TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025087401
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-10
出願番号2023202021
出願日2023-11-29
発明の名称磁気ヘッド、及び、磁気記録装置
出願人株式会社東芝
代理人弁理士法人iX
主分類G11B 5/39 20060101AFI20250603BHJP(情報記憶)
要約【課題】安定した特性を得ることができる磁気ヘッド、及び、磁気記録装置を提供する。
【解決手段】実施形態によれば、磁気ヘッドは、再生部を含む。前記再生部は、第1~第4シールド、第1磁性部材、第1~第4端子、及び、第3シールド導電部材を含む。第1シールドから第2シールドへの方向は、第1方向に沿う。第3シールドから第4シールドへの第2方向は、第1方向と交差する。第1磁性部材は、第1シールドと第2シールドとの間、及び、第3シールドと第4シールドとの間に設けられる。第3シールド導電部材は、第3シールドと接続され、Cu、Al、Au及びAgよりなる群から選択された少なくとも1つを含む。される。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
再生部を備え、
前記再生部は、
第1シールドと、
第2シールドであって、前記第1シールドから前記第2シールドへの方向は、第1方向に沿う、前記第2シールドと、
第3シールドと、
第4シールドであって、前記第3シールドから前記第4シールドへの第2方向は、前記第1方向と交差した、前記第4シールドと、
前記第1シールドと前記第2シールドとの間、及び、前記第3シールドと前記第4シールドとの間に設けられた第1磁性部材と、
前記第1シールドと電気的に接続された第1端子と、
前記第2シールドと電気的に接続された第2端子と、
前記第3シールドと電気的に接続された第3端子と、
前記第4シールドと電気的に接続された第4端子と、
前記第3シールドと接続され、Cu、Al、Au及びAgよりなる群から選択された少なくとも1つを含む第3シールド導電部材と、
を含む、磁気ヘッド。
続きを表示(約 1,900 文字)【請求項2】
前記再生部は、第4シールド導電部材をさらに含み、
前記第4シールド導電部材は、前記第4シールドと接続され、Cu、Al、Au及びAgよりなる群から選択された少なくとも1つを含む、請求項1に記載の磁気ヘッド。
【請求項3】
前記第3シールドは、第3対向面と、第3対向他面と、を含み、
前記第3対向面は、前記第1磁性部材と対向し、
前記第3対向他面は、前記第3シールド導電部材と対向し、
前記第3対向他面の第3方向に沿う長さは、前記第3対向面の前記第3方向に沿う長さよりも長く、
前記第3方向は、前記第1方向及び前記第2方向を含む平面と交差する、請求項1または2に記載の磁気ヘッド。
【請求項4】
前記第3シールドの少なくとも一部は、前記第2方向において前記第3シールド導電部材と前記第1磁性部材との間に設けられた、請求項1または2に記載の磁気ヘッド。
【請求項5】
前記第3シールドから前記第3シールド導電部材への第3方向は、前記第1方向及び前記第2方向を含む平面と交差する、請求項1または2に記載の磁気ヘッド。
【請求項6】
再生部を備え、
前記再生部は、
第1シールドと、
第2シールドであって、前記第1シールドから前記第2シールドへの方向は、第1方向に沿う、前記第2シールドと、
第3シールドと、
第4シールドであって、前記第3シールドから前記第4シールドへの第2方向は、前記第1方向と交差した、前記第4シールドと、
前記第1シールドと前記第2シールドとの間、及び、前記第3シールドと前記第4シールドとの間に設けられた第1磁性部材と、
前記第1シールドと電気的に接続された第1端子と、
前記第2シールドと電気的に接続された第2端子と、
前記第3シールドと電気的に接続された第3端子と、
前記第4シールドと電気的に接続された第4端子と、
前記第1シールドと接続された第1シールド導電部材であって、前記第1シールドの少なくとも一部から前記第1シールド導電部材への第3方向は、前記第1方向及び前記第2方向を含む平面と交差し、前記第1シールド導電部材は、Cu、Al、Au及びAgよりなる群から選択された少なくとも1つを含む、前記第1シールド導電部材と、
を含む、磁気ヘッド。
【請求項7】
再生部を備え、
前記再生部は、
第1シールドと、
第2シールドであって、前記第1シールドから前記第2シールドへの方向は、第1方向に沿う、前記第2シールドと、
第3シールドと、
第4シールドであって、前記第3シールドから前記第4シールドへの第2方向は、前記第1方向と交差した、前記第4シールドと、
前記第1シールドと前記第2シールドとの間、及び、前記第3シールドと前記第4シールドとの間に設けられた第1磁性部材と、
前記第1シールドと電気的に接続された第1端子と、
前記第2シールドと電気的に接続された第2端子と、
前記第3シールドと電気的に接続された第3端子と、
前記第4シールドと電気的に接続された第4端子と、
Cu、Al、Au及びAgよりなる群から選択された少なくとも1つを含む第1導電部材と、
第1絶縁層であって、前記第1絶縁層の少なくとも一部は前記第1導電部材と前記第1磁性部材との間に設けられた、前記第1絶縁層と、
を含む、磁気ヘッド。
【請求項8】
前記第1磁性部材から前記第1導電部材への第3方向は、前記第1方向及び前記第2方向と含む平面と交差する、請求項7に記載の磁気ヘッド。
【請求項9】
第1磁極を含む記録部をさらに備え、
前記第3シールドは、前記第1方向において、前記第1磁極の一部と重なり、
前記第3シールド導電部材の少なくとも一部は、前記第1方向において、前記第1磁極と重ならない、請求項1または2に記載の磁気ヘッド。
【請求項10】
請求項1に記載の磁気ヘッドと、
前記磁気ヘッドと対向する磁気記録媒体と、
第1回路と、
第2回路と、
を備え、
前記第1回路は、前記第3端子と前記第4端子との間に電流を供給するように構成され、
前記第2回路は、前記第1端子と前記第2端子との間の電圧を検出するように構成され、
前記電圧は、前記磁気記録媒体に記録された磁化状態に応じて変化するように構成された、磁気記録装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、磁気ヘッド、及び、磁気記録装置に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
磁気センサを含む磁気ヘッドを用いて、HDD(Hard Disk Drive)などの磁気記録媒体に情報が記録される。磁気ヘッドにおいて、安定した特性が望まれる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
米国特許第7576948号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明の実施形態は、安定した特性を得ることができる磁気ヘッド、及び、磁気記録装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
実施形態によれば、磁気ヘッドは、再生部を含む。前記再生部は、第1シールド、第2シールド、第3シールド、第4シールド、第1磁性部材、第1端子、第2端子、第3端子、第4端子、及び、第3シールド導電部材を含む。前記第1シールドから前記第2シールドへの方向は、第1方向に沿う。前記第3シールドから前記第4シールドへの第2方向は、前記第1方向と交差する。前記第1磁性部材は、前記第1シールドと前記第2シールドとの間、及び、前記第3シールドと前記第4シールドとの間に設けられる。前記第1端子は、前記第1シールドと電気的に接続される。前記第2端子は、前記第2シールドと電気的に接続される。前記第3端子は、前記第3シールドと電気的に接続される。前記第4端子は、前記第4シールドと電気的に接続される。前記第3シールド導電部材は、前記第3シールドと接続され、Cu、Au及びAgよりなる群から選択された少なくとも1つを含む。
【図面の簡単な説明】
【0006】
図1(a)~図1(c)は、第1実施形態に係る磁気ヘッドを例示する模式的断面図である。
図2は、第1実施形態に係る磁気ヘッドを例示する模式的断面図である。
図3は、第1実施形態に係る磁気ヘッドを例示する模式的断面図である。
図4は、第1実施形態に係る磁気ヘッドを例示する模式的断面図である。
図5(a)~図5(d)は、第1実施形態に係る磁気ヘッドを例示する模式的断面図である。
図6は、第1実施形態に係る磁気ヘッドを例示する模式的断面図である。
図7(a)及び図7(b)は、第1実施形態に係る磁気ヘッドを例示する模式的断面図である。
図8は、第1実施形態に係る磁気ヘッドを例示する模式的断面図である。
図9は、第1実施形態に係る磁気ヘッドを例示する模式的断面図である。
図10は、第1実施形態に係る磁気ヘッドを例示する模式的断面図である。
図11は、第1実施形態に係る磁気ヘッドを例示する模式的断面図である。
図12は、第1実施形態に係る磁気ヘッド及び磁気記録装置を例示する模式的斜視図である。
図13は、第1実施形態に係る磁気ヘッド及び磁気記録装置を例示する模式的平面図である。
図14は、実施形態に係る磁気記録装置の一部を例示する模式的斜視図である。
図15は、実施形態に係る磁気記録装置を例示する模式的斜視図である。
図16(a)及び図16(b)は、実施形態に係る磁気記録装置の一部を例示する模式的斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下に、本発明の各実施の形態について図面を参照しつつ説明する。
図面は模式的または概念的なものであり、各部分の厚さと幅との関係、部分間の大きさの比率などは、必ずしも現実のものと同一とは限らない。同じ部分を表す場合であっても、図面により互いの寸法や比率が異なって表される場合もある。
本願明細書と各図において、既出の図に関して前述したものと同様の要素には同一の符号を付して詳細な説明は適宜省略する。
【0008】
(第1実施形態)
図1(a)~図1(c)は、第1実施形態に係る磁気ヘッドを例示する模式的断面図である。
図1(b)は、図1(a)のY1-Y2線断面図である。図1(c)は、図1(a)のX1-X2線断面図である。
これらの図に示すように、実施形態に係る磁気ヘッド110は、再生部70を含む。
【0009】
再生部70は、第1シールド41、第2シールド42、第3シールド43、第4シールド44、第1端子41T、第2端子42T、第3端子43T、第4端子44T及び第3シールド導電部材43Cを含む。この例では、再生部70は、第4シールド導電部材44Cをさらに含む。
【0010】
第1シールド41から第2シールド42への方向は、第1方向D1に沿う。第1方向D1をX軸方向とする。X軸方向に対して垂直な1つの方向をY軸方向とする。X軸方向及びY軸方向に対して垂直な方向をZ軸方向とする。X軸方向は、例えば、ダウントラック方向である。Y軸方向は、例えば、クロストラック方向である。Z軸方向は、例えば、ハイト方向である。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

株式会社東芝
センサ
26日前
株式会社東芝
回転電機
1か月前
株式会社東芝
立て看板
10日前
株式会社東芝
回転電機
1か月前
株式会社東芝
制御装置
12日前
株式会社東芝
回転電機
1か月前
株式会社東芝
半導体装置
10日前
株式会社東芝
真空バルブ
2か月前
株式会社東芝
半導体装置
23日前
株式会社東芝
半導体装置
18日前
株式会社東芝
真空バルブ
1か月前
株式会社東芝
半導体装置
1か月前
株式会社東芝
半導体装置
16日前
株式会社東芝
半導体装置
1か月前
株式会社東芝
情報表示装置
1か月前
株式会社東芝
電力変換装置
1か月前
株式会社東芝
スイッチギヤ
1か月前
株式会社東芝
ディスク装置
9日前
株式会社東芝
配線支援装置
1か月前
株式会社東芝
静止誘導電器
1か月前
株式会社東芝
スイッチギヤ
5日前
株式会社東芝
車両システム
1か月前
株式会社東芝
区分システム
17日前
株式会社東芝
静止誘導電器
1か月前
株式会社東芝
粒子線治療装置
1か月前
株式会社東芝
電池モジュール
1か月前
株式会社東芝
電子計算機装置
1か月前
株式会社東芝
光注入同期装置
1か月前
株式会社東芝
回転電機の回転子
1か月前
株式会社東芝
磁気ディスク装置
18日前
株式会社東芝
X線厚み測定装置
26日前
株式会社東芝
磁気ディスク装置
2か月前
株式会社東芝
空転・滑走学習装置
1か月前
株式会社東芝
有機物分解システム
23日前
株式会社東芝
冷房能力指標推定装置
27日前
株式会社東芝
組電池および通電部材
19日前
続きを見る