TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025078278
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-20
出願番号
2023190731
出願日
2023-11-08
発明の名称
金銭処理機
出願人
富士電機株式会社
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
G07D
11/26 20190101AFI20250513BHJP(チェック装置)
要約
【課題】利用者に対してイベントの発生を認識させること。
【解決手段】貨幣の入出金処理を行う金銭処理機10であって、情報の授受を行うインターフェースとして機能するUSBポート61と、USBポート61を通電状態にさせることにより、USBポート61での通信可能な接続を有効化させるオン状態と、USBポート61を非通電状態にさせることにより、USBポート61での通信可能な接続を無効化させるオフ状態との間で切換可能なUSBポート用回路60と、常態においてはUSBポート用回路60をオフ状態にさせ、イベントが発生した場合にはUSBポート用回路60をオン状態にさせる制御部70とを備え、制御部70は、USBポート用回路60をオン状態にさせ、USBポート61に接続された報知機器100にイベント発生の報知動作を行わせる。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
貨幣の入出金処理を行う金銭処理機であって、
情報の授受を行うインターフェースとして機能する接続ポートと、
前記接続ポートを通電状態にさせることにより、該接続ポートでの通信可能な接続を有効化させるオン状態と、前記接続ポートを非通電状態にさせることにより、該接続ポートでの通信可能な接続を無効化させるオフ状態との間で切換可能な接続ポート用回路と、
常態においては前記接続ポート用回路をオフ状態にさせる一方、イベントが発生した場合には前記接続ポート用回路をオン状態にさせる制御部と
を備え、
前記制御部は、前記接続ポート用回路をオン状態にさせ、かつ前記接続ポートに接続された報知機器にイベント発生の報知動作を行わせることを特徴とする金銭処理機。
続きを表示(約 420 文字)
【請求項2】
前記制御部は、前記接続ポート用回路をオン状態にさせつつ前記接続ポートに前記報知機器が接続されたことを条件として、該報知機器にイベント発生の報知動作を行わせることを特徴とする請求項1に記載の金銭処理機。
【請求項3】
装置本体に内蔵され、かつ決められた内部ブザー音を発生するブザー音発生部を備え、
前記制御部は、前記報知機器に対して、前記内部ブザー音と同じ鳴動パターン、あるいは前記内部ブザー音と異なる鳴動パターンで外部ブザー音を発生させる報知動作を行わせることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の金銭処理機。
【請求項4】
前記制御部は、前記イベントが発生した場合に、前記ブザー音発生部による前記内部ブザー音の発生を予め決められた駆動時間行わせたことを条件として、前記報知機器に前記外部ブザー音を発生させる報知動作を行わせることを特徴とする請求項3に記載の金銭処理機。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、金銭処理機に関し、より詳細には、例えば釣銭機として適用される金銭処理機に関するものである。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
昨今のスーパーマーケットやコンビニエンスストア等の店舗には、客さばきや現金管理の厳正化のため、自動釣銭機として金銭処理機が設置されている。この金銭処理機は、通常、POS(Point Of Sales)レジスタ装置等の上位装置に接続されており、上位装置からの指令に応じて紙幣や硬貨等の貨幣の入出金処理を行うようにしている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2015-162121号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記特許文献1には示されていないが、上記金銭処理機では、例えば紙幣の取り忘れ等の事象(イベント)が発生した場合、内蔵するブザー音発生部よりブザー音を発するようにし、イベントが発生したことを認識させるのが一般的である。
【0005】
しかしながら、ブザー音発生部は、金銭処理機の筐体の内部に配設されており、該ブザー音発生部から発せられたブザー音の音量が不十分なものとなり、利用者がイベントの発生を認識することができないおそれがあった。
【0006】
本発明は、上記実情に鑑みて、利用者に対してイベントの発生を認識させることができる金銭処理機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するために、本発明に係る金銭処理機は、貨幣の入出金処理を行う金銭処理機であって、情報の授受を行うインターフェースとして機能する接続ポートと、前記接続ポートを通電状態にさせることにより、該接続ポートでの通信可能な接続を有効化させるオン状態と、前記接続ポートを非通電状態にさせることにより、該接続ポートでの通信可能な接続を無効化させるオフ状態との間で切換可能な接続ポート用回路と、常態においては前記接続ポート用回路をオフ状態にさせる一方、イベントが発生した場合には前記接続ポート用回路をオン状態にさせる制御部とを備え、前記制御部は、前記接続ポート用回路をオン状態にさせ、かつ前記接続ポートに接続された報知機器にイベント発生の報知動作を行わせることを特徴とする。
【0008】
また本発明は、上記金銭処理機において、前記制御部は、前記接続ポート用回路をオン状態にさせつつ前記接続ポートに前記報知機器が接続されたことを条件として、該報知機器にイベント発生の報知動作を行わせることを特徴とする。
【0009】
また本発明は、上記金銭処理機において、装置本体に内蔵され、かつ決められた内部ブザー音を発生するブザー音発生部を備え、前記制御部は、前記報知機器に対して、前記内部ブザー音と同じ鳴動パターン、あるいは前記内部ブザー音と異なる鳴動パターンで外部ブザー音を発生させる報知動作を行わせることを特徴とする。
【0010】
また本発明は、上記金銭処理機において、前記制御部は、前記イベントが発生した場合に、前記ブザー音発生部による前記内部ブザー音の発生を予め決められた駆動時間行わせたことを条件として、前記報知機器に前記外部ブザー音を発生させる報知動作を行わせることを特徴とする。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
他の特許を見る