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公開番号2025082876
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-30
出願番号2023196384
出願日2023-11-20
発明の名称消火栓装置
出願人ホーチキ株式会社
代理人個人,個人
主分類A62C 35/20 20060101AFI20250523BHJP(人命救助;消防)
要約【課題】消火栓装置で必要な情報を簡単且つ容易に確認可能とする。
【解決手段】所定の機器を備えた消火栓装置10に、消火栓装置10に関する所定の情報を画面に表示する画像表示装置60が設けられる。画像表示装置60は、非常通報装置が設けられた電装扉20、消火栓機器が収納された消火栓収納部の消火栓扉14、消火器を収納する消火器収納部の消火器扉18等に設けられ、消火栓装置10に関する所定の情報として、線路状態監視情報、点検情報、操作ガイダンス情報、操作トレーニング情報等を画面に画像表示する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
所定の機器を備えた消火栓装置であって、
消火栓装置に関する所定の情報を画面に表示する画像表示装置が設けられたことを特徴とする消火栓装置。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
請求項1記載の消火栓装置であって、
前記消火栓装置は、前記所定の機器として発信機を含む非常通報装置を備え、
前記画像表示装置は、非常通報装置が設けられた電装板の所定位置に設けられたことを特徴とする消火栓装置。
【請求項3】
請求項2記載の消火栓装置であって、
前記画像表示装置は、前記電装板の上部に設けられ、通常時に前記画面を赤色表示とすることで赤色表示灯として機能することを特徴とする消火栓装置。
【請求項4】
請求項1記載の消火栓装置であって、
前記消火栓装置は、前記所定の機器として消火用ホースを含む所定の消火栓機器を備え、
前記画像表示装置は、前記消火栓機器が収納された消火栓収納部の消火栓扉に設けられたことを特徴とする消火栓装置。
【請求項5】
請求項4記載の消火栓装置であって、
前記画像表示装置は、通常時に前記消火栓機器の操作方法を示す所定の操作案内画像を前記画面に表示することを特徴とする消火栓装置。
【請求項6】
請求項1記載の消火栓装置であって、
前記消火栓装置は、前記所定の機器として消火器を備え、
前記画像表示装置は、前記消火器が収納された消火器収納部の消火器扉に設けられたことを特徴とする消火栓装置。
【請求項7】
請求項1記載の消火栓装置であって、
前記画像表示装置は、
前記画面を有する表示部と、
前記表示部の前記画面の画像表示に対する所定の表示操作を行う操作部と、
前記操作部の操作に基づいて前記表示部の前記画面に所定の画像表示を行わせる制御部と、
前記制御部に前記表示部の前記画面に表示する所定の画像表示情報を入力して記憶させる表示情報入力部と、
を備えたことを特徴とする消火栓装置。
【請求項8】
請求項1記載の消火栓装置であって、
前記画像表示装置は、所定の機器に接続される信号回線の線路状態に関する情報を前記画面に画像表示することを特徴とする消火栓装置。
【請求項9】
請求項8記載の消火栓装置であって、
前記画像表示装置は、
前記所定の機器として発信機、ポンプ起動スイッチ及びポンプ起動連動スイッチに接続される信号回線の線路状態に関する情報を前記画面に画像表示し、
前記信号回線の線路状態に関する情報として、少なくとも信号回線に流れる回線電流と、前記信号回線の正常、絶縁劣化又は断線を含む信号回線の線路状態を前記画面に画像表示することを特徴とする消火栓装置。
【請求項10】
請求項1記載の消火栓装置であって、
前記画像表示装置は、消火栓装置の点検情報を前記画面に画像表示することを特徴とする消火栓装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、消火用ホース、消火器等の機器を備えた消火栓装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来、高速道路や自動車専用道路などのトンネル内には、トンネル非常用設備として消火栓装置が設置されている。消火栓装置は、例えば、消火栓扉を備えた筐体内部の消火栓収納部に、先端にノズルを装着した消火用ホースや消火栓弁を含むバルブ類等が収納され、また、消火器扉を備えた筐体内部の消火器収納部に、例えば2本の消火器等が収納されているものがある。また、消火栓装置は、一般的に、トンネル長手方向に、例えば50メートル間隔で設置されている。
【0003】
また、消火栓装置には、非常通報装置が一体に設けられたものがあり、非常通報装置として、例えば消火栓扉と消火器扉の間に配置された通報装置扉(電装扉)に赤色表示灯、発信機、応答ランプ、電話ジャック等が設けられている。
【0004】
赤色表示灯は常時点灯し、消火栓装置の設置場所が遠方から確認できるようになっている。火災が発生し、発信機が押されて押釦スイッチがオンすると、火災通報信号(発信信号)が電気室等に設置された防災受信盤へ送信されて火災警報が出力される。火災警報を出力した防災受信盤は非常通報装置へ応答信号を送信し、赤色表示灯が点滅し、応答ランプが点灯することで、防災受信盤側で火災通報信号が受信されたことを消火栓装置で確認可能としている(特許文献1)。
【0005】
また、道路利用者は消火栓装置の操作に不慣れであることから、消火栓扉を開くと、消火栓装置の操作方法を絵と文字で示した操作銘板が確認できるようになっている。また、消火栓装置を利用するときには火災発生といった急を要する状況にあり、操作銘板を確認しながら消火栓装置を操作することが困難な場合も想定されることから、操作する機器の場所を示す表示灯の作動と音声出力により案内する機能を備えた消火栓装置も提案されている(特許文献2,3)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2002-102380号公報
特開2003-310785号公報
特開2019-118423号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
ところで、トンネル等の非常用設備では監視機能や通報機能を維持管理するため、防災受信盤から引き出され、消火栓装置に設けられた発信機やポンプ起動スイッチ等を接続する信号回線に対して断線等の線路状態監視が行われている。
【0008】
線路状態監視は、通常、防災受信盤側で信号回線に流れる回線電流を測定し、その測定結果(電流値等)、信号回線の断線や絶縁劣化等の異常を含む信号回線の線路状態等を表示や音声等により報知しているが、消火栓装置側では線路状態監視に関する報知は行われていない。そのため、信号回線に異常が発生した場合には、消火栓装置が設置されている現場に赴くことになるが、現場で信号回線に関する情報を確認したいときには防災受信盤まで戻って確認する必要があり、信号回線の確認に時間と手間を要する問題がある。
【0009】
また、消火栓装置に対して定期点検が行われており、定期点検では消火栓装置に設けられた機器が正常に機能するか否かを確認しているが、過去の点検結果を確認したくとも消火栓装置では過去の点検結果を確認する術がないという課題も残されている。
【0010】
また、消火栓装置の操作を表示灯の作動と音声出力により案内することで操作案内機能を向上させているが、表示灯の設置による消火栓装置の構成の複雑化や音声の聞き逃し等、案内方法に改善の余地がある。
(【0011】以降は省略されています)

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