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公開番号2025072998
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-12
出願番号2023183533
出願日2023-10-25
発明の名称ロードコーン
出願人株式会社日保
代理人デロイトトーマツ弁理士法人
主分類E01F 9/608 20160101AFI20250501BHJP(道路,鉄道または橋りょうの建設)
要約【課題】本発明は、作業者にとって持ちやすさの向上が図られ、かつ、当該作業者が頂上部に取り付けられた保安灯をつかむ可能性の低減を図りうるロードコーンを提供する。
【解決手段】作業者は中指などを本体部11の外部から開口部110を介して内部に挿入すべく、例えばその手を開き、掌を上に向けた状態で本体部11に近づけるので、頂上部または上端部に取り付けられた保安灯20をつかむためには手指の姿勢を変化させる必要がある。このため、作業者がロードコーン10を移動させる作業の流れの中で、保安灯20をつかむ可能性の低減が図られる。そして、作業者はその手の中指等を開口部110において本体部11に引っ掛けた状態で、当該本体部11、ひいてはロードコーン10を片手で容易に持ち上げて移動させることができる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
筒状に形成されている本体部を備えているロードコーンであって、
前記本体部の上端部が、保安灯が上端開口部に対して抜き差し可能に取り付けられるように構成され、
前記本体部の上部側壁に周方向に延在する手指挿入用の第1開口部が形成されている
ロードコーン。
続きを表示(約 250 文字)【請求項2】
請求項1に記載のロードコーンにおいて、
前記本体部の上部側壁に、前記第1開口部に対して上側および下側の少なくとも一方に離間した、手指挿入用の第2開口部が形成されている
ロードコーン。
【請求項3】
請求項2に記載のロードコーンにおいて、
前記本体部の上部側壁に、前記第1開口部に対して上側および下側の少なくとも一方に離間し、周方向に沿って延在する凹部が形成され、前記凹部に前記第2開口部が形成されている
ロードコーン。
.

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ロードコーンに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
保安灯を頂上部に設置することができ、一旦設置された保安灯を抜け難くするとともに、保安灯の設置の有無にかかわらず、持ち上げて移動しやすいロードコーンが提案されている(特許文献1参照)。このロードコーンによれば、下から上に向かうにしたがって径が次第に小さくなる筒状に形成されているコーン本体部の上端部に、保安灯が設置される保安灯設置部が設けられ、当該コーン本体部の上端部外壁に指引っ掛け部が両面形成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-081556号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、コーン本体部の上端部外壁に形成されている環状の凹部により指引っ掛け部が構成されており、当該環状の凹部が浅くて指を十分に引っ掛けられない場合がある。また、ロードコーンを移動する作業員は、その親指および中指(または人差し指)を当該凹部に沿って掛け回すべく略円弧状にしてコーン本体部に手を近づけるため、作業を急ぐあまり、当該コーン本体部の上端部に設置されている保安灯をその手の姿勢のままで親指および中指を掛け回すようにつかんでしまう傾向がある。
【0005】
そこで、本発明は、作業者にとって持ちやすさの向上が図られ、かつ、当該作業者が頂上部に取り付けられた保安灯をつかむ可能性の低減を図りうるロードコーンを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明のロードコーンは、
筒状に形成されている本体部を備えているロードコーンであって、
前記本体部の上端部が、保安灯が上端開口部に対して抜き差し可能に取り付けられるように構成され、
前記本体部の上部側壁に周方向に延在する手指挿入用の第1開口部が形成されている。
【0007】
当該構成のロードコーンによれば、作業者は中指などを本体部の外部から第1開口部を介して内部に挿入すべく、例えばその手を開き、掌を上に向けた状態で本体部に近づけるので、頂上部に取り付けられた保安灯をつかむためには手指の姿勢を変化させる必要がある。このため、作業者がロードコーンを移動させる作業の流れの中で、保安灯をつかむ可能性の低減が図られる。そして、作業者はその手の中指等を第1開口部において本体部に引っ掛けた状態で、当該本体部、ひいてはロードコーンを片手で容易に持ち上げて移動させることができる。
【0008】
前記構成のロードコーンにおいて、
前記本体部の上部側壁に、前記第1開口部に対して上側および下側の少なくとも一方に離間した、手指挿入用の第2開口部が形成されている
ことが好ましい。
【0009】
当該構成のロードコーンによれば、作業者は一または複数の第1手指(例えば、中指など)を第1開口部において本体部に引っ掛け、一または複数の第2手指(例えば、親指など)を第2開口部において本体部に引っ掛けることで、当該ロードコーンを片手でさらに容易に持ち上げて移動させることができる。
【0010】
前記構成のロードコーンにおいて、
前記本体部の上部側壁に、前記第1開口部に対して上側および下側の少なくとも一方に離間し、周方向に沿って延在する凹部が形成され、前記凹部に前記第2開口部が形成されている
ことが好ましい。
(【0011】以降は省略されています)

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