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公開番号2025078983
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-21
出願番号2023191353
出願日2023-11-09
発明の名称燃焼装置
出願人株式会社新越ワークス
代理人弁理士法人牛木国際特許事務所
主分類F23D 14/02 20060101AFI20250514BHJP(燃焼装置;燃焼方法)
要約【課題】バーナーヘッドから炎が前方に出難くい燃焼装置を提供する。
【解決手段】本発明に係る燃焼装置1は、ガスを燃焼させるバーナーヘッド3と、ガスGをバーナーヘッド3に供給する開口部12Eと、を備え、バーナーヘッド3は、網状部材により中空に形成された前側バーナーヘッド7及び後側バーナーヘッド8と、網状部材により形成された内側バーナーヘッド9と、を有し、内側バーナーヘッド9が前側バーナーヘッド7及び後側バーナーヘッド8の内部に配設され、開口部12Eに対向している。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
気体燃料を燃焼させる燃焼部と、
前記気体燃料を前記燃焼部に供給する供給部と、を備え、
前記燃焼部は、網状部材により中空に形成された外殻体と、網状部材により形成された内部体と、を有し、
前記内部体が前記外殻体の内部に配設され、前記供給部に対向していることを特徴とする燃焼装置。
続きを表示(約 330 文字)【請求項2】
前記外殻体は、前側燃焼部と、後側燃焼部と、を有し、
前記内部体は、前記前側燃焼部と前記後側燃焼部の間に配設されていることを特徴とする請求項1に記載の燃焼装置。
【請求項3】
前記燃焼部の内部は、前記前側燃焼部と前記内部体により形成された前側空間と、前記後側燃焼部と前記内部体により形成された後側空間と、を有することを特徴とする請求項2に記載の燃焼装置。
【請求項4】
前記前側空間よりも前記後側空間の方が広いことを特徴とする請求項3に記載の燃焼装置。
【請求項5】
前記内部体は、前記前側燃焼部側に膨出した形状を有していることを特徴とする請求項2~4の何れか1項に記載の燃焼装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、カセットガスボンベを着脱可能な燃焼装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来、ガスを充填したボンベを装着可能な燃焼装置として特許文献1に記載されたものが知られている。特許文献1に記載されたガス局所燃焼装置は、ボンベ(8)をボンベケース(9)に差し込み、ボトムカバー(10)を捻じ込むと、ガスがガス流動部(12)に流入する。その後、ガスはノズル(7)のノズル孔から噴出し、外気と混合した混合ガスとなりヒーターマントル4へ流動する。そして、混合ガスはヒーターマントル4内で燃焼され、この燃焼による熱をリフレクター(5)により反射させている。
【0003】
本願出願人は、カセットガスボンベを着脱可能に取り付け、カセットガスボンベ内のガスを燃焼させる燃焼装置として、図11~図15に示す燃焼装置100を製造・販売していた。この燃焼装置100は、バーナーヘッド103が前側バーナーヘッド107と後側バーナーヘッド108の2部品から構成されていた。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
実全昭61-203202号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、バーナー混合管112の開口部112Eから放出されるガスGは、その勢いにより、バーナーヘッド103内において前方に流動しながら燃焼していた。そのため、炎がバーナーヘッド103から前方に出てしまうという問題があった。また、バーナーヘッド103から出た炎は、圧力差により上方向に伸びる。そのため、炎から放射される輻射熱が効率良く反射板104の方向に向かわず、反射板104により輻射熱を反射させて広い範囲に遠くまで伝え難いという問題があった。また、炎がバーナーヘッド103から出てしまうため、風の影響を受け易く、風が吹くと燃焼状態が悪化してしまうという問題があった。
【0006】
本発明は、上記課題を解決するものであり、バーナーヘッドから炎が前方に出難くい燃焼装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明に係る燃焼装置は、気体燃料を燃焼させる燃焼部と、前記気体燃料を前記燃焼部に供給する供給部と、を備え、前記燃焼部は、網状部材により中空に形成された外殻体と、網状部材により形成された内部体と、を有し、前記内部体が前記外殻体の内部に配設され、前記供給部に対向していることを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明に係る燃焼装置によれば、炎がバーナーヘッドの前方に出難くし、風の影響を受け難くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の一実施形態の燃焼装置の外観斜視図である。
同実施形態の燃焼装置の分解図である。
同実施形態の燃焼装置の縦断面図である。
同実施形態の前側バーナーヘッドの側面図である。
同実施形態の後側バーナーヘッドの側面図である。
同実施形態の内側バーナーヘッドの側面図である。
同実施形態のバーナー混合管の斜視図である。
同実施形態のバーナー混合管の縦断面図である。
同実施形態のガスの流れを示す管ユニットの縦断面図である。
同実施形態のガスの流れを示すバーナーヘッドの縦断面図である。
従来の燃焼装置の外観斜視図である。
従来のバーナーヘッドの縦断面図である。
従来のバーナー混合管の斜視図である。
従来のバーナー混合管の縦断面図である。
従来のガスの流れを示す管ユニットの縦断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本発明における好適な実施の形態について、添付図面を参照して説明する。尚、以下に説明される構成の全てが、本発明の必須要件であるとは限らない。
(【0011】以降は省略されています)

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