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公開番号
2025077917
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-19
出願番号
2023198644
出願日
2023-11-06
発明の名称
4分割正積世界地図
出願人
個人
代理人
主分類
G09B
29/00 20060101AFI20250512BHJP(教育;暗号方法;表示;広告;シール)
要約
【課題】陸地面積の正しい世界地図を平面上に描く。
【解決手段】世界地図を平面上に展開しようとすると、3次元の球体を2次元で表現することになり、陸地の面積と形状、方角や距離のいずれか、あるいは全部にひずみが発生することは避けられないが、それらの内の陸地面積を正しく表そうとする図法である。地球を四半球図にわけ、垂直90度緯度線と同じ長さの外周曲線と、赤道を横分割した同寸法の90度経度曲線を、45緯度の延長線上で結ぶことにより、地球の丸みを平面図上に表現する。各外周線を等分して結合していけば、同一緯度上での広さはどこでも等しくなり、赤道上で最大幅の経度は極に近づくに従って幅狭となり、極点では0となる。この緯度と経度だけが書かれた図面に、陸地の当該座標を落とし込んでいけば、どの部分でも正しい面積の世界地図が完成する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
四半球図で平面上に描かれる正面積世界地図図法
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、陸地の面積を平面上に正しく表すことを目的とする世界地図の図法に関するものである。
続きを表示(約 780 文字)
【背景技術】
【0002】
従来より、世界地図の図法は数多く発表されてきた。
【0003】
しかしながら、いずれにも陸地の面積と形状が実際とかけ離れていたり、正面に対して側面がゆがんだりの欠点がある。
【0004】
3次元形状(地球)を2次元で表示させる場合には、歪みが生じ、面積、角度、距離等を同時に正しく表示できないことが一般的である。
【0005】
そうであれば、それらの内の面積だけでも正確に表すことは有意義であろう。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
世界地図に求められる要素としては、各陸地の面積と形状が正しいこと、距離や方位が正しいこと、地図の周縁部にあってもひずみやゆがみがないこと、などがあげられるが、従来の図法ではこれらの要素を平面図で描写することができなかった。本発明は、これらの要素の内、陸地の面積を平面図上に正しく描写しようとする世界地図の図法である。
【課題を解決するための手段】
【0007】
正面積図法として成立するには、同一緯度上のどこでも、同じ経度で囲まれた部分の広さが同じでなければならない。
【0008】
そのためには、まず中心の直線90緯度の長さと、90°開いた外周の緯度線、そして赤道を横分割した90度経度線の長さが、地球が真球であるとすると同じである必要がある。
【0009】
中央での45度緯度線の水平延長線上の交点で、外周と赤道の曲線を直線90度緯度線と同じ長さに結ぶ。
【0010】
緯度と経度を等分割して線でつなげば、すべての同一緯度上で、同じ経度線で囲まれた広さが等しくなる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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