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公開番号
2025078458
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-20
出願番号
2023191043
出願日
2023-11-08
発明の名称
情報処理装置及び情報処理方法
出願人
KDDI株式会社
代理人
弁理士法人創光国際特許事務所
主分類
G06Q
50/10 20120101AFI20250513BHJP(計算;計数)
要約
【課題】仮想空間に対して所定の場所を設けたことを評価する情報処理装置及び情報処理方法を提供する。
【解決手段】ユーザの携帯端末と、仮想空間を提供するサーバと、分析者端末とに、通信により接続する情報処理装置1は、ユーザIDと、ユーザが使用する携帯端末が存在した位置を示す端末位置情報とを関連付けた位置履歴情報を取得するとともに、ユーザによる所定の場所を模した仮想空間の利用状況を示す利用状況情報を取得する取得部131、取得部が取得した位置履歴情報に基づいて、ユーザの所定の場所への移動に関連する移動関連行動を推定する推定部132、推定部が推定したユーザの移動関連行動と、取得部が取得した利用状況情報が示す利用状況とに基づいて、ユーザによる仮想空間の利用と、所定の場所に対するユーザの移動関連行動との関係を分析する分析部133及び分析部による分析結果を示す分析結果情報を出力する出力部134を有する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
ユーザを識別するためのユーザ識別情報と、前記ユーザが使用する携帯端末が存在した位置を示す端末位置情報とを関連付けた位置履歴情報を取得するとともに、前記ユーザによる所定の場所を模した仮想空間の利用状況を示す利用状況情報を取得する取得部と、
前記取得部が取得した前記位置履歴情報に基づいて、前記ユーザの前記所定の場所への移動に関連する移動関連行動を推定する推定部と、
前記推定部が推定した前記ユーザの移動関連行動と、前記取得部が取得した前記利用状況情報が示す前記利用状況とに基づいて、前記ユーザによる前記仮想空間の利用と、前記所定の場所に対する前記ユーザの移動関連行動との関係を分析する分析部と、
前記分析部による分析結果を示す分析結果情報を出力する出力部と、
を有する情報処理装置。
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【請求項2】
前記位置履歴情報は、前記携帯端末が存在した位置を示す前記端末位置情報と、前記位置に前記携帯端末が存在した時刻を示す時刻情報とを含んでいるとともに、前記利用状況情報は、前記ユーザが前記仮想空間を利用した時刻を示す利用時刻情報を含んでおり、
前記推定部は、前記位置履歴情報に基づいて、前記移動関連行動の実施時刻を推定し、
前記分析部は、前記推定部が推定した前記移動関連行動の実施時刻と、前記取得部が取得した前記利用状況情報が示す前記仮想空間の利用時刻とに基づいて、前記ユーザが前記仮想空間を利用したことにより前記所定の場所に移動したか否かを分析する、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記推定部は、前記取得部が取得した前記位置履歴情報に基づいて、前記移動関連行動として、前記所定の場所に移動する行動を伴うイベントに対する前記ユーザの参加の有無を推定し、
前記分析部は、前記ユーザによる前記仮想空間の利用と、前記推定部が推定した前記ユーザの移動関連行動としての前記イベントに対する前記ユーザの参加の有無との関係を分析する、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記取得部は、複数のユーザそれぞれの前記位置履歴情報を取得するとともに、前記複数のユーザそれぞれの前記利用状況情報を取得し、
前記推定部は、前記取得部が取得した前記複数のユーザそれぞれの前記位置履歴情報に基づいて、前記複数のユーザそれぞれの前記移動関連行動を推定し、
前記分析部は、前記推定部が推定した前記複数のユーザそれぞれの移動関連行動と、前記取得部が取得した前記複数のユーザそれぞれの前記利用状況情報が示す前記利用状況とに基づいて、前記仮想空間の利用と、前記移動関連行動との関係を分析する、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記分析部は、前記推定部が推定した前記ユーザの移動関連行動と、前記取得部が取得した前記利用状況情報が示す前記利用状況とに基づいて、前記仮想空間を利用したユーザの前記ユーザの移動関連行動の発生の有無と、前記仮想空間を利用していないユーザの前記移動関連行動の発生の有無とを分析する、
請求項4に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記推定部は、前記ユーザ識別情報に関連付けられている前記ユーザの住所を示す住所情報、又は前記位置履歴情報に基づいて前記ユーザの居住地を特定し、特定した前記ユーザの居住地と前記所定の場所との関係に基づいて、前記移動関連行動としての、前記ユーザが前記所定の場所に長期滞在する行動である長期滞在行動を実施したか、前記所定の場所に短期滞在する行動である短期滞在行動を実施したかを推定する、
請求項4に記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記利用状況情報は、前記ユーザの前記仮想空間における他のユーザとの関係の強さを示す指標値を含み、
前記分析部は、前記推定部が、前記ユーザが前記移動関連行動として前記所定の場所への長期滞在を実施したと推定した場合に、前記指標値が示す前記ユーザの他のユーザとの関係の強さと、前記所定の場所への長期滞在との関係を分析する、
請求項6に記載の情報処理装置。
【請求項8】
前記指標値は、前記ユーザの前記仮想空間における他のユーザとのコミュニケーションの度合いを示す指標値である、
請求項7に記載の情報処理装置。
【請求項9】
前記利用状況情報は、前記ユーザの前記仮想空間の利用時間又は利用回数を示す指標値を含み、
前記分析部は、前記指標値が示す前記ユーザの前記仮想空間の利用時間又は利用回数と、前記ユーザの前記所定の場所への長期滞在との関係を分析する、
請求項7に記載の情報処理装置。
【請求項10】
前記推定部は、前記移動関連行動として前記ユーザが前記所定の場所への短期滞在を実施したと推定した場合に、前記位置履歴情報が示す前記携帯端末の位置と、前記所定の場所に存在する観光用の施設に対応する位置との関係に基づいて、前記ユーザが観光目的で前記所定の場所に訪問したかを推定する、
請求項6に記載の情報処理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置及び情報処理方法に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、自治体や学校等がメタバース等の仮想空間を利用して情報を発信することが行われている。具体的には、自治体が地方創生などを目的としてDAO(Decentralized Autonomous Organization:分散型自立組織)を立ち上げ、メタバース等の運営を通じて地方の魅力を伝え地方への寄付や移住に繋げていく動きが活発化してきている。例えば、特許文献1には、仮想空間に設けられた学校、旅行先といった所定の場所の映像を、これらの場所と異なる位置に存在するユーザに閲覧させることにより、所定の場所の疑似体験をユーザに行わせる装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-150583号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来の技術では、仮想空間に対して所定の場所を設けたことに対する評価が行われていないという問題があった。
【0005】
そこで、本発明はこれらの点に鑑みてなされたものであり、仮想空間に対して所定の場所を設けたことを評価できるようにすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の第1の態様に係る情報処理装置は、ユーザを識別するためのユーザ識別情報と、前記ユーザが使用する携帯端末が存在した位置を示す端末位置情報とを関連付けた位置履歴情報を取得するとともに、前記ユーザによる所定の場所を模した仮想空間の利用状況を示す利用状況情報を取得する取得部と、前記取得部が取得した前記位置履歴情報に基づいて、前記ユーザの前記所定の場所への移動に関連する移動関連行動を推定する推定部と、前記推定部が推定した前記ユーザの移動関連行動と、前記取得部が取得した前記利用状況情報が示す前記利用状況とに基づいて、前記ユーザによる前記仮想空間の利用と、前記所定の場所に対する前記ユーザの移動関連行動との関係を分析する分析部と、前記分析部による分析結果を示す分析結果情報を出力する出力部と、を有する。
【0007】
前記位置履歴情報は、前記携帯端末が存在した位置を示す前記端末位置情報と、前記位置に前記携帯端末が存在した時刻を示す時刻情報とを含んでいるとともに、前記利用状況情報は、前記ユーザが前記仮想空間を利用した時刻を示す利用時刻情報を含んでおり、前記推定部は、前記位置履歴情報に基づいて、前記移動関連行動の実施時刻を推定し、前記分析部は、前記推定部が推定した前記移動関連行動の実施時刻と、前記取得部が取得した前記利用状況情報が示す前記仮想空間の利用時刻とに基づいて、前記ユーザが前記仮想空間を利用したことにより前記所定の場所に移動したか否かを分析してもよい。
【0008】
前記推定部は、前記取得部が取得した前記位置履歴情報に基づいて、前記移動関連行動として、前記所定の場所に移動する行動を伴うイベントに対する前記ユーザの参加の有無を推定し、前記分析部は、前記ユーザによる前記仮想空間の利用と、前記推定部が推定した前記ユーザの移動関連行動としての前記イベントに対する前記ユーザの参加の有無との関係を分析してもよい。
【0009】
前記取得部は、複数のユーザそれぞれの前記位置履歴情報を取得するとともに、前記複数のユーザそれぞれの前記利用状況情報を取得し、前記推定部は、前記取得部が取得した前記複数のユーザそれぞれの前記位置履歴情報に基づいて、前記複数のユーザそれぞれの前記移動関連行動を推定し、前記分析部は、前記推定部が推定した前記複数のユーザそれぞれの移動関連行動と、前記取得部が取得した前記複数のユーザそれぞれの前記利用状況情報が示す前記利用状況とに基づいて、前記仮想空間の利用と、前記移動関連行動との関係を分析してもよい。
【0010】
前記分析部は、前記推定部が推定した前記ユーザの移動関連行動と、前記取得部が取得した前記利用状況情報が示す前記利用状況とに基づいて、前記仮想空間を利用したユーザの前記ユーザの移動関連行動の発生の有無と、前記仮想空間を利用していないユーザの前記移動関連行動の発生の有無とを分析してもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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