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公開番号
2025077478
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-19
出願番号
2023189682
出願日
2023-11-06
発明の名称
電磁波反射体
出願人
積水化学工業株式会社
代理人
弁理士法人三枝国際特許事務所
主分類
H01Q
15/14 20060101AFI20250512BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】入射角がどのような角度でも、電磁波強度を確保しながら、所望の角度に電磁波を反射できる電磁波反射体を提供する。
【解決手段】所定の波長の電磁波を反射する電磁波反射体1であって、仮想平面に沿って広がる基板部23上に複数の突条部31が設けられた基材2と、複数の突条部31に設けられた複数の導電体32と、を備える。複数の突条部31の各々は、仮想平面に対して傾斜しかつ導電体32が積層された傾斜面311を有する。傾斜面311の勾配方向における導電体32の各々の長さL6は、電磁波の前記所定の波長未満である。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
所定の波長の電磁波を反射する電磁波反射体であって、
仮想平面に沿って広がる基板部上に複数の突条部が設けられた基材と、
前記複数の突条部に設けられた複数の導電体と、
を備え、
前記複数の突条部の各々は、前記仮想平面に対して傾斜しかつ前記導電体が積層された傾斜面を有し、
前記傾斜面の勾配方向における前記導電体の各々の長さは、前記所定の波長未満である、
電磁波反射体。
続きを表示(約 370 文字)
【請求項2】
前記複数の突条部の傾斜面は、互いに平行である、
請求項1に記載の電磁波反射体。
【請求項3】
前記仮想平面と前記傾斜面とのなす角が、60°以下である、
請求項1又は請求項2に記載の電磁波反射体。
【請求項4】
前記複数の突条部は、平面視において、前記突条部の長手方向に直交する方向に並んでいる、
請求項1又は請求項2に記載の電磁波反射体。
【請求項5】
前記突条部は、前記仮想平面に直交する面を含んだ断面直角三角形状に形成されている、
請求項1又は請求項2に記載の電磁波反射体。
【請求項6】
前記複数の突条部の各々は、平面視において一直線に沿って形成されている、
請求項1又は請求項2に記載の電磁波反射体。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、電磁波反射体に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
従前より、携帯電話等の無線通信には、センチ波やミリ波と呼ばれる3GHz以上300GHz以下程度の周波数帯域の電波が用いられている。このような波長が短い電波は直進性が強く、障害物があると回り込みにくい。このため、当該電波を広範囲に行き届かせるためには、建造物の表面(例えば、壁、床面、天井、柱の表面等)に反射板が設けられる。
【0003】
例えば、特許文献1には、モノポールアンテナと、電波を反射する金属反射板とを屋内の床下空間に配置した通信システムが記載されている。金属反射板により、モノポールアンテナから出力される電波を床下空間に拡散させるとともに、床下空間から居室(建物)外に漏洩したり、建造物の床部に電波が吸収されたりすることを防いでいる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2010-258514号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1に記載の金属反射板は、正規反射方向への電磁波の反射強度が強くなるため、所望の位置に電磁波を伝播させるためには、入射角と同じ反射角を踏まえた設置角度に設定する必要があり、設置の際の制約が大きいという問題がある。
【0006】
また、従前より、偏反射が可能な金属反射板も存在するが、正規反射が可能な金属反射板に比べて、やや偏反射の強度は高いものの、正規反射方向における強度が依然として強く、ロスが大きいため、偏反射方向への強度が弱くなりやすいという問題がある。
【0007】
本発明の目的は、入射角がどのような角度でも、電磁波強度を確保しながら、所望の角度に電磁波を反射できる電磁波反射体を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記目的を達成するため、本発明は、次の項に記載の主題を包含する。
【0009】
項1.所定の波長の電磁波を反射する電磁波反射体であって、
仮想平面に沿って広がる基板部上に複数の突条部が設けられた基材と、
前記複数の突条部に設けられた複数の導電体と、
を備え、
前記複数の突条部の各々は、前記仮想平面に対して傾斜しかつ前記導電体が積層された傾斜面を有し、
前記傾斜面の勾配方向における前記導電体の各々の長さは、前記所定の波長未満である、電磁波反射体。
【0010】
項2.前記複数の突条部の傾斜面は、互いに平行である、項1に記載の電磁波反射体。
(【0011】以降は省略されています)
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