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公開番号
2025079685
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-22
出願番号
2023192523
出願日
2023-11-10
発明の名称
電池システム
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
H01M
10/48 20060101AFI20250515BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】電池セルの温度測定精度を向上させることができる電池システムを提供する。
【解決手段】電池システム1は、制御部4を備え、制御部4は、ガスセンサ3により測定された電池セル2内のガス成分および各ガス成分の発生量を取得し、ガス成分および発生量に基づいて、電池セル2の温度を算出する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
各電池セルにガスセンサを設けた電池システムであって、
プロセッサを備え、
前記プロセッサは、
前記ガスセンサにより測定された前記電池セル内のガス成分および各ガス成分の発生量を取得し、
前記ガス成分および前記発生量に基づいて、前記電池セルの温度を算出する、
電池システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、電池システムに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、積層方向に複数の電池セルが積層される電池スタックに設けられ、温度の上昇とともに抵抗値が上昇する正の抵抗特性を有する正温度特性サーミスタと、温度の上昇とともに抵抗値が低下する負の抵抗特性を有する負温度特性サーミスタと、有する電池ユニットが開示されている。この技術では、正温度特性サーミスタおよび負温度特性サーミスタそれぞれ測定したセル温度に基づいて、電池ユニットを制御する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-061471号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1では、電池セル毎に温度が異なるにも関わらず、サーミスタの数が2つしかないため、電池セルの温度測定精度が低くなるという問題点があった。
【0005】
本開示は、上記に鑑みてなされたものであって、電池セルの温度測定精度を向上させることができる電池システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記した課題を解決し、目的を達成するために、本開示に係る電池システムは、各電池セルにガスセンサを設けた電池システムであって、プロセッサを備え、前記プロセッサは、前記ガスセンサにより測定された前記電池セル内のガス成分および各ガス成分の発生量を取得し、前記ガス成分および前記発生量に基づいて、前記電池セルの温度を算出する。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、電池セルの温度測定精度を向上させることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、一実施の形態に係る電池システムの概略構成を示す図である。
図2は、一実施の形態に係る電池システムが実行する処理の概要を示すフローチャートである。
図3は、一実施の形態に係る電子システムが実行する異常判定処理の概要を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本開示の実施の形態に係る電池システムについて、図面を参照しながら説明する。なお、下記の実施の形態における構成要素は、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。また、以下の説明において参照する各図は、本開示の内容を理解でき得る程度に形状、大きさ、および位置関係を概略的に示してあるに過ぎない。即ち、本開示は、各図で例示された形状、大きさおよび位置関係のみに限定されるものではない。
【0010】
〔電池システムの構成〕
図1は、一実施の形態に係る電池システムの概略構成を示す図である。図1に示す電池システム1は、電池セル2と、ガスセンサ3と、制御部4と、を備える。なお、図1に示す電池システム1は、複数の電池セル2が一方向、例えば積層方向に積層される。なお、以下においては、説明を簡略化するため、一つの電池セル2の場合について説明する。
(【0011】以降は省略されています)
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