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公開番号2025075895
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-15
出願番号2023187381
出願日2023-11-01
発明の名称スイッチギヤ
出願人株式会社東芝,東芝インフラシステムズ株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類H02B 1/28 20060101AFI20250508BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】エアフィルタ交換時の作業性を向上させることが可能なスイッチギヤを提供する。
【解決手段】スイッチギヤは、筐体部と、屋根部と、開閉板部と、フィルタと、を備える。筐体部には、電気機器が配置される。屋根部は、庇部と、開口部と、を有する。庇部は、筐体部の上部に設けられ、筐体部の側面から筐体部の外側に向かって延在する。開口部は、庇部の側面に設けられる。開閉板部は、開口部を開閉可能に塞ぐ。フィルタは、庇部の下面に設けられた換気口に合わせて配設され、開口部から挿脱可能に設けられる。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
電気機器が配置される筐体部と、
前記筐体部の上部に設けられ、前記筐体部の側面から前記筐体部の外側に向かって延在する庇部と、前記庇部の側面に設けられた開口部と、を有する屋根部と、
前記開口部を開閉可能に塞ぐ開閉板部と、
前記庇部の下面に設けられた換気口に合わせて配設され、前記開口部から挿脱可能に設けられるフィルタと、
を備えるスイッチギヤ。
続きを表示(約 650 文字)【請求項2】
前記下面は、前記筐体部に対して前記開口部に向かって下る方向に傾斜し、
前記下面と前記庇部の側面との間に隙間が設けられる、
請求項1に記載のスイッチギヤ。
【請求項3】
前記庇部の下面に配設され、前記筐体部の内側に向かう方向において前記フィルタを固定する仕切板をさらに備える、
請求項1または2に記載のスイッチギヤ。
【請求項4】
前記開閉板部は、前記庇部の側面と接触し前記開口部をシールするシール部材をさらに有する、
請求項1または2に記載のスイッチギヤ。
【請求項5】
前記開閉板部は、前記筐体部の内側に向かう方向に延在する固定部材をさらに有し、
前記固定部材は、前記筐体部の内側に向かう方向において前記フィルタを固定する緩衝部材を有する、
請求項1または2に記載のスイッチギヤ。
【請求項6】
前記固定部材と前記フィルタは、一体となって前記開口部から挿脱可能である、
請求項5に記載のスイッチギヤ。
【請求項7】
前記開閉板部は、前記庇部の前記側面において固定可能である、
請求項1または2に記載のスイッチギヤ。
【請求項8】
前記換気口から前記庇部の内部に流入する気流を整流するガイド部をさらに備え、
前記ガイド部は、高さ方向において前記フィルタを固定する、
請求項1または2に記載のスイッチギヤ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、スイッチギヤに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、電気機器類が金属で閉鎖された筐体に収納されて、長期間安全に使用できるように絶縁性能を持たせたスイッチギヤ(配電盤)が知られている。屋外向けスイッチギヤには、設置される設備環境に応じて、耐塩、防塵、防虫等の機能を持つエアフィルタが吸気口に設けられる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2010-183846号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
エアフィルタを交換する際、エアフィルタを支持する屋根換気口部や防滴板等を庇部の下方から取り外す必要がある。このため、エアフィルタ交換時の作業性を向上させるという課題がある。
【0005】
本発明が解決しようとする課題は、エアフィルタ交換時の作業性を向上させることが可能なスイッチギヤを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前記の目的を達成するため、本発明に係るスイッチギヤは、筐体部と、屋根部と、開閉板部と、フィルタと、を備える。筐体部には、電気機器が配置される。屋根部は、庇部と、開口部と、を有する。庇部は、筐体部の上部に設けられ、筐体部の側面から筐体部の外側に向かって延在する。開口部は、庇部の側面に設けられる。開閉板部は、開口部を開閉可能に塞ぐ。フィルタは、庇部の下面に設けられた換気口に合わせて配設され、開口部から挿脱可能に設けられる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、第1の実施形態のスイッチギヤの構成の一部を示す概略図である。
図2は、第1の実施形態のスイッチギヤの庇部の図1におけるA部を拡大して示す概略図である。
図3は、第1の実施形態のスイッチギヤの庇部の一部を示す斜視図である。
図4は、第1の実施形態のスイッチギヤの庇部の一部を示す下面図である。
図5は、第1の実施形態のスイッチギヤの庇部の一部を示す正面図である。
図6は、第1の実施形態のスイッチギヤの開閉板部を示す斜視図である。
図7は、第1の実施形態のスイッチギヤの開閉板部を示す上面図である。
図8は、第1の実施形態のスイッチギヤのフィルタ取り出し工程を示す概略図である。
図9は、第1の実施形態のスイッチギヤのフィルタ入れ込み工程を示す概略図である。
図10は、第2の実施形態のスイッチギヤの庇部の一部を拡大して示す概略図である。
図11は、第2の実施形態のスイッチギヤの庇部の一部を示す正面図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
(第1の実施形態)
以下、添付図面を参照して、第1の実施形態のスイッチギヤ1を詳細に説明する。以下に記載する実施形態の構成、並びに当該構成によってもたらされる作用及び結果(効果)は、あくまで一例であって、以下の記載内容に限られるものではない。なお、本明細書では、序数は、部品や部材を区別するためだけに用いられており、順番や優先度を示すものではない。
【0009】
図1乃至図7を参照して、本発明の第1の実施形態に係るスイッチギヤ1の構造について説明する。図1は、第1の実施形態のスイッチギヤ1の構成の一部を示す概略図である。スイッチギヤ1は、例えば、屋外において金属で閉鎖され接地された筐体部10の中に電気機器類を収納したものである。スイッチギヤ1は、外部に対する絶縁性能を有している。なお、第1の実施形態のスイッチギヤ1の構造は、図1に示す例に限定されるものではない。
【0010】
以下の説明では、X軸Y軸Z軸直交座標系が定義されている。+X方向は、筐体部10の扉12が配設される正面方向であり、-X方向は、正面方向とは逆の背面方向である。Y軸方向は、正面方向から見た左右方向であり、+Y方向は右方向であり、-Y方向は左方向である。Z軸方向は、スイッチギヤ1の高さ方向であり、+Z方向は上方向であり、-Z方向は下方向である。なお、X軸Y軸Z軸直交座標系は便宜上使用される座標系であり、本発明は、この座標系が適用できないスイッチギヤに対しても適用できる。
(【0011】以降は省略されています)

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