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公開番号2025071956
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-09
出願番号2023182401
出願日2023-10-24
発明の名称光学部品取付構造及び光学装置
出願人ニデックプレシジョン株式会社
代理人弁理士法人筒井国際特許事務所
主分類G03B 11/00 20210101AFI20250430BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】光学部品のハウジングに対する位置ずれを抑制することができる光学部品取付構造及び光学装置を得ること。
【解決手段】フィルター取付構造60は、光を透過可能な部品であるフィルター62と、弾性変形可能でありフィルター62を前後方向に押す押え板64と、フィルター62を収容する収容部76と、収容部76を囲む周壁部77に設けられ押え板64を固定する固定部82と、が設けられているハウジング72と、押え板64の左右方向の中央部M1が両端部TA、TBよりも前後方向においてフィルター62に近づくように、押え板64の左右方向の両端部TA、TBに力を付与する付与部91と、を備える。
【選択図】図10
特許請求の範囲【請求項1】
光を透過可能な光学部品と、
弾性変形可能であり前記光学部品を第1方向に押す押え板と、
前記光学部品を収容する収容部と、前記収容部を囲む周壁部に設けられ前記押え板を固定する固定部と、が設けられたハウジングと、
前記第1方向と交差する第2方向において前記ハウジングの前記固定部よりも外側に設けられ、前記押え板の前記第2方向の中央部が前記第2方向の両端部よりも前記第1方向において前記光学部品に近づくように、前記押え板の前記第2方向の両端部に力を付与する付与部と、
を備える、
光学部品取付構造。
続きを表示(約 800 文字)【請求項2】
前記付与部は、前記周壁部に設けられ前記押え板を支持する支持部を有し、
前記第1方向において、前記周壁部から前記支持部の支持面までの第1高さは、前記周壁部から前記光学部品の表面までの第2高さよりも高い、
請求項1に記載の光学部品取付構造。
【請求項3】
前記押え板は、前記第1方向から見て複数の角部又は複数の円弧部を含む外周部を有し、
前記支持部は、前記複数の角部又は前記複数の円弧部を支持する複数の台部を有する、
請求項2に記載の光学部品取付構造。
【請求項4】
前記押え板は、四角形状の外形を有し、
前記複数の台部の数は4つである、
請求項3に記載の光学部品取付構造。
【請求項5】
前記押え板は、2つの短辺部と2つの長辺部とを有し、
2つの前記短辺部には、それぞれ貫通孔が設けられ、
前記周壁部には、前記貫通孔に挿入可能な柱状の位置決め部が設けられている、
請求項4に記載の光学部品取付構造。
【請求項6】
前記複数の台部は、前記光学部品の光軸と交差する仮想線に対して線対称に位置する、
請求項4に記載の光学部品取付構造。
【請求項7】
前記複数の台部は、前記光学部品の光軸と交差する仮想線に対して非対称に位置する、
請求項3に記載の光学部品取付構造。
【請求項8】
前記押え板は、磁性を有し、
前記付与部は、前記押え板を磁力により引き付ける磁石を有する、
請求項1に記載の光学部品取付構造。
【請求項9】
請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の光学部品取付構造と、
前記光学部品を通った光を受光する受光部と、
を有する、
光学装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、光学部品取付構造及び光学装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1に示されたシャッタユニットは、減光フィルタと、当該減光フィルタを押さえる減光フィルタ押え板と、を備えている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2007-093710号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
光学部品をハウジングに固定する場合、特許文献1のシャッタユニットのように、光学部品に押え板を押し付けることで、光学部品が固定される構成がある。この構成では、押え板の一方向の両端部を光学部品に向けて押し付けた場合、当該一方向の中央部が光学部品から離れる方向に撓み易くなり、光学部品がハウジングに対して位置ずれし易くなる。
【0005】
本発明の目的は、光学部品のハウジングに対する位置ずれを抑制することができる光学部品取付構造及び光学装置を得ることにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
一実施形態の光学部品取付構造は、光学部品と、押え板と、ハウジングと、付与部と、を備える。前記光学部品は、光を透過可能である。前記押え板は、弾性変形可能であり前記光学部品を第1方向に押す。前記ハウジングは、前記光学部品を収容する収容部と、前記収容部を囲む周壁部に設けられ前記押え板を固定する固定部と、が設けられている。前記付与部は、前記第1方向と交差する第2方向において前記ハウジングの前記固定部よりも外側に設けられている。さらに、前記付与部は、前記押え板の前記第2方向の中央部が前記第2方向の両端部よりも前記第1方向において前記光学部品に近づくように、前記押え板の前記第2方向の両端部に力を付与する。
【0007】
一実施形態の光学装置は、前記一実施形態の光学部品取付構造と、前記光学部品を通った光を受光する受光部と、を有する。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、光学部品のハウジングに対する位置ずれを抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、第1実施形態に係るカメラモジュールの縦断面図である。
図2は、図1に示されるカメラモジュールの分解斜視図である。
図3は、カメラモジュールに設けられたシャッターユニットの内部構造を示す斜視図である。
図4は、図3に示されるシャッターユニットのシャッター部材を取り除いた状態を示す斜視図である。
図5は、ハウジングにフィルター及び押え板が取り付けられた状態を示す平面図である。
図6は、フィルター及び押え板を取り除いたハウジングの平面図である。
図7は、図5に示されるハウジング、フィルター及び押え板の配置関係を示す斜視図である。
図8は、図7に示されるハウジングの4つの台部が押え板の中央位置に対して非対称に位置する状態を示す平面図である。
図9は、第1実施形態の変形例に係るハウジングの4つの台部が押え板の中央位置に対して線対称に位置する状態を示す平面図である。
図10は、第1実施形態に係るカメラモジュールにおいてハウジングの台部から反力を受けた押え板の長辺側の中央部が撓む状態を示す縦断面図(図8のA-A線断面図)である。
図11は、第1実施形態に係るカメラモジュールにおいてハウジングの台部から反力を受けた押え板の短辺側の中央部が撓む状態を示す縦断面図である。
図12は、第2実施形態に係るカメラモジュールの磁石が押え板の端部に力を付与する状態を示す拡大断面図である。
図13は、図9に示される台部及び押え板が4つの角部を有する変形例である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の一実施形態及び変形例について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、各実施形態及び各変形例を説明するために参照する全ての図面において、同一又は実質的に同一の構成や要素には、同一の符号を用いる。また、一度説明した構成や要素については、原則として繰り返しの説明は行わない。以下の説明では、特に言及がない場合、「第1」、「第2」などの用語は、構成要素を互いに区別するために使用されているだけであり、特定の順位や順番を表すものではない。
(【0011】以降は省略されています)

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