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公開番号
2025074547
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-14
出願番号
2023185417
出願日
2023-10-30
発明の名称
移動サポートシステム
出願人
本田技研工業株式会社
代理人
弁理士法人クシブチ国際特許事務所
主分類
G06Q
10/083 20240101AFI20250507BHJP(計算;計数)
要約
【課題】移動体による移動を伴う利用者の行動の利便性を向上させることができる移動サポートシステムを提供する。
【解決手段】移動サポートシステム1は、第1移動体100による移動を含む利用者Uの行動計画を示す行動計画情報を取得する行動計画情報取得部11と、行動計画情報に基づいて、第1移動体による移動後に利用者Uによって使用される第1対象物と、第1対象物の使用が予定されている第1対象地点及び第1対象時点と、を認識する第1対象物情報認識部12と、第1移動体以外の第2移動体により、第1対象時点までに、第1対象物を第1所定地点から第1対象地点まで輸送する第1輸送サービスの利用を提案する第1輸送サービス提案情報を、利用者Uにより使用される利用者端末50に送信する輸送サービス提案部14と、を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
第1移動体による移動を含む利用者の行動計画を示す行動計画情報を取得する行動計画情報取得部と、
前記行動計画情報に基づいて、前記第1移動体による移動後に前記利用者によって使用される第1対象物と、前記第1対象物の使用が予定されている第1対象地点及び第1対象時点と、を認識する第1対象物情報認識部と、
前記第1移動体以外の第2移動体により、前記第1対象時点までに、前記第1対象物を第1所定地点から前記第1対象地点まで輸送する第1輸送サービスの利用を提案する第1輸送サービス提案情報を、前記利用者により使用される利用者端末に送信する輸送サービス提案部と、
を備える移動サポートシステム。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記利用者端末から送信される、前記第1輸送サービスの利用を依頼する第1輸送サービス依頼情報を受信したときに、前記第1輸送サービスを実施するための第1輸送サービス対応処理を実行する第1輸送サービス対応部を備える
請求項1に記載の移動サポートシステム。
【請求項3】
前記第1対象物情報認識部は、前記第1移動体に移動後に使用される対象物であっても、前記第1移動体による移動終了時点から所定時間内での使用が予定され、且つ前記第1移動体に持ち込んで運ぶことが可能である対象物については、前記第1対象物から除外する
請求項1又は請求項2に記載の移動サポートシステム。
【請求項4】
前記第1対象物情報認識部は、前記第1移動体により前記利用者と同送することができない対象物を、前記第1対象物として優先的に認識する
請求項1又は請求項2に記載の移動サポートシステム。
【請求項5】
前記行動計画情報に基づいて、前記行動計画に対応した前記利用者の行動により使用され、前記行動計画において前記使用後に再び使用される予定がない第2対象物と、前記使用が終了した前記第2対象物の受け取りが可能な第2対象地点及び第2対象時点と、を認識する第2対象物情報認識部を備え、
前記輸送サービス提案部は、前記第2対象時点以降に前記第2対象地点で前記第2対象物を受け取って、第3移動体により、前記第2対象物を前記第2対象地点から第2所定地点まで輸送する第2輸送サービスの利用を提案する第2輸送サービス提案情報を、前記利用者端末に送信する
請求項1又は請求項2に記載の移動サポートシステム。
【請求項6】
前記利用者端末から送信される、前記第2輸送サービスの利用を依頼する第2輸送サービス依頼情報を受信したときに、前記第2輸送サービスを実施するための第2輸送サービス対応処理を実行する第2輸送サービス対応部を備える
請求項5に記載の移動サポートシステム。
【請求項7】
前記輸送サービス提案部は、前記利用者による使用が終了した前記第2対象物のクリーニングを行った後に、前記第2対象物を前記第2所定地点まで輸送する前記第2輸送サービスの利用を提案する前記第2輸送サービス提案情報を、前記利用者端末に送信する
請求項5に記載の移動サポートシステム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、移動サポートシステムに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、利用者の荷物を、利用者が搭乗するeVTOL(Electronic Vertical Take-Off and Landing aircraft)に載せて運ぶか、利用者が搭乗するeVTOL以外の車両により別送するかを判断するペイロード管理システムが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
上記ペイロード管理システムでは、eVTOLにより利用者と共に荷物を運ぶことができない場合に、荷物をeVTOL以外の車両で別送するようにしている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
米国特許出願公開第2022/0067616号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記ペイロード管理システムでは、荷物の重力や大きさに応じて、利用者の荷物を別送とするか否かが決定される。この場合、使用するタイミングが移動先に到着した後である荷物についても、利用者が手荷物としてeVTOLに持ち込むことになるため、移動体による移動を伴う利用者の行動の利便性が低下するという不都合がある。
本発明はかかる背景に鑑みてなされたものであり、移動体による移動を伴う利用者の行動の利便性を向上させることができる移動サポートシステムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記目的を達成するための態様として、第1移動体による移動を含む利用者の行動計画を示す行動計画情報を取得する行動計画情報取得部と、前記行動計画情報に基づいて、前記第1移動体による移動後に前記利用者によって使用される第1対象物と、前記第1対象物の使用が予定されている第1対象地点及び第1対象時点と、を認識する第1対象物情報認識部と、前記第1移動体以外の第2移動体により、前記第1対象時点までに、前記第1対象物を第1所定地点から前記第1対象地点まで輸送する第1輸送サービスの利用を提案する第1輸送サービス提案情報を、前記利用者により使用される利用者端末に送信する輸送サービス提案部と、を備える移動サポートシステムが挙げられる。
【0006】
上記移動サポートシステムにおいて、前記利用者端末から送信される、前記第1輸送サービスの利用を依頼する第1輸送サービス依頼情報を受信したときに、前記第1輸送サービスを実施するための第1輸送サービス対応処理を実行する第1輸送サービス対応部を備える構成としてもよい。
【0007】
上記移動サポートシステムにおいて、前記第1対象物情報認識部は、前記第1移動体に移動後に使用される対象物であっても、前記第1移動体による移動終了時点から所定時間内での使用が予定され、且つ前記第1移動体に持ち込んで運ぶことが可能である対象物については、前記第1対象物から除外する構成としてもよい。
【0008】
上記移動サポートシステムにおいて、前記第1対象物情報認識部は、前記第1移動体により前記利用者と同送することができない対象物を、前記第1対象物として優先的に認識する構成としてもよい。
【0009】
上記移動サポートシステムにおいて、前記行動計画情報に基づいて、前記行動計画に対応した前記利用者の行動により使用され、前記行動計画において前記使用後に再び使用される予定がない第2対象物と、前記使用が終了した前記第2対象物の受け取りが可能な第2対象地点及び第2対象時点と、を認識する第2対象物情報認識部を備え、前記輸送サービス提案部は、前記第2対象時点以降に前記第2対象地点で前記第2対象物を受け取って、第3移動体により、前記第2対象物を前記第2対象地点から第2所定地点まで輸送する第2輸送サービスの利用を提案する第2輸送サービス提案情報を、前記利用者端末に送信する構成としてもよい。
【0010】
上記移動サポートシステムにおいて、前記利用者端末から送信される、前記第2輸送サービスの利用を依頼する第2輸送サービス依頼情報を受信したときに、前記第2輸送サービスを実施するための第2輸送サービス対応処理を実行する第2輸送サービス対応部を備える構成としてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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