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10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025075803
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-15
出願番号2023187228
出願日2023-10-31
発明の名称ラミネート装置
出願人ブラザー工業株式会社
代理人個人,個人
主分類B41J 15/04 20060101AFI20250508BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】個別に装着できる2個のロールを狭いスペースで交換できる手段を提供する。
【解決手段】ラミネート装置1は、第1ロール111から引き出された第1部材101に画像を記録する記録部30と、記録部30にて画像が記録された第1部材101と、第2ロール121から引き出された第2部材102とを貼り合わせる貼合部50と、上部に開口17を有し、記録部30および貼合部50を収容する筐体11と、を備えている。第1ロール111および第2ロール121は、筐体11の外部から開口17を通過して、筐体11内の第1位置71および第2位置72にそれぞれ装着可能である。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
第1ロールから引き出された第1部材に画像を記録する記録部と、
上記記録部にて画像が記録された上記第1部材と、第2ロールから引き出された第2部材とを貼り合わせる貼合部と、
上部に開口を有し、上記記録部および上記貼合部を収容する筐体と、を備え、
上記第1ロールおよび上記第2ロールが、上記筐体の外部から上記開口を通過して、上記筐体内の第1位置および第2位置にそれぞれ装着可能であるラミネート装置。
続きを表示(約 1,500 文字)【請求項2】
上記第1ロールは、上記第1部材が巻かれる第1軸を有し、上記第1軸が水平方向に延伸する体勢で上記第1位置に装着可能であり、
上記第2ロールは、上記第2部材が巻かれる第2軸を有し、上記第2軸が水平方向に延伸する体勢で上記第2位置に装着可能である請求項1に記載のラミネート装置。
【請求項3】
上記第1ロールは、第1取手部を有する第1カートリッジに収容された状態で上記第1位置に装着可能であり、
上記第2ロールは、第2取手部を有する第2カートリッジに収容された状態で上記第2位置に装着可能である請求項2に記載のラミネート装置。
【請求項4】
上記第1ロールが上記第1位置に装着された状態で、上記第1取手部の少なくとも一部が、上記開口より上に位置し、
上記第2ロールが上記第2位置に装着された状態で、上記第2取手部の少なくとも一部が、上記開口より上に位置する請求項3に記載のラミネート装置。
【請求項5】
上記筐体は、操作部と、上記第1部材と上記第2部材とが貼り合わせされた完成品を排出する排出口とが位置する前壁を有し、
上記第1ロールが上記第1位置に装着された状態で、上記第1取手部は、上下方向および上記前壁と交差する前後方向において上記前壁と上記第1軸との間に位置し、
上記第2ロールが上記第2位置に装着された状態で、上記第2取手部は、上記前後方向において上記前壁と上記第2軸との間に位置する請求項3に記載のラミネート装置。
【請求項6】
上記第1カートリッジおよび上記第2カートリッジの一方であるカートリッジは、当該カートリッジを上下方向および上記前後方向と交差する第1方向に沿った向きに付勢する付勢部材と、上記第1取手部および上記第2取手部の一方である取手部とを有し、
上記第1ロールが上記第1位置に装着され、上記第2ロールが上記第2位置に装着された状態で、上記付勢部材および上記取手部は、上記前後方向において、当該カートリッジに収容された部材が巻かれる軸に対して同じ側に位置する請求項5に記載のラミネート装置。
【請求項7】
上記筐体は、操作部と、上記第1部材と上記第2部材とが貼り合わせされた完成品を排出する排出口とが位置する前壁を有し、
上記第1ロールが上記第1位置に装着され、上記第2ロールが上記第2位置に装着された状態で、上記第2ロールは、上下方向および上記前壁と交差する前後方向において、上記前壁と上記第1ロールとの間に位置する請求項2に記載のラミネート装置。
【請求項8】
上記第1ロールが上記第1位置に装着され、上記第2ロールが上記第2位置に装着された状態で、上記第1軸が、上下方向において上記第2軸より上に位置する請求項7に記載のラミネート装置。
【請求項9】
上記第1位置に装着された状態の上記第1ロールの少なくとも一部が、上記開口より上に位置し、
上記第2位置に装着された状態の上記第2ロールの少なくとも一部が、上記開口より上に位置する請求項1に記載のラミネート装置。
【請求項10】
上記第1ロールが上記第1位置に装着された状態で、上記第1ロールのうち上記開口より上に位置する部分

、上記第2ロールが上記第2位置に装着された状態で、上記第2ロールのうち上記開口より上に位置する部分
と、上
記開口
と、
を覆うカバーをさらに備えた請求項9に記載のラミネート装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、複数の部材を貼り合わせるラミネート装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、第1ロールから引き出された第1部材に画像を記録し、画像が記録された第1部材と第2ロールから引き出された第2部材とを貼り合わせるラミネート装置が知られている(例えば、特許文献1)。
【0003】
特許文献1に記載された装置では、印刷部は、被記録媒体用ロールから引き出された被記録媒体上に印画像を形成する。印画像が形成された被記録媒体は、第1のカット部で所定の長さにカットされ、ラミネート処理部に搬送され、ラミネート処理部内のガイドロールでラミネート部材用ロールから引き出されたラミネート部材と重ね合わされる。重ね合わされた被記録媒体とラミネート部材とは、加圧加熱ロールで加熱され、第2のカット部で切り離される。被記録媒体用ロール、被記録媒体、ラミネート部材用ロール、およびラミネート部材は、それぞれ、第1ロール、第1部材、第2ロール、および第2部材に該当する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2003-211593号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に記載のようなロールを装着する装置では、ロールを装置の側面から装着する構成が知られている。しかしながら、このようなラミネート装置では、ロール交換のために広いスペースが必要となるので、設置場所が制限されるという問題がある。
【0006】
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、個別に装着できる2個のロールを狭いスペースで交換できる手段を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
(1) 本発明のラミネート装置は、第1ロールから引き出された第1部材に画像を記録する記録部と、上記記録部にて画像が記録された上記第1部材と、第2ロールから引き出された第2部材とを貼り合わせる貼合部と、上部に開口を有し、上記記録部および上記貼合部を収容する筐体と、を備えている。上記第1ロールおよび上記第2ロールが、上記筐体の外部から上記開口を通過して、上記筐体内の第1位置および第2位置にそれぞれ装着可能である。
【0008】
上記のラミネート装置によれば、2個のロールを筐体の上部から開口を通じてそれぞれ装着できるので、ユーザは個別に装着できる2個のロールを狭いスペースで交換できる。
【0009】
(2) 好ましくは、上記第1ロールは、上記第1部材が巻かれる第1軸を有し、上記第1軸が水平方向に延伸する体勢で上記第1位置に装着可能であり、上記第2ロールは、上記第2部材が巻かれる第2軸を有し、上記第2軸が水平方向に延伸する体勢で上記第2位置に装着可能であってもよい。
【0010】
(3) 好ましくは、上記第1ロールは、第1取手部を有する第1カートリッジに収容された状態で上記第1位置に装着可能であり、上記第2ロールは、第2取手部を有する第2カートリッジに収容された状態で上記第2位置に装着可能であってもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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