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公開番号2025079617
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-22
出願番号2023192407
出願日2023-11-10
発明の名称電池ケース
出願人愛三工業株式会社
代理人弁理士法人 快友国際特許事務所
主分類H01M 50/166 20210101AFI20250515BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】電池ケースに収容される電極体の広い面を保護することができる技術を提供する。
【解決手段】電極体を収容する電池ケースが、本体部と、本体部と組み合わされる蓋体部と、蓋体部に設けられている一対の端子部と、を備えていてもよい。本体部は、長方形状の底面部と、底面部の一対の短辺から上側に延びる一対の短側面部と、を備えていてもよい。蓋体部は、底面部と対向する長方形状の天面部と、天面部の一対の長辺から下側に延びる一対の長側面部と、を備えていてもよい。一対の端子部は、蓋体部の天面部に設けられていてもよい。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
電極体を収容する電池ケースであって、
本体部と、
前記本体部と組み合わされる蓋体部と、
前記蓋体部に設けられている一対の端子部と、を備え、
前記本体部は、長方形状の底面部と、前記底面部の一対の短辺から上側に延びる一対の短側面部と、を備え、
前記蓋体部は、前記底面部と対向する長方形状の天面部と、前記天面部の一対の長辺から下側に延びる一対の長側面部と、を備え、
一対の前記端子部は、前記蓋体部の前記天面部に設けられている、電池ケース。
続きを表示(約 200 文字)【請求項2】
請求項1に記載の電池ケースであって、
前記本体部は、
前記蓋体部の前記長側面部の長辺と一対の短辺とが挿入される溝部であって、前記底面部の長辺と一対の前記短側面部のそれぞれの長辺とに沿って延びる前記溝部と、
前記蓋体部の前記天面部の短辺が配置される凹部であって、前記短側面部の上端部において前記短側面部の短辺に沿って延びる前記凹部と、を備える、電池ケース。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本明細書に開示する技術は、電池ケースに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、電極体を収容する電池ケースが開示されている。特許文献1の電池ケースは、本体部と、本体部と組み合わされる蓋体部と、蓋体部に設けられている一対の端子部とを備えている。本体部は、長方形状の底面部と、底面部の一対の長辺から上側に延びる一対の長側面部とを備えている。蓋体部は、底面部と対向する長方形状の天面部と、天面部の一対の短辺から下側に延びる一対の短側面部とを備えている。一対の端子部は、蓋体部の天面部に設けられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-32465号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の構成では、本体部と蓋体部が組み合わされる前の段階では、電池ケースに収容される電極体が、端子部が設けられている蓋体部の一対の短側面部の間に収容される。その後、蓋体部の一対の短側面部の間に電極体が収容された状態で、本体部と蓋体部が組み合わされる。この構成では、本体部と蓋体部が組み合わされる段階では、電池ケースに収容される電極体の狭い面(短側面)は、蓋体部の一対の短側面部により覆われることにより外部に露出しない状態になる。しかしながら、電極体の広い面(長側面)は、外部に露出した状態になる。そのため、電池ケースの本体部と蓋体部が組み合わされる際に、電極体の広い面(長側面)が損傷することが考えられる。
【0005】
本明細書は、電池ケースに収容される電極体の広い面を保護することができる技術を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本技術の第1の態様では、電極体を収容する電池ケースが、本体部と、前記本体部と組み合わされる蓋体部と、前記蓋体部に設けられている一対の端子部と、を備えていてもよい。前記本体部は、長方形状の底面部と、前記底面部の一対の短辺から上側に延びる一対の短側面部と、を備えていてもよい。前記蓋体部は、前記底面部と対向する長方形状の天面部と、前記天面部の一対の長辺から下側に延びる一対の長側面部と、を備えていてもよい。一対の前記端子部は、前記蓋体部の前記天面部に設けられていてもよい。
【0007】
この構成によると、電池ケースの本体部と蓋体部が組み合わされる前の段階では、電池ケースに収容される電極体が、端子部が設けられている蓋体部の一対の長側面部の間に収容される。その後、蓋体部の一対の長側面部の間に電極体が収容された状態で、本体部と蓋体部が組み合わされる。この構成によると、本体部と蓋体部が組み合わされる段階では、電池ケースに収容される電極体の広い面(長側面)が、蓋体部の一対の長側面部により覆われることにより外部に露出しない状態になる。そのため、電池ケースに収容される電極体の広い面を保護することができる。
【0008】
第2の態様では、上記第1の態様において、前記本体部は、前記蓋体部の前記長側面部の長辺と一対の短辺とが挿入される溝部であって、前記底面部の長辺と一対の前記短側面部のそれぞれの長辺とに沿って延びる前記溝部と、前記蓋体部の前記天面部の短辺が配置される凹部であって、前記短側面部の上端部において前記短側面部の短辺に沿って延びる前記凹部と、を備えていてもよい。
【0009】
この構成によると、電池ケースの本体部と蓋体部との間に隙間ができることを抑制することができる。これにより、電池ケースの内部の電解液が外部へ漏れ出ることを抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
実施例の電池ケースを備える電池の斜視図。
実施例の電池ケースの分解斜視図。
図2のIII-III断面図。
図2のIV-IV断面図。
図2のV-V断面図。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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