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公開番号
2025075769
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-15
出願番号
2023187168
出願日
2023-10-31
発明の名称
漂白洗浄剤組成物
出願人
株式会社ADEKA
,
ADEKAクリーンエイド株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
C11D
3/395 20060101AFI20250508BHJP(動物性または植物性油,脂肪,脂肪性物質またはろう;それに由来する脂肪酸;洗浄剤;ろうそく)
要約
【課題】安全性が高く、有機物汚れやスケール溶解、色素汚れに優れた洗浄性を有する漂白洗浄剤組成物を提供する。
【解決手段】(A)成分として酸素系漂白剤、(B)成分としてノニオン界面活性剤及び/又はアニオン界面活性剤、(C)成分としてキレート剤、(D)成分としてアルカリ金属炭酸塩を含有する、漂白洗浄剤組成物を提供する。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
(A)成分として酸素系漂白剤、
(B)成分としてノニオン界面活性剤及び/又はアニオン界面活性剤、
(C)成分としてキレート剤、
(D)成分としてアルカリ金属炭酸塩、
を含有する、漂白洗浄剤組成物。
続きを表示(約 330 文字)
【請求項2】
(A)成分が過炭酸ナトリウムを0.1質量%以上、40質量%以下含有する、請求項1に記載の漂白洗浄剤組成物。
【請求項3】
(B)成分がポリオキシアルキレンアルキルエーテルを0.1質量%以上、15質量%以下含有する、請求項1に記載の漂白洗浄剤組成物。
【請求項4】
(C)成分がエチレンジアミン四酢酸又はその塩を0.1質量%以上、20質量%以下含有する、請求項1に記載の漂白洗浄剤組成物。
【請求項5】
(D)成分が炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウムからなる群から選択される少なくとも1種を1質量%以上、90質量%以下含有する、請求項1に記載の漂白洗浄剤組成物。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、金属、ガラス、陶磁器、プラスチック等の硬表面に付着した色素汚れに対して好適な漂白洗浄力を有する漂白洗浄剤組成物であって、特に食品工場の各種製造設備、器具類、容器類の洗浄の他、ホテル、レストラン、学校、病院、飲食店、社員食堂、給食施設等の大規模な調理施設で使用される食器類を効率よく洗浄することができる漂白洗浄剤組成物に関するものである。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
金属、ガラス、陶磁器、プラスチック等の硬表面に付着した色素汚れに対する洗浄剤としては、従来低温での高い漂白効果の点から次亜塩素酸ナトリウムを主成分とした漂白剤が広く用いられてきた。しかしながら、このような漂白剤を使用した場合、金属においては錆を発生させ、またガラス、陶磁器、プラスチック等においては、これらからなる食器等の装飾の剥離、退色、光沢が低下してしまう問題を生じていた。更に、このような漂白剤の場合、酸性物質との併用による誤用事故の発生、近年では水質汚濁の環境汚染も懸念されている。
一方で、酸素系漂白剤は、漂白力こそ塩素系漂白剤に劣るものの、比較的安定である点で取り扱いやすい。酸素系漂白剤としては、過炭酸ナトリウムや過ホウ酸ナトリウムなどが知られているが、ホウ素源を含む過ホウ酸ナトリウムは水質汚濁の観点から使用を避ける傾向がある。そのため、過炭酸ナトリウムを用いた洗浄剤組成物が提案されている(特許文献1)。
【0003】
しかしながら、これらの洗浄剤組成物は自己加速分解が起こることがあり、洗浄剤としての能力を失うばかりでなく、発火して火災の原因となることがあることから、特定の成分を含有した酸素系粉末洗浄剤組成物が提案されている(特許文献2)。また、可燃物と混触した状態で燃焼物が接触した場合に燃焼が発生することから、燃焼抑制剤を含む酸素系漂白剤が提案されている(特許文献3)。
しかしながら、いずれの技術も、安全性と洗浄性を同時に満たすには、十分とは言えないため、上記課題を解決できていなかった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2013-10819号公報
特開2011-26456号公報
特開2015-7187号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、これらの問題を解決するためになされたものであり、安全性と洗浄性を同時に満たす漂白洗浄剤組成物を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本発明者らは鋭意検討した結果、
(A)成分として酸素系漂白剤、(B)成分としてノニオン界面活性剤及び/又はアニオン界面活性剤、(C)成分としてキレート剤、(D)成分としてアルカリ金属炭酸塩、を含有する漂白洗浄剤組成物が従来有していた課題を解決できることを見出し、本発明を完成するに至った。
【0007】
即ち本発明は、
(1)(A)成分として、酸素系漂白剤、(B)成分としてノニオン界面活性剤及び/又はアニオン界面活性剤、(C)成分としてキレート剤、(D)成分としてアルカリ金属炭酸塩を含有する、漂白洗浄剤組成物、
(2)(A)成分が過炭酸ナトリウムを0.1質量%以上、40質量%以下含有する、(1)の漂白洗浄剤組成物、
(3)(B)成分がポリオキシアルキレンアルキルエーテルを0.1質量%以上、15質量%以下含有する、(1)の漂白洗浄剤組成物、
(4)(C)成分がエチレンジアミン四酢酸又はその塩を0.1質量%以上、20質量%以下含有する、(1)の漂白洗浄剤組成物、
(5)(D)成分が炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウムからなる群から選択される少なくとも1種を1質量%以上、90質量%以下含有する、(1)の漂白洗浄剤組成物、である。
【発明の効果】
【0008】
本発明の漂白洗浄剤組成物は、自己加速分解が生じ難く(即ち、蓄熱安定性に優れ)、したがって安全性が高く、且つ有機物汚れやスケール溶解、色素汚れに優れた洗浄性を満たす効果を有する。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本発明は、上記(A)~(D)成分を必須成分として含有する、漂白洗浄剤組成物である。
本発明の漂白洗浄剤組成物は、(A)成分として酸素系漂白剤を含有する。この(A)成分は主として漂白効果に寄与する。
【0010】
(A)成分として、漂白効果が認められる任意の過炭酸ナトリウム又は過炭酸カリウムを使用することができる。商業的理由及び漂白性の観点から、過炭酸ナトリウムが好ましい。
(【0011】以降は省略されています)
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