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公開番号
2025072540
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-09
出願番号
2025018432,2021558813
出願日
2025-02-06,2020-03-31
発明の名称
ユーザからの1つ以上の分析物を分析する方法、システム、及びコンピュータプログラム製品
出願人
レズメド インコーポレイテッド
代理人
弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類
A61B
5/08 20060101AFI20250430BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】本開示は、ユーザから放出される呼吸等の流体中の1つ以上の分析物を分析する方法及びシステムを対象とする。
【解決手段】システム100が実行する、薬物間相互作用の可能性についてユーザ101に警告する方法であって、
前記ユーザの呼気経路に配置され、前記ユーザの呼気中の少なくとも2つの分析物を検出するように構成される少なくとも1つのセンサ108から、前記ユーザの前記呼気に基づいて生成された情報を受信し、
前記情報を処理して、前記呼気中の、前記少なくとも2つの分析物のうちの第1の分析物の存在、前記少なくとも2つの分析物のうちの第2の分析物の存在、又はそれらの組み合わせを判定し、
前記呼気中の前記第1の分析物の存在及び前記第2の分析物の存在の判定をもとに、前記薬物間相互作用の可能性に関する警告を生成する、方法。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
システムが実行する、薬物間相互作用の可能性についてユーザに警告する方法であって、
前記ユーザの呼気経路に配置され、前記ユーザの呼気中の少なくとも2つの分析物を検出するように構成される少なくとも1つのセンサから、前記ユーザの前記呼気に基づいて生成された情報を受信し、
前記情報を処理して、前記呼気中の、前記少なくとも2つの分析物のうちの第1の分析物の存在、前記少なくとも2つの分析物のうちの第2の分析物の存在、又はそれらの組み合わせを判定し、
前記呼気中の前記第1の分析物の存在及び前記第2の分析物の存在の判定をもとに、前記薬物間相互作用の可能性に関する警告を生成する、方法。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
前記呼気中の前記第1の分析物の存在及び前記第2の分析物の存在の判定をもとに、前記呼気中の前記少なくとも2つの分析物のうちの前記第1の分析物の濃度、前記少なくとも2つの分析物のうちの前記第2の分析物の濃度、又はそれらの組み合わせを判定するために、前記情報を処理することをさらに含む、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記第1の分析物の濃度、前記第2の分析物の濃度、又はそれらの組み合わせと1つ以上の閾値とを比較し、
前記比較に基づいて前記薬物間相互作用の可能性に関する前記警告を生成することをさらに含む、請求項2に記載の方法。
【請求項4】
前記第1の分析物の濃度、前記第2の分析物の濃度、又はそれらの組み合わせが、前記1つ以上の閾値のうちの少なくとも1つの閾値を超えることを示す前記比較をもとに、前記警告を生成することをさらに含む、請求項3に記載の方法。
【請求項5】
前記第1の分析物の濃度及び前記第2の分析物の濃度が、前記1つ以上の閾値のうちの少なくとも1つの閾値を超えることを示す前記比較をもとに、前記警告を生成することをさらに含む、請求項3及び請求項4のいずれか一項に記載の方法。
【請求項6】
前記第1の分析物の濃度及び前記第2の分析物の濃度が、前記1つ以上の閾値のうちのそれぞれの閾値を超えることを示す前記比較をもとに、前記警告を生成することをさらに含む、請求項3から請求項5のいずれか一項に記載の方法。
【請求項7】
前記少なくとも1つのセンサは、第1のセンサと、第2のセンサとを含み、前記第1のセンサは、前記少なくとも2つの分析物のうちの前記第1の分析物を検出するように構成され、前記第2のセンサは、前記少なくとも2つの分析物のうちの前記第2の分析物を検出するように構成される、請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の方法。
【請求項8】
1つ以上のプロセッサを含む制御システムと、
機械可読命令が格納されるメモリと、を含むシステムであって、
前記制御システムは、前記メモリに結合され、前記メモリ内の前記機械可読命令が前記制御システムの前記1つ以上のプロセッサのうちの少なくとも1つによって実行されるときに、請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の方法が実施される、システム。
【請求項9】
薬物間相互作用の可能性についてユーザに警告するシステムであって、
請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の方法を実施するように構成された制御システムを含む、システム。
【請求項10】
コンピュータによって実行されるときに、請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の方法を前記コンピュータに実行させる命令を含むコンピュータプログラム製品。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本技術は、ユーザの呼気を分析することに関する。本技術はまた、少なくとも1つの分析物について、ユーザの呼吸を分析することができる呼吸システム等の関連するシステム及びそれらの使用に関する。
続きを表示(約 3,000 文字)
【背景技術】
【0002】
閉塞性睡眠時無呼吸(OSA)のユーザ向けの持続的気道陽圧法(CPAP)装置等、呼吸に関連する様々な状態に応じて、様々な形態の呼吸治療及び呼吸治療装置、又はシステムが存在する。陽圧を使用し、吸息中のユーザの気道虚脱を防ぎ、再発性無呼吸又は低呼吸及びその後遺症を防ぐことができる。そのような呼吸治療装置は、治療圧力で呼吸可能なガス(通常は、酸素補給の有無にかかわらず、空気)を供給するように機能することができる。
【0003】
呼吸治療装置は、通常、流れ発生器、エアフィルタ、マスク又はカニューレ、流れ発生器をマスクに接続する送気管、様々な装置センサ、及びコントローラを含んでもよい。流れ発生器は、サーボ制御モータ及びインペラを含んでもよい。装置のセンサは、とりわけ、モータ速度、ガス体積流量、及び出口圧力等を含む、圧力変換器、流量センサ等を有する呼吸治療装置の状態を測定する。コントローラは、統合されたデータ検索/転送の有無にかかわらないデータ記憶容量及び表示機能を含んでもよい。
【0004】
呼吸治療装置による治療を受けているユーザは、モニタリングを必要とする他の生理学的状態又は疾患、及び場合によっては呼吸器治療の根本的な基礎に関連する及び/又は関連しない治療を受けることが多い。
【0005】
様々な分析物を検出する生化学的センサ等のセンサが開発されてきた。多くの疾患のプロセスは、呼気及び発汗等、様々な流体や様々な生理学的プロセスを通して体から排出され得る副産物を生成する。これらの副産物は、呼吸中の揮発性有機化合物(VOC)の形態の分析物、又は呼吸、唾液、発汗、及び同様の体液中の分析物の他の種類であり得る。同様に、ユーザが消費する物質は、体内の同様の分析物に関連付けられている。そのような物質には、例えば、薬物が含まれ得る。
【0006】
本技術によって示されるように、ユーザの呼気中の分析物をモニターする必要がある。さらに又は代わりに、呼吸治療装置、及び一般に、ある時点及びより長期にわたり、ユーザの状態をモニターするための装置及びプロセスの改善の必要性があり得る。さらに又は代わりに、呼吸治療装置、及び一般に、ある時点及びより長期にわたり、ユーザが消費する薬物をモニターするための装置及びプロセスの改善の必要性があり得る。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0007】
上述の例示的な実施形態の様々な態様を、特定の他の例示的な実施形態の態様と組み合わせ、さらなる実施形態を実現してもよい。この技術の他の特徴は、以下の詳細な説明、要約、図面、及び特許請求の範囲に含まれる情報を検討することで明らかになるであろう。
【0008】
本技術の一実施形態は、ユーザの呼気を分析する方法を含む。前記方法は、前記ユーザの呼気経路に配置され、前記ユーザの前記呼気中の少なくとも1つの分析物を検出するよ
うに構成される少なくとも1つのセンサから、前記ユーザの前記呼気に基づいて生成された情報を受信することを含む。前記方法は、前記呼気中の前記少なくとも1つの分析物の存在を判定するために、前記情報を処理することをさらに含む。前記方法は、前記少なくとも1つの分析物の存在の前記判定に基づいて、遠隔システムにメッセージを送信することをさらに含む。
【0009】
前記方法の態様は、前記呼気中の前記少なくとも1つの分析物の濃度を判定するために、前記情報を処理することを含むことができる。前記方法の態様は、前記メッセージを送信することが、前記少なくとも1つの分析物の前記濃度が閾値を満たすときに行われることを含むことができる。前記方法の態様は、前記遠隔システムが、第1の応答者に関連付けられており、前記メッセージは、少なくとも前記ユーザの過量服薬可能性を示すことを含むことができる。前記方法の態様は、前記ユーザが禁止物質を消費したことを示す前記少なくとも1つの分析物の存在を含むことができる。前記方法の態様は、法的に禁止され、医学的に禁止され、又は栄養的に禁止される前記禁止物質を含むことができる。前記方法の態様は、前記禁止物質の代謝産物である前記少なくとも1つの分析物を含むことができる。前記方法の態様は、ペルオキシ亜硝酸、揮発性有機化合物、イソプロスタン、又はサイトカインである前記少なくとも1つの分析物を含むことができる。前記方法の態様は、前記遠隔システムから前記メッセージの受信確認を受信することを含むことができる。前記方法の態様は、前記確認とともに送信されたキーに少なくとも部分的に基づいて、前記確認の信頼性を検証することを含むことができる。前記方法の態様は、フレームに取り付けられる前記少なくとも1つのセンサを含むことができ、前記フレームは前記ユーザの前記呼気経路に沿って前記ユーザに接続される。前記方法の態様は、持続的気道陽圧装置のマスクである前記フレームを含むことができる。前記方法の態様は、前記判定された存在を前記ユーザに関連付けられた他のメトリックに相関させることを含むことができる。前記実施形態の態様は、1つ以上のプロセッサ及び機械可読命令が格納されるメモリを含む制御システムを含むことができる。前記制御システムは、前記メモリに結合されることができ、前記メモリ内の前記機械実行可能な命令が前記制御システムの前記1つ以上のプロセッサのうちの少なくとも1つによって実行されるときに、前記方法及び/又は前記態様のいずれか1つを実施することができる。前記実施形態の態様は、ユーザの呼気を分析するシステムを含む。前記システムは、前記方法及び/又は前記態様のいずれか1つを実施するように構成される制御システムを含む。前記実施形態の態様は、コンピュータによって実行されると、前記方法及び/又は前記態様のいずれか1つを前記コンピュータに実行させる命令を有するコンピュータプログラム製品を含む。いくつかの態様によると、前記コンピュータプログラム製品は、非一時的なコンピュータ可読媒体であり得る。
【0010】
本技術の他の実施形態は、薬剤の投与量を調整する方法を含む。前記方法は、ユーザの呼気経路に配置され、前記ユーザの呼気中の少なくとも1つの分析物を検出するように構成される少なくとも1つのセンサから、前記ユーザの前記呼気に基づいて生成された情報を受信することを含む。前記方法は、前記情報を処理して、前記呼気中の前記少なくとも1つの分析物の存在、濃度、又はそれらの組み合わせを判定することをさらに含む。前記方法は、前記少なくとも1つの分析物の存在、濃度、又はそれらの組み合わせに少なくとも部分的に基づいて、前記薬剤を前記ユーザに送達するように構成される送達装置の調整を判定することをさらに含む。前記ユーザの前記呼気に基づいて生成された前記情報は、前記ユーザの前記呼気中の前記少なくとも1つの分析物を検出する前記少なくとも1つのセンサの複数の個別のセッション中の複数の個別の測定から得るものである。
(【0011】以降は省略されています)
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