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公開番号2025071215
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-02
出願番号2025025343,2021073663
出願日2025-02-19,2021-04-23
発明の名称遊技機
出願人株式会社オリンピア
代理人弁理士法人近島国際特許事務所
主分類A63F 5/04 20060101AFI20250424BHJP(スポーツ;ゲーム;娯楽)
要約【課題】遊技者の遊技を継続することに対する意欲を向上させることができる遊技機を提供する。
【解決手段】 遊技機では、内部抽選で当選エリア「打順ベル1」~当選エリア「打順ベル8」に当選した場合において、打順3~打順6のうちそれぞれに設定された正解打順で停止操作された場合に、ベルA~ベルDが入賞可能であり、打順1、打順2で停止操作された場合に、1枚役Aが入賞し、打順3~打順6のうち不正解打順となる打順で停止操作された場合に、所定の確率で1枚役C~1枚役Nが入賞し、1枚役C~1枚役Nが入賞しない場合には、いずれの役も入賞しない。演出制御手段は、短縮制御の実行を報知する短縮報知アイコンの表示と、短縮制御の結果を報知する期間報知アイコンの表示と、を実行可能である。短縮報知アイコンの表示は、期間報知アイコンの表示の前に表示される。
【選択図】図22
特許請求の範囲【請求項1】
複数のリールと、
複数のストップボタンと、
内部抽選を行う内部抽選手段と


技に関する演出を制御する演出制御手段と、を備え、
前記複数のリールは、第1リールと、第2リールと、第3リールと、を有し、
前記複数のストップボタンは、第1ストップボタンと、第2ストップボタンと、第3ストップボタンと、を有し、
前記第1ストップボタンは、前記第1リールに対応し、
前記第2ストップボタンは、前記第2リールに対応し、
前記第3ストップボタンは、前記第3リールに対応し、
前記内部抽選では、複数種類の当選態様の当否が決定され、
前記複数種類の当選態様には、複数種類の特定当選態様と、が含まれ、
前記特定当選態様には、第1配当の小役と、第2配当の小役と、が含まれ、
前記第1配当は、前記第2配当よりも高く、
複数種類の前記特定当選態様のそれぞれについて、前記複数のストップボタンの操作態様として前記第1配当の小役を入賞可能にする特定操作態様が設定されており、
前記第1リールを最初に停止させる操作態様は、いずれの前記特定当選態様においても前記特定操作態様に設定されておらず、
前記第2リールを最初に停止させる操作態様が前記特定操作態様となる前記特定当選態様と、前記第3リールを最初に停止させる操作態様が前記特定操作態様となる前記特定当選態様と、を有し、
前記内部抽選で前記特定当選態様に当選した場合において、
前記特定操作態様で前記複数のストップボタンが操作された場合に、前記第1配当の小役が入賞可能であり、
前記特定操作態様とは異なる操作態様のうち、前記第1リールを最初に停止させる操作態様で前記複数のストップボタンが操作された場合に、前記第2配当の小役が入賞し、
前記特定操作態様とは異なる操作態様のうち、前記第2リール又は前記第3リールを最初に停止させる操作態様で前記複数のストップボタンが操作された場合に、所定の確率で前記第2配当の小役が入賞し、且つ前記第2配当の小役が入賞しない場合には、いずれの役も入賞せず、
前記演出制御手段は、
遊技者にとって有利な特典が付与されることを報知する
第1の演出と、
付与される前記特典の内容を報知する
第2の演出と、を実行可能であり、
前記第1の演出は、前記第2の演出が実行される以前に実行され


ことを特徴とする遊技機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、遊技機に関する。
続きを表示(約 4,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来、外周面に図柄が配列された複数のリールを備えた遊技機(回胴式遊技機、スロットマシン)が知られている。この種の遊技機は、メダルやパチンコ玉などの遊技媒体に対して一定の遊技価値を付与し、このような遊技媒体を獲得するための遊技を行うものである。また、この種の遊技機は、遊技者の回転開始操作を契機として、内部抽選を行うとともに複数のリールの回転を開始させ、遊技者の停止操作を契機として、内部抽選の結果に応じた態様で複数のリールを停止させる制御を行っている。そして、遊技の結果は、複数のリールが停止した状態における入賞判定ライン上に表示された図柄組合せによって判定され、遊技の結果に応じてメダル等の払い出しなどが行われる。
【0003】
上述した遊技機においては、役の入賞を補助する入賞補助演出を実行する演出状態として、アシストタイム状態に移行することによって、役の入賞確率を変動させ、遊技媒体を獲得しやすくすることができる構成が知られている。また、アシストタイム状態が実行されていない遊技中において、遊技の結果に応じたポイントを付与し、アシストタイム状態の開始時に該ポイントの累計値に応じてアシストタイム状態における遊技回数を決定する構成が開示されている(例えば、特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2015-43864号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に記載の遊技機においては、ポイントに基づきアシストタイム状態における遊技回数を決定するため、アシストタイム状態が開始されれば遊技者が累積したポイントに応じた特典を獲得できる構成であるものの、アシストタイム状態が開始されない限り累積したポイントの恩恵を受けることができない構成であることから、アシストタイム状態が実行されていない遊技において遊技者に遊技を継続させる動機を与えることが難しく、遊技機の稼働を向上させることが難しいといった課題があった。
【0006】
そこで、本発明は、遊技者の遊技を継続することに対する意欲を向上させることができる遊技機を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、複数のリールと、
複数のストップボタンと、
内部抽選を行う内部抽選手段と


技に関する演出を制御する演出制御手段と、を備え、
前記複数のリールは、第1リールと、第2リールと、第3リールと、を有し、
前記複数のストップボタンは、第1ストップボタンと、第2ストップボタンと、第3ストップボタンと、を有し、
前記第1ストップボタンは、前記第1リールに対応し、
前記第2ストップボタンは、前記第2リールに対応し、
前記第3ストップボタンは、前記第3リールに対応し、
前記内部抽選では、複数種類の当選態様の当否が決定され、
前記複数種類の当選態様には、複数種類の特定当選態様と、が含まれ、
前記特定当選態様には、第1配当の小役と、第2配当の小役と、が含まれ、
前記第1配当は、前記第2配当よりも高く、
複数種類の前記特定当選態様のそれぞれについて、前記複数のストップボタンの操作態様として前記第1配当の小役を入賞可能にする特定操作態様が設定されており、
前記第1リールを最初に停止させる操作態様は、いずれの前記特定当選態様においても前記特定操作態様に設定されておらず、
前記第2リールを最初に停止させる操作態様が前記特定操作態様となる前記特定当選態様と、前記第3リールを最初に停止させる操作態様が前記特定操作態様となる前記特定当選態様と、を有し、
前記内部抽選で前記特定当選態様に当選した場合において、
前記特定操作態様で前記複数のストップボタンが操作された場合に、前記第1配当の小役が入賞可能であり、
前記特定操作態様とは異なる操作態様のうち、前記第1リールを最初に停止させる操作態様で前記複数のストップボタンが操作された場合に、前記第2配当の小役が入賞し、
前記特定操作態様とは異なる操作態様のうち、前記第2リール又は前記第3リールを最初に停止させる操作態様で前記複数のストップボタンが操作された場合に、所定の確率で前記第2配当の小役が入賞し、且つ前記第2配当の小役が入賞しない場合には、いずれの役も入賞せず、
前記演出制御手段は、
遊技者にとって有利な特典が付与されることを報知する
第1の演出と、
付与される前記特典の内容を報知する
第2の演出と、を実行可能であり、
前記第1の演出は、前記第2の演出が実行される以前に実行され

、ことを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、遊技者の遊技を継続することに対する意欲を向上させることができる遊技機を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の第1の実施形態の遊技機の外観構成を示す斜視図である。
本発明の第1の実施形態の遊技機の機能ブロックを説明する図である。
本発明の第1の実施形態の遊技機における内部抽選で当選可能な当選エリアと、各当選エリアに含まれる当選役と、各当選エリアに対応付けられた抽選値数と、を示す図である。
本発明の第1の実施形態の遊技機におけるリールの図柄配列を説明する図である。
本発明の第1の実施形態の遊技機におけるベルA~ベルL、1枚役A1~1枚役A4の入賞形態を示す図柄組合せと、を説明する図である。
本発明の第1の実施形態の遊技機における1枚役B1~1枚役E4の入賞形態を示す図柄組合せを説明する図である。
本発明の第1の実施形態の遊技機における1枚役F1~1枚役G4、レア役A、特殊小役A、特殊小役Bの入賞形態を示す図柄組合せを説明する図である。
本発明の第1の実施形態の遊技機における遊技状態の状態遷移図である。
本発明の第1の実施形態の遊技機におけるAT制御手段が制御する通常区間及び有利区間と、有利区間中における演出状態と、に係る遷移図である。
本発明の第1の実施形態の遊技機において非RT状態における当選エリア「打順ベル1A」~当選エリア「打順ベル12A」、当選エリア「打順ベル1B」~当選エリア「打順ベル12B」の当選時に各打順で入賞可能となる役を示す図である。
本発明の第1の実施形態の遊技機においてボーナス成立状態における当選エリア「打順ベル1A」~当選エリア「打順ベル12A」、当選エリア「打順ベル1B」~当選エリア「打順ベル12B」の当選時に各打順で入賞可能となる役を示す図である。
本発明の第1の実施形態の遊技機において当選エリア「打順チャンス1A」~当選エリア「打順チャンス4A」の当選時に各打順で入賞可能となる役を示す図である。
(A)は、本発明の第1の実施形態の遊技機において、AT制御手段による短縮制御が実行されていない状態における通常状態の演出を示す図、(B)は、通常状態でのAT制御手段による1回の短縮制御の実行を報知する演出を示す図、(C)は、前兆状態に移行することなく通常状態が継続している状態において、通常状態でのAT制御手段による8回の短縮制御の実行を報知する演出を示す図である。
(A)は、本発明の第1の実施形態の遊技機において、図13(C)に示した状態から前兆状態に移行した場合に実行される演出を示す図、(B)は、図14(A)に示した状態から演出用ボタンが4回押下された状態における演出を示す図、(C)は、短縮報知アイコンで実行が報知されていた短縮制御で短縮された期間が開示され、特別短縮報知アイコンで実行が報知されていた短縮制御で短縮された期間が開示される前の状態における演出を示す図、(D)は、図14(C)に示した状態から演出用ボタンが押下された状態における演出を示す図である。
(A)は、本発明の第1の実施形態の遊技機において、AT制御手段による短縮制御の2回の実行を報知する演出を示す図、(B)は、AT状態の終了画面を示す図、(C)は、AT制御手段によってAT状態から通常状態に移行された状態における演出を示す図である。
本発明の第2の実施形態の遊技機における内部抽選で当選可能な当選エリアと、各当選エリアに含まれる当選役と、各当選エリアに対応付けられた抽選値数と、を示す図である。
本発明の第2の実施形態の遊技機におけるリールの図柄配列を説明する図である。
本発明の第2の実施形態の遊技機における15枚役A~15枚役C、ベルA~ベルE、3枚役A~3枚役Fの入賞形態を示す図柄組合せと、を説明する図である。
本発明の第2の実施形態の遊技機における1枚役A~1枚役Jの入賞形態を示す図柄組合せと、を説明する図である。
本発明の第2の実施形態の遊技機における1枚役K~1枚役Sの入賞形態を示す図柄組合せを説明する図である。
本発明の第2の実施形態の遊技機における非RT状態において小役を含む当選エリアに当選した場合に入賞可能となる役を示す図である。
本発明の第2の実施形態の遊技機におけるボーナス成立状態において小役を含む当選エリアに当選した場合に入賞可能となる役を示す図である。
本発明の第2の実施形態の遊技機において各遊技状態における遊技方法ごとの出玉率を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
[第1の実施形態]
以下、第1の実施形態について説明する。なお、以下に説明する第1の実施形態は、特許請求の範囲に記載された本発明の内容を不当に限定するものではない。また、第1の実施形態で説明される構成のすべてが、本発明の必須構成要件であるとは限らない。
(【0011】以降は省略されています)

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