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公開番号2025073243
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-13
出願番号2023183847
出願日2023-10-26
発明の名称画像形成システム
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類G03G 15/24 20060101AFI20250502BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】 画像形成システムにおける消費電力を低減し、省電力性を向上させた画像形成システムを提供する。
【解決手段】 画像形成手段がシートにトナー画像及び接着剤層を形成し、そのシートを使用して冊子作製装置が冊子を作製する第1のモードと、画像形成手段がシートに接着剤層のみを形成し、そのシートを使用して冊子作製装置が冊子を作製する第2のモードと、を有し、定着手段でシートを加熱及び加圧するときの定着手段の所定の温度が、第2のモードのときのほうが第1のモードのときよりも小さい。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
シートにトナー画像と接着剤層を形成可能な画像形成手段と、シートを加熱及び加圧し挟持搬送することでトナー画像と接着剤層を所定の温度でシートに定着する定着手段と、
を有する画像形成装置と、
接着剤層が定着されている複数のシートを重ねた状態でシートに定着されている接着剤層を加熱及び加圧することで複数のシート同士を接着して冊子を作製する冊子作製装置と、
を有する画像形成システムであって、
前記画像形成手段がシートにトナー画像及び接着剤層を形成し、そのシートを使用して前記冊子作製装置が冊子を作製する第1のモードと、
前記画像形成手段がシートに接着剤層のみを形成し、そのシートを使用して前記冊子作製装置が冊子を作製する第2のモードと、
を有し、
前記定着手段でシートを加熱及び加圧するときの前記定着手段の前記所定の温度が、前記第2のモードのときのほうが前記第1のモードのときよりも小さいことを特徴とする画像形成システム。
続きを表示(約 2,300 文字)【請求項2】
前記第2のモードにて連続して所定のシート数を超えて冊子の作製が行われたとき、前記所定のシート数の次のシートから、前記第2のモードにおける前記定着手段でシートを加熱及び加圧するときの前記所定の温度及びシートの搬送間隔のうち少なくとも1つを、前記第2のモードにおける前記所定のシート数を超える前より大きくすることを特徴とする請求項1に記載の画像形成システム。
【請求項3】
前記所定のシート数を第1のシート数とし、前記第1のシート数とは別の第2のシート数を超えて冊子の作製が行われるとき、または、冊子の最終ページを含むシート束に対して加圧および加熱が行われるとき、前記所定の温度及びシートの搬送間隔のうち少なくとも1つを元の値に戻すことを特徴とする請求項2に記載の画像形成システム。
【請求項4】
前記画像形成システムは、あらかじめ接着剤層が形成されているシートを用いることで、前記画像形成手段がシートにトナー画像も接着剤層も形成することなく前記冊子作製装置が冊子を作製する第3のモードを有し、
前記定着手段でシートを加熱及び加圧するときの前記所定の温度が、前記第3のモードのときのほうが前記第2のモードのときよりも小さいことを特徴とする請求項1に記載の画像形成システム。
【請求項5】
シートにトナー画像と接着剤層を形成可能な画像形成手段と、シートを加熱及び加圧し挟持搬送することでトナー画像と接着剤層を所定の温度でシートに定着する定着手段であって、シートを挟持搬送する回転体を有する定着手段と、
前記定着手段でシートを加熱及び加圧するときに前記回転体に対して所定の極性の電圧を印可する電源と、
を有する画像形成装置と、
接着剤層が定着されている複数のシートを重ねた状態でシートに定着されている接着剤層を加熱及び加圧することで複数のシート同士を接着して冊子を作製する冊子作製装置と、
を有する画像形成システムであって、
前記画像形成手段がシートにトナー画像及び接着剤層を形成し、そのシートを使用して前記冊子作製装置が冊子を作製する第1のモードと、
前記画像形成手段がシートに接着剤層のみを形成し、そのシートを使用して前記冊子作製装置が冊子を作製する第2のモードと、
を有し、
前記定着手段でシートを加熱及び加圧するときに前記電源から前記定着手段に印可する前記電圧の値が、前記第2のモードのときのほうが前記第1のモードのときよりも小さいことを特徴とする画像形成システム。
【請求項6】
前記第2のモードにて連続して所定のシート数を超えて冊子の作製が行われたとき、前記所定のシート数の次のシートから、前記第2のモードにおける前記定着手段でシートを加熱及び加圧するときの前記電圧及びシートの搬送間隔のうち少なくとも1つを、前記第2のモードにおける前記所定のシート数を超える前より大きくすることを特徴とする請求項5に記載の画像形成システム。
【請求項7】
前記所定のシート数を第1のシート数とし、前記第1のシート数とは別の第2のシート数を超えて冊子の作製が行われるとき、または、冊子の最終ページを含むシート束に対して加圧および加熱が行われるとき、前記電圧及びシートの搬送間隔のうち少なくとも1つを元の値に戻すことを特徴とする請求項6に記載の画像形成システム。
【請求項8】
前記画像形成システムは、あらかじめ接着剤層が形成されているシートを用いることで、前記画像形成手段がシートにトナー画像も接着剤層も形成することなく前記冊子作製装置が冊子を作製する第3のモードを有し、
前記定着手段でシートを加熱及び加圧するときの前記電圧の値が、前記第3のモードのときのほうが前記第2のモードのときよりも小さいことを特徴とする請求項5に記載の画像形成システム。
【請求項9】
シートにトナー画像と接着剤層を形成可能な画像形成手段と、シートを加熱及び加圧し挟持搬送することでトナー画像と接着剤層を所定の温度でシートに定着する定着手段と、
を有する画像形成装置と、
接着剤層が定着されている複数のシートを重ねた状態でシートに定着されている接着剤層を加熱及び加圧することで複数のシート同士を接着して冊子を作製する冊子作製装置と、
を有する画像形成システムであって、
前記画像形成手段がシートにトナー画像及び接着剤層を形成し、そのシートを使用して前記冊子作製装置が冊子を作製する第1のモードと、
前記画像形成手段がシートに接着剤層のみを形成し、そのシートを使用して前記冊子作製装置が冊子を作製する第2のモードと、
を有し、
前記定着手段でシートを加熱及び加圧するときに前記定着手段がシートに加える圧力が、前記第2のモードのときのほうが前記第1のモードのときよりも小さいことを特徴とする画像形成システム。
【請求項10】
前記第2のモードにて連続して所定のシート数を超えて冊子の作製が行われたとき、前記所定のシート数の次のシートから、前記第2のモードにおける前記定着手段でシートを加熱及び加圧するときの前記圧力及びシートの搬送間隔のうち少なくとも1つを、前記第2のモードにおける前記所定のシート数を超える前より大きくすることを特徴とする請求項9に記載の画像形成システム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、シートにトナー画像と接着剤層を形成可能な画像形成装置と、複数のシート同士を接着して冊子を作製する冊子作製装置を有する画像形成システムに関するものである。
続きを表示(約 2,400 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1では、画像形成装置を用いてシートの端部に接着剤(トナー)の層を形成させておき、画像形成装置の定着部で加熱および加圧することで接着剤(トナー)の層をシート上に定着させ、その後、冊子作製装置の接着部において、シート端部に形成された接着剤層を再度加熱および加圧することによって、シート同士を接着する装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2004-209859号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記のような構成では、画像形成装置における定着部と冊子作製装置の接着部の各加熱部においてトナー画像や接着剤層が形成されたシートを加熱する必要があるため、システム全体としての消費電力が大きくなってしまう懸念がある。
【0005】
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、画像形成システムにおける消費電力を低減し、省電力性を向上させた画像形成システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様は、シートにトナー画像と接着剤層を形成可能な画像形成手段と、シートを加熱及び加圧し挟持搬送することでトナー画像と接着剤層を所定の温度でシートに定着する定着手段と、を有する画像形成装置と、接着剤層が定着されている複数のシートを重ねた状態でシートに定着されている接着剤層を加熱及び加圧することで複数のシート同士を接着して冊子を作製する冊子作製装置と、を有する画像形成システムであって、前記画像形成手段がシートにトナー画像及び接着剤層を形成し、そのシートを使用して前記冊子作製装置が冊子を作製する第1のモードと、前記画像形成手段がシートに接着剤層のみを形成し、そのシートを使用して前記冊子作製装置が冊子を作製する第2のモードと、を有し、前記定着手段でシートを加熱及び加圧するときの前記定着手段の前記所定の温度が、前記第2のモードのときのほうが前記第1のモードのときよりも小さいことを特徴とする。
【0007】
また、別の態様は、シートにトナー画像と接着剤層を形成可能な画像形成手段と、シートを加熱及び加圧し挟持搬送することでトナー画像と接着剤層を所定の温度でシートに定着する定着手段であって、シートを挟持搬送する回転体を有する定着手段と、前記定着手段でシートを加熱及び加圧するときに前記回転体に対して所定の極性の電圧を印可する電源と、を有する画像形成装置と、接着剤層が定着されている複数のシートを重ねた状態でシートに定着されている接着剤層を加熱及び加圧することで複数のシート同士を接着して冊子を作製する冊子作製装置と、を有する画像形成システムであって、前記画像形成手段がシートにトナー画像及び接着剤層を形成し、そのシートを使用して前記冊子作製装置が冊子を作製する第1のモードと、前記画像形成手段がシートに接着剤層のみを形成し、そのシートを使用して前記冊子作製装置が冊子を作製する第2のモードと、を有し、前記定着手段でシートを加熱及び加圧するときに前記電源から前記定着手段に印可する前記電圧の値が、前記第2のモードのときのほうが前記第1のモードのときよりも小さいことを特徴とする。
【0008】
また、別の態様は、シートにトナー画像と接着剤層を形成可能な画像形成手段と、シートを加熱及び加圧し挟持搬送することでトナー画像と接着剤層を所定の温度でシートに定着する定着手段と、を有する画像形成装置と、接着剤層が定着されている複数のシートを重ねた状態でシートに定着されている接着剤層を加熱及び加圧することで複数のシート同士を接着して冊子を作製する冊子作製装置と、を有する画像形成システムであって、前記画像形成手段がシートにトナー画像及び接着剤層を形成し、そのシートを使用して前記冊子作製装置が冊子を作製する第1のモードと、前記画像形成手段がシートに接着剤層のみを形成し、そのシートを使用して前記冊子作製装置が冊子を作製する第2のモードと、を有し、前記定着手段でシートを加熱及び加圧するときに前記定着手段がシートに加える圧力が、前記第2のモードのときのほうが前記第1のモードのときよりも小さいことを特徴とする。
【0009】
また、別の態様は、シートにトナー画像と接着剤層を形成可能な画像形成手段であって、トナーと接着剤の少なくとも一方を担持する回転可能な像担持体を有する画像形成手段と、シートを加熱及び加圧し挟持搬送することでトナー画像と接着剤層を所定の温度でシートに定着する定着手段と、前記像担持体に接触して前記像担持体を清掃するブレード部材と、を有する画像形成装置と、接着剤層が定着されている複数のシートを重ねた状態でシートに定着されている接着剤層を加熱及び加圧することで複数のシート同士を接着して冊子を作製する冊子作製装置と、を有する画像形成システムであって、前記画像形成手段がシートにトナー画像及び接着剤層を形成し、そのシートを使用して前記冊子作製装置が冊子を作製する第1のモードと、前記画像形成手段がシートに接着剤層のみを形成し、そのシートを使用して前記冊子作製装置が冊子を作製する第2のモードと、を有し、第2のモードでは、前記像担持体の回転軸方向において、接着層が形成されているシートの領域以外のシート領域に対応する、前記像担持体と前記ブレード部材の接触部にトナーを供給することを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、画像形成システムにおける消費電力を低減し、省電力性を向上させた画像形成システムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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