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公開番号2025073517
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-13
出願番号2023184406
出願日2023-10-27
発明の名称加熱ブロック及びダブルベルトプレス
出願人株式会社SGIC
代理人個人,個人,個人,個人
主分類B30B 5/06 20060101AFI20250502BHJP(プレス)
要約【課題】 励磁コイルの温度が過度に上昇することを抑制する。
【解決手段】 ダブルベルトプレス(1)で用いられる加熱ブロック(20)であって、励磁コイル(21)と、第1流路形成部(24)及び第2流路形成部(25)を有する。励磁コイル(21)は、金属製のベルト(13a)を誘導加熱する。第1流路形成部(24)及び第2流路形成部(25)は、励磁コイル(21)を収容し、励磁コイル(21)を冷却するための冷却気体を移動させる流路を形成する。
【選択図】 図3
特許請求の範囲【請求項1】
ダブルベルトプレスで用いられる加熱ブロックであって、
金属製のベルトを誘導加熱する励磁コイルと、
前記励磁コイルを収容し、前記励磁コイルを冷却するための冷却気体を移動させる流路を形成する第1流路形成部及び第2流路形成部と、
を有することを特徴とする加熱ブロック。
続きを表示(約 640 文字)【請求項2】
前記冷却気体を供給する供給通路を有しており、
前記第1流路形成部は、前記冷却気体を前記供給通路から前記流路に導く開口部を有することを特徴とする請求項1に記載の加熱ブロック。
【請求項3】
前記冷却気体を排出する排出通路を有しており、
前記第1流路形成部は、前記励磁コイルと熱交換された前記冷却気体を前記流路から前記排出通路に導く開口部を有することを特徴とする請求項2に記載の加熱ブロック。
【請求項4】
前記第2流路形成部は、前記励磁コイルと熱交換された前記冷却気体を前記流路から前記ベルトの表面に向かって排出させる開口部を有することを特徴とする請求項2に記載の加熱ブロック。
【請求項5】
前記第2流路形成部の前記開口部は、前記ベルトの幅方向における両端部に対応した位置に設けられていることを特徴とする請求項4に記載の加熱ブロック。
【請求項6】
前記第1流路形成部及び前記第2流路形成部のうちの少なくとも一方は、前記励磁コイルの端部を収容する収容溝を有することを特徴とする請求項1に記載の加熱ブロック。
【請求項7】
前記第2流路形成部に固定されており、前記ベルトと接触するガイド板を有することを特徴とする請求項1に記載の加熱ブロック。
【請求項8】
請求項1から7のいずれか1つに記載の加熱ブロックを有することを特徴とするダブルベルトプレス。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ダブルベルトプレスで用いられ、励磁コイルを備えた加熱ブロックに関する。
続きを表示(約 1,000 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1では、無端状の金属ベルトで被プレス物を上下から挟んだ状態で被プレス物を加熱・加圧する連続ホットプレス装置において、励磁コイルを用いて金属ベルトを誘導加熱している。ここで、励磁コイルには高周波電力が供給され、励磁コイルの高周波磁界によって金属ベルトが発熱する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2014-151349号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
励磁コイルの使用状況によっては、励磁コイルの温度が上昇してしまい、金属ベルトを誘導加熱しにくくなることがある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本願第1の発明は、ダブルベルトプレスで用いられる加熱ブロックであって、励磁コイルと、第1流路形成部及び第2流路形成部を有する。励磁コイルは、金属製のベルトを誘導加熱する。第1流路形成部及び第2流路形成部は、励磁コイルを収容し、励磁コイルを冷却するための冷却気体を移動させる流路を形成する。
【0006】
加熱ブロックには、冷却気体を供給する供給通路を設けることができる。ここで、第1流路形成部には、冷却気体を供給通路から流路に導く開口部を設けることができる。
【0007】
加熱ブロックには、冷却気体を排出する排出通路を設けることができる。ここで、第1流路形成部には、励磁コイルと熱交換された冷却気体を流路から排出通路に導く開口部を設けることができる。
【0008】
第2流路形成部には、励磁コイルと熱交換された冷却気体を流路からベルトの表面に向かって排出させる開口部を設けることができる。この開口部は、ベルトの幅方向における両端部に対応した位置に設けることができる。
【0009】
第1流路形成部及び第2流路形成部のうちの少なくとも一方には、励磁コイルの端部を収容する収容溝を設けることができる。第2流路形成部には、ベルトと接触するガイド板を固定することができる。
【0010】
本願第2の発明は、本願第1の発明である加熱ブロックを有するダブルベルトプレスである。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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