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公開番号2025072891
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-12
出願番号2023183341
出願日2023-10-25
発明の名称飲料容器用カバー及びカバー付き飲料容器
出願人サーモス株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類B65D 25/34 20060101AFI20250501BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】両手で飲料容器を安定して支えることを可能とする飲料容器用カバー及びカバー付き飲料容器を提供する。
【解決手段】飲料容器用カバー10は、飲料容器30を収容可能であり、飲料容器30の外周面と底面を覆う有底筒状をなし、カバー本体部11と、カバー本体部11の外周面11aに取り付けられ、飲料容器30が収容されたカバー本体部11をユーザーが手で支持するために利用されるハンドルと、カバー本体部11よりも摩擦係数が高い材質でカバー本体部11の外周面11aに形成され、カバー本体部11においてハンドルに対して周方向Cの反対側の位置の付近を含む第1及び第2滑り止め領域21,22に形成されている滑り止め部20と、を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
飲料容器を収容可能であり、前記飲料容器の外周面と底面を覆う有底筒状をなすカバー本体部と、
前記カバー本体部の外周面に取り付けられ、前記飲料容器が収容された前記カバー本体部をユーザーが手で支持するために利用されるハンドルと、
前記カバー本体部よりも摩擦係数が高い材質で前記カバー本体部の外周面に部分的に形成され、前記カバー本体部において前記ハンドルに対して周方向の反対側の位置又は当該位置の付近を含む領域に形成されている滑り止め部と、を備える、
飲料容器用カバー。
続きを表示(約 500 文字)【請求項2】
前記滑り止め部は、シリコーンからなる、
請求項1に記載の飲料容器用カバー。
【請求項3】
前記飲料容器用カバーは、前記カバー本体部の開口側の上端から下方向に延び、前記カバー本体部において前記ハンドルに対して周方向の反対側に位置し、前記カバー本体部の開口側の径を調整するファスナー部を備え、
前記滑り止め部は、前記カバー本体部において前記ファスナー部の周方向の両側それぞれの前記領域に形成されている、
請求項1に記載の飲料容器用カバー。
【請求項4】
前記滑り止め部と前記ハンドルは、前記カバー本体部の外周面の上部側に配置されている、
請求項1に記載の飲料容器用カバー。
【請求項5】
前記滑り止め部は、互いに隙間を持って離れた位置に配置される複数のエレメントから構成されている、
請求項1に記載の飲料容器用カバー。
【請求項6】
請求項1~5の何れか1項に記載の飲料容器用カバーと、
前記カバー本体部内に収容される前記飲料容器と、を備える、
カバー付き飲料容器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、飲料容器用カバー及びカバー付き飲料容器に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1に記載の飲料容器用カバーは、上部開口部を有し内部に略円筒状の水筒を収納するカバー本体と、カバー本体の上部開口部の幅を調整する開口部調整部材と、手を差し入れることができるハンドル部(保持部材)と、を備える。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2006-176170号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ここで、ハンドル部を備える飲料容器用カバー付きの飲料容器においては、ハンドル部に手を通して片手で飲料容器を保持し、飲料を飲むことが想定されていた。しかしながら、ユーザーの手のサイズに対するカバー付き飲料容器の外径等のサイズや重量が大きくなる場合、両手でカバー付き飲料容器を支えながら飲むケースが多くなることが判明した。特に、手や体が小さい子供において、上記の傾向は顕著であった。
そのため、従来、両手でカバー付き飲料容器を支えて飲むことはあまり考慮されておらず、上記特許文献1に記載のカバー本体の構成では、両手で飲料容器を安定して支えることは容易ではなかった。
【0005】
本発明は、上記実状を鑑みてなされたものであり、両手で飲料容器を安定して支えることを可能とする飲料容器用カバー及びカバー付き飲料容器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するため、本発明の第1の観点に係る飲料容器用カバーは、飲料容器を収容可能であり、前記飲料容器の外周面と底面を覆う有底筒状をなすカバー本体部と、前記カバー本体部の外周面に取り付けられ、前記飲料容器が収容された前記カバー本体部をユーザーが手で支持するために利用されるハンドルと、前記カバー本体部よりも摩擦係数が高い材質で前記カバー本体部の外周面に部分的に形成され、前記カバー本体部において前記ハンドルに対して周方向の反対側の位置又は当該位置の付近を含む領域に形成されている滑り止め部と、を備える。
【0007】
また、前記滑り止め部は、シリコーンからなる、ようにしてもよい。
【0008】
また、前記飲料容器用カバーは、前記カバー本体部の開口側の上端から下方向に延び、前記カバー本体部において前記ハンドルに対して周方向の反対側に位置し、前記カバー本体部の開口側の径を調整するファスナー部を備え、前記滑り止め部は、前記カバー本体部において前記ファスナー部の周方向の両側それぞれの前記領域に形成されている、ようにしてもよい。
【0009】
また、前記滑り止め部と前記ハンドルは、前記カバー本体部の外周面の上部側に配置されている、ようにしてもよい。
【0010】
また、前記滑り止め部は、互いに隙間を持って離れた位置に配置される複数のエレメントから構成されている、ようにしてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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