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公開番号
2025072064
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-09
出願番号
2023182568
出願日
2023-10-24
発明の名称
鋼球の流体力学とそれを用いた蓄電池とドアクローザ
出願人
個人
代理人
主分類
F03G
3/00 20060101AFI20250430BHJP(液体用機械または機関;風力原動機,ばね原動機,重力原動機;他類に属さない機械動力または反動推進力を発生するもの)
要約
【課題】夜間電力で鉄の塊りをビルの最上階まで上げて蓄えた位置エネルギを必要時に電力に変換する発電機の回転速度を所定の速度に制御する減速器を提供する。
【解決手段】砂時計の砂の表層面をピストンで押すと、いくら重いピストンでも降下速度は所定の速度に保たれる。全くといってよいほど発電機の減速にエネルギを消費しない。
【選択図】 図30
特許請求の範囲
【請求項1】
容器SLは数多くの鋼球SAを収容し、上部の円筒状のシリンダSLと、シリンダSL内径が徐々に小さくなる下部のロート部SLBと、ロート部SLBの下部末端に設け上記鋼球SAを少しずつ排出する排出口HSと、上記鋼球SAの表層面SASを押圧するピストンPSとを備え、上記排出口HSの直径DHSは上記鋼球SAの直径DSAの3倍より大きく4倍より小さいことを特徴とする減速器。
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【請求項2】
鋼球SAを多く収容し流路断面積が変化しない容器上部と、流路断面積が次第に減少する容器下部のロート部SIBと、容器下部SLBの末端部に少しずつ排出する排出口HSと上記鋼球SAの表層面SASを押圧するピストンPSとを備え、
ロート部SIBに設けられる挿入体BBの球面とロート部SIBの内壁面との間の隙間は1個の鋼球が通過できて2個の鋼球が通過できない流路であることを特徴とする減速器。
【請求項3】
上記挿入体BBの中心軸ZBBが上記シリンダSLの中心軸Zと一致しない請求項1或いは2に記載する減速器。
【請求項4】
上記排出口HSを貫通し、上記挿入体BBの表面と上記容器下部SIBの内壁面との間の隙間の一部を占有する円柱の貫通体BFを備える請求項1~3の何れかに記載する減速器。
【請求項5】
上記鋼球表層面SASを押圧するピストンPSの押圧面は鋼球表層面SASの鋼球を包含する上に凸の凹面である請求項1~4の何れかに記載する減速器。
【請求項6】
上記ピストンPSは鋼球表層面SASを押圧する押圧面から容器外に至る貫通穴を備える請求項1~5の何れかに記載する減速器。
【請求項7】
多くの鋼球を収容し排出口HSから少しずつ排出する容器において、上記鋼球SAの表層面SASを押圧するピストンPSを備え、先細り流路は流路幅GLを減少させ、側面WSと底面WFとが交差する角度が鈍角であって、末端部に排出口HSを設けることを特徴とする減速器。
【請求項8】
多くの鋼球を収容し排出口HSから少しずつ排出する容器において、上記鋼球SAの表層面SASを押圧するピストンPSを備え、先細り流路は流路幅GLを減少させ、側面WSに沿って1個の鋼球が通過できて2個の鋼球が通過できない溝Mが設けられ、末端部に排出口HSを設けることを特徴とする減速器。
【請求項9】
多くの鋼球を収容し排出口HSから少しずつ排出する容器において、上記鋼球SAの表層面SASを押圧するピストンPSを備え、末端部に排出口HSを設ける流路は2つの側面と上面WCとの3面からなるV型流路であることを特徴とする減速器。
【請求項10】
容器SLは、上部の円筒状のシリンダSLと、流路の断面積を徐々に小さくしたロート部SLBと、それらに充填される数多くの鋼球SAと、ロート部SLBの下部末端に設ける排出口HSと上記鋼球SAの表層面SASを押圧するピストンPSとを備え、排出口HSの外延部の接線上に設けた側面に沿って、1個の鋼球が通過できて2個の鋼球が通過できない溝Mを設けることを特徴とする減速器。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
鋼球の流体力学とそれを用いた蓄電池とドアクローザに関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
本願図1(a)に示す減速器は特許文献1の図11(b)に示す減速器であって、
減速器その1は、ピストンPSと、シリンダSLと、シリンダSL内に収容される粉粒体SAと、排出口Hsとを備え、上記排出口Hsの面積は上記粉粒体SAが止まることなく排出される大きさ以上であり、
【0003】
ピストンPSに押圧される粉粒体表層面SASから排出口HSまでの距離は、上記ピストンPSが粉粒体SA表層面SASを押圧する力の大きさによって、ピストンPSの移動速度がほぼ変化しない距離である減速器Dc1であって、
【0004】
上記粉粒体SAが自重によって落下して上記排出口HSから流出することにより上記ピストンPSが移動することを特徴とし、上記粉粒体SAがピストンPSとシリンダSL内壁との間の隙間に入り込まない大きさの鋼球SAである減速器。
【0005】
本願図3(a2)に示す減速器は特許文献1の図11(b)に示す減速器であって、
減速器その2は、上記シリンダSLは距形断面の箱SLで、排出口Hsの断面形状が長方形であって、互いに直交する一方の辺に沿った向きには鋼球SAが2個以上並ばず、互いに直交する他方の辺に沿った向きには鋼球SAが複数繋がる減速器その1。
【0006】
本願は上記減速器Dcに関するもので、上記排出口HSから上記鋼球SAが継続して排出する時間を長くするためになされた発明である。
【0007】
上記鋼球が粉粒体である場合に関する文献は多く存在する。
【0008】
特許第7175838号公報
田口義弘著 重力下の粉粒体の動力学
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
本発明の容器SLに収容される鋼球SAは、大きさが同じの粒ぞろい変形しない球体であって、容器SLには内壁断面が円形である筒型容器と内壁断面が矩形である箱型容器とがあり、筒型容器とは上述の本願図1(a)に示す減速器であり、箱型容器とは上述の本願図3(a2)に示す減速器である。
【0010】
何れも上記鋼球SAを多く収容し流路断面積が変化しない容器上部と、流路断面積が次第に減少する容器下部SIBと、容器下部SLBの末端部であって鋼球SAを少しずつ排出する排出口HSと、鋼球表層面SASを押圧するピストンPSとを備える。
排出口HSから鋼球SAを少しずつ排出すると鋼球表層面SASはゆっくりと降下する。本発明は、ピストンPSがいくら強く鋼球表層面SASを押圧しても早く動かない減速器に関するものである。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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