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公開番号2025073550
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-13
出願番号2023184456
出願日2023-10-27
発明の名称紙製蓋および蓋付容器
出願人東罐興業株式会社
代理人弁理士法人来知国際特許事務所,個人,個人
主分類B65D 47/04 20060101AFI20250502BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】段差空隙に起因する液漏れを抑制できる蓋付容器を提供する。
【解決手段】紙製蓋6は、カール状フランジ4を有する容器1対応に取り付けられる。紙製蓋6は、蓋本体部7と、蓋本体部7の外周に設けられ、カール状フランジ4にロックされる複数のロック機構10,31,32と、一のロック機構10と隣のロック機構31との間に設けられる飲み口部50と、を備える。ロック機構10は、ブランク状態において、蓋本体部7から外側に延設されるフラップ部11と、フラップ部11に蓋本体部7に向かって凸状となるように設けられた凸状切り込み線12と、カール状フランジ4に相当する位置に沿って凸状切り込み線12を跨ぐように設けられた左右の折り曲げ用切り込み線13,14と、からなる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
カール状フランジを有する容器対応の紙製蓋であって、
蓋本体部と、
前記蓋本体部の外周に設けられ、前記カール状フランジにロックされる複数のロック機構と、
一のロック機構と隣のロック機構との間に設けられる飲み口部と、
を備えることを特徴とする紙製蓋。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記ロック機構は、ブランク状態において、
前記蓋本体部から外側に延設されるフラップ部と、
前記フラップ部に、前記蓋本体部に向かって凸状となるように設けられた凸状切り込み線と、
前記カール状フランジに相当する位置に沿って、前記凸状切り込み線を跨ぐように設けられた左右の折り曲げ用切り込み線と、
からなることを特徴とする請求項1記載の紙製蓋。
【請求項3】
前記ロック機構では、ロック状態において、
前記左右の折り曲げ用切り込み線の両端部を軸として、前記フラップ部が下側に回動され、
前記凸状切り込み線により形成される凸状部の頂部が、前記カール状フランジの下側に位置し、第1ロック部を形成し、
前記フラップ部の上側両端部は、前記カール状フランジの側面と当接し、第2ロック部を形成する
ことを特徴とする請求項2記載の紙製蓋。
【請求項4】
前記蓋本体部の外周であって、前記折り曲げ用切り込み線の両端部の隣に、前記蓋本体部の中心側に向かって切り欠けられる切り欠け部
を備えることを特徴とする請求項2記載の紙製蓋。
【請求項5】
前記ロック機構は3カ所である
ことを特徴とする請求項1記載の紙製蓋。
【請求項6】
外周において第1ロック機構中央と第2ロック機構中央がなす中心角は、第1ロック機構中央と第3ロック機構中央がなす中心角および第2ロック機構中央と第3ロック機構中央がなす中心角よりも大きく、
前記飲み口部は第1ロック機構と第2ロック機構との間に設けられる
ことを特徴とする請求項5記載の紙製蓋。
【請求項7】
前記飲み口部は、
前記蓋本体部中央に設けられた回動軸と、
前記回動軸を介して飲み口を開閉可能とする開閉部と、
前記開閉部の遠位に設けられる摘み部と、
前記摘み部に設けられる掛止用切り込み線と、
からなり、
前記掛止用切り込み線により形成される掛止部は、
飲み口閉状態において、前記カール状フランジの対応する箇所に掛止可能であり、
飲み口開状態において、前記カール状フランジの対称箇所に掛止可能である
ことを特徴とする請求項1記載の紙製蓋。
【請求項8】
請求項1記載の紙製蓋と、
カール状フランジを有する容器と、
からなることを特徴とする蓋付容器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、容器の蓋に関し、特に、カール状フランジを有する容器対応の紙製蓋に関する。
続きを表示(約 1,000 文字)【背景技術】
【0002】
飲料や汁気の多い食品用の容器では蓋付であることが好ましい。例えば、コンビニエンスストアやコーヒーチェーン店では、紙製容器にコーヒーを注ぎ、容器に樹脂製蓋をし、持ち帰り用として提供される。樹脂製蓋は飲み口を形成するのも容易である(例えば、特許文献1)。
【0003】
ところで、近年、環境配慮の観点から樹脂製容器よりも紙製容器が好まれる傾向にある。蓋についても樹脂製蓋に代わる紙製蓋が検討されている(例えば、特許文献2)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2018-065598号公報
特許第3432316号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、樹脂は加工が容易で、例えば立体形状等複雑な形状に成形でき、樹脂製蓋に飲み口開閉機能やロック機能など様々な機能を付加できるのに対し、紙の加工は樹脂程容易でなく、成形形状に限界があり、紙製蓋に付加できる機能も限界がある。その結果、紙製蓋は樹脂製蓋程には一般化されていない。
【0006】
一方、樹脂製蓋と同程度の機能はなくとも、オフィス内で会議室から自分の席へコーヒーを持って移動する際に用いるなど、簡易な紙製蓋の需要はある。
【0007】
本発明は、上記課題を解決するものであり、簡易な構成で複数の機能を有する紙製蓋を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記目的を達成するための本発明の紙製蓋は、カール状フランジを有する容器に対応する。紙製蓋は、蓋本体部と、前記蓋本体部の外周に設けられ、前記カール状フランジにロックされる複数のロック機構と、一のロック機構と隣のロック機構との間に設けられる飲み口部と、を備える。
【0009】
これにより、紙製蓋はロック機能と飲み口機能を有する。特に、飲み口が開閉する際、蓋が外れることを抑制する。
【0010】
上記発明において好ましくは、前記ロック機構は、ブランク状態において、前記蓋本体部から外側に延設されるフラップ部と、前記フラップ部に、前記蓋本体部に向かって凸状となるように設けられた凸状切り込み線と、前記カール状フランジに相当する位置に沿って、前記凸状切り込み線を跨ぐように設けられた左右の折り曲げ用切り込み線と、からなる。
(【0011】以降は省略されています)

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