】
前記制御ユニットは、前記読取ユニットによる前記記録保持体の読取日が前記記録テーブルに記録された前記消費期限日以前であるか否かを判定し、当該読取日が前記消費期限日以前でないとき、前記液体供給モードの実行を許可しない、請求項3に記載の飲料供給装置。
【請求項5】
前記制御ユニットは、前記読取日に前記液体の使用可能日数を加算することにより前記液体の使用期限日を算出し、前記使用期限日が前記消費期限日以前であるか否かを判定し、当該使用期限日が前記消費期限日以前であるとき、前記使用期限日まで前記液体供給モードの実行を許可する一方、当該使用期限日が前記消費期限日以前でないとき、前記消費期限日まで前記液体供給モードの実行を許可する、請求項4に記載の飲料供給装置。
【請求項6】
前記制御ユニットは、前記液体供給モードの実行が許可されないとき、新たな前記容器への交換を指令する、請求項5に記載の飲料供給装置。
【請求項7】
前記飲料供給装置は複数運用され、前記各飲料供給装置の前記制御ユニットに格納された複数の前記記録テーブルの情報は、互いに共有される、請求項1に記載の飲料供給装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、飲料供給装置に関し、詳しくは、飲料用の液体が充填される容器を設置した飲料供給装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
飲料供給装置、例えばコーヒーマシンには、飲料用の液体、例えばコーヒー液に混合するミルクが収容される容器、すなわちミルクパックが設置される。特許文献1には、ミルククーラにミルクパックを配置したコーヒーマシンが開示されている。ミルククーラは、ミルクを低温貯蔵するための冷蔵室を備え、コーヒーマシンに形成されるミルク供給部に設けられる。
【0003】
ミルクパックは、市販品が適用され、冷蔵室には適宜の数がストックされる。ミルクパックにミルク汲み上げ管を差し込み、ここからポンプ部の作用によってミルクが定量取り出される。また、ミルクは必ずしも市販のミルクパックの状態で貯留される必要はなく、作業員はミルクパックを開封し、ミルクパックから大容量のミルクタンクにミルクを移し替えて貯留しても良い、とされている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許5730042号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1の飲料供給装置において、ミルクパックの設置やミルクタンクへのミルクの補充は、作業者が手作業で任意のタイミングで行う。従って、作業者が正規のミルク以外のミルクを補充することがあり得る。また、消費期限日が到来したミルクパックが設置されたり、消費期限日が到来したミルクパックからミルクタンクにミルクが補充されたりする可能性がある。
【0006】
また、ミルクの補充時点では消費期限日が到来していなくても、ミルクの補充後に消費期限日が到来したミルクが使用される可能性もある。従来、これらの作為又は不作為の行為を確認する手段がないため、飲料用の液体の品質管理を徹底することができない。
【0007】
本発明は、このような課題に鑑みてなされたもので、飲料用の液体の品質管理を徹底することにより、ユーザーに安心安全な飲料を提供することができる飲料供給装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記の目的を達成するべく、本発明の飲料供給装置は、飲料用の液体が充填される容器を設置した飲料供給装置であって、液体を容器から流路に供給する液体供給モードを実行する制御ユニットと、容器に取り付けられる記録保持体と、記録保持体から情報を読み取り、情報を制御ユニットに送信する読取ユニットとを備え、記録保持体は、容器の個体情報、及び当該容器に充填される液体の消費期限日の情報を保持し、個体情報は、液体のシリアル番号、ロット番号、及び製造者番号を含み、制御ユニットは、読取ユニットで読み取ったシリアル番号、ロット番号、及び製造者番号のうちの1つ又は複数に基づいて、液体が正規品であるか否かを判定し、液体が正規品でないとき、液体供給モードの実行を許可しない。
【0009】
また、制御ユニットは、読取ユニットで読み取った個体情報、及び消費期限日の情報が記録される記録テーブルが格納され、当該記録テーブルに記録された情報に基づいて液体供給モードを実行する。
さらに、制御ユニットは、読取ユニットで新たに読み取った個体情報が記録テーブルに記録された個体情報と合致するか否かを判定し、当該個体情報同士が合致するとき、液体供給モードの実行を許可しない。
【0010】
さらに、制御ユニットは、読取ユニットによる記録保持体の読取日が記録テーブルに記録された消費期限日以前であるか否かを判定し、当該読取日が消費期限日以前でないとき、液体供給モードの実行を許可しない。
さらに、制御ユニットは、読取日に液体の使用可能日数を加算することにより液体の使用期限日を算出し、使用期限日が消費期限日以前であるか否かを判定し、当該使用期限日が消費期限日以前であるとき、使用期限日まで液体供給モードの実行を許可する一方、当該使用期限日が消費期限日以前でないとき、消費期限日まで液体供給モードの実行を許可する。
(【0011】以降は省略されています)

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