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公開番号
2025088243
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-11
出願番号
2023202817
出願日
2023-11-30
発明の名称
駆動装置
出願人
ニデック株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
F16H
57/025 20120101AFI20250604BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約
【課題】組み立て時又は車両への組み付け時に安定して吊り上げることができる駆動装置を提供する。
【解決手段】本発明の駆動装置の一つの態様は、駆動装置であって、第1軸線を中心として回転可能なロータを有するモータと、前記モータの軸方向の一方側に位置し、前記ロータの回転を伝達する伝達機構と、前記モータを収容する第1収容部、および前記伝達機構を収容する第2収容部を有するハウジングと、を備える。前記ハウジングの外側面には、第1孔部、および第2孔部が設けられる。前記第1孔部と前記第2孔部とを結ぶ仮想線は、前記第1収容部を通過する。前記ハウジングは、前記モータを前記第1軸線の径方向外側から囲む筒状の周壁部を有するハウジング本体を有する。前記ハウジング本体の重心、又は前記駆動装置の重心の少なくとも一方は、前記仮想線と上下方向に重なる。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
駆動装置であって、
第1軸線を中心として回転可能なロータを有するモータと、
前記モータの軸方向の一方側に位置し、前記ロータの回転を伝達する伝達機構と、
前記モータを収容する第1収容部、および前記伝達機構を収容する第2収容部を有するハウジングと、を備え、
前記ハウジングの外側面には、第1孔部、および第2孔部が設けられ、
前記第1孔部と前記第2孔部とを結ぶ仮想線は、前記第1収容部を通過し、
前記ハウジングは、前記モータを前記第1軸線の径方向外側から囲む筒状の周壁部を有するハウジング本体を有し、
前記ハウジング本体の重心、又は前記駆動装置の重心の少なくとも一方は、前記仮想線と上下方向に重なる、
駆動装置。
続きを表示(約 1,700 文字)
【請求項2】
前記ハウジング本体の重心、又は前記駆動装置の重心の少なくとも一方は、前記第1収容部の内部空間に位置し、
前記仮想線は、前記第1収容部を通過する、
請求項1に記載の駆動装置。
【請求項3】
前記軸方向および上下方向の両方と直交する方向を第1方向とし、
前記伝達機構は、前記第1軸線と平行な第2軸線を中心として回転可能なギヤを有し、
前記軸方向から見て、前記第2軸線は、前記第1軸線に対し前記第1方向の一方側に位置し、
前記第1孔部は、前記駆動装置の重心に対し前記軸方向の一方側かつ前記第1方向の一方側に位置し、
前記第2孔部は、前記駆動装置の重心に対し前記軸方向の他方側かつ前記第1方向の他方側に位置する、
請求項1に記載の駆動装置。
【請求項4】
前記軸方向および上下方向の両方と直交する方向を第1方向とし、
前記伝達機構は、前記第1軸線と平行な第2軸線を中心として回転可能なギヤを有し、
前記軸方向から見て、前記第2軸線は、前記第1軸線に対し前記第1方向の一方側に位置し、
前記第1孔部は、前記駆動装置の重心に対し前記軸方向の一方側かつ前記第1方向の他方側に位置し、
前記第2孔部は、前記駆動装置の重心に対し前記軸方向の他方側かつ前記第1方向の一方側に位置する、
請求項1に記載の駆動装置。
【請求項5】
前記軸方向および上下方向の両方と直交する方向を第1方向とし、
前記第2収容部は、前記第1収容部に対して前記第1方向の一方側に突出する突出部を有し、
前記第1孔部は、前記第1軸線に対し前記第1方向の一方側において前記突出部に設けられ、
前記第2孔部は、前記第1軸線に対し前記第1方向の他方側において前記第1収容部に設けられる、
請求項1に記載の駆動装置。
【請求項6】
前記ハウジング本体は、単一の部材であり、
前記第1孔部および前記第2孔部は、ともに前記ハウジング本体に設けられる、
請求項1に記載の駆動装置。
【請求項7】
前記ハウジングは、前記周壁部に連結され前記周壁部の前記軸方向の他方側の開口を覆う第1蓋部材を有し、
前記第1孔部は、前記ハウジング本体に設けられ、
前記第2孔部は、前記第1蓋部材に設けられる、
請求項1に記載の駆動装置。
【請求項8】
前記ハウジングは、
前記伝達機構を前記軸方向の他方側から覆う壁部を有する前記ハウジング本体と、
前記伝達機構を前記軸方向の一方側から覆う第2蓋部材と、を有し、
前記第1孔部は、前記第2蓋部材に設けられ、
前記第2孔部は、前記ハウジング本体に設けられる、
請求項1に記載の駆動装置。
【請求項9】
前記ハウジングは、前記伝達機構を前記軸方向の他方側から覆う壁部を有する前記ハウジング本体と、
前記周壁部に連結され前記周壁部の前記軸方向の他方側の開口を覆う第1蓋部材と、
前記伝達機構を前記軸方向の一方側から覆う第2蓋部材と、を有し、
前記第1孔部は、前記第2蓋部材に設けられ、
前記第2孔部は、前記第1蓋部材に設けられる、
請求項1に記載の駆動装置。
【請求項10】
前記モータに接続される制御部を備え、
前記ハウジングは、前記制御部を収容する第3収容部を有し、
前記第2収容部は、前記第1収容部の前記軸方向の一方側に位置し、
前記第3収容部は、前記第1収容部の前記軸方向の他方側に位置し、
前記軸方向および上下方向の両方と直交する方向を第1方向とし、
前記第1孔部は、前記第1軸線に対し前記第1方向の一方側において前記第2収容部に設けられ、
前記第2孔部は、前記第1軸線に対し前記第1方向の他方側において前記第3収容部に設けられる、
請求項1に記載の駆動装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、駆動装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
車両駆動用の駆動装置として、モータと、当該モータの動力を車輪に伝達する伝達機構と、を備える駆動装置が知られている。例えば、特許文献1には、そのような駆動装置として、後輪を駆動させるリアトランスアクスルが記載される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-44237号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記のような駆動装置は、組み立て工程、又は車両への組み付け工程を行う際に、フックなどを用いて吊り上げられる場合がある。しかしながら、駆動装置は、モータおよび伝達機構といった重量物を有するのみならず複雑な外形を有するために吊り上げられた状態で姿勢が安定しにくいという問題がある。
【0005】
本発明は、上記事情に鑑みて、組み立て時又は車両への組み付け時に安定して吊り上げることができる駆動装置を提供することを目的の一つとする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の駆動装置の一つの態様は、駆動装置であって、第1軸線を中心として回転可能なロータを有するモータと、前記モータの軸方向の一方側に位置し、前記ロータの回転を伝達する伝達機構と、前記モータを収容する第1収容部、および前記伝達機構を収容する第2収容部を有するハウジングと、を備える。前記ハウジングの外側面には、第1孔部、および第2孔部が設けられる。前記第1孔部と前記第2孔部とを結ぶ仮想線は、前記第1収容部を通過する。前記ハウジングは、前記モータを前記第1軸線の径方向外側から囲む筒状の周壁部を有するハウジング本体を有する。前記ハウジング本体の重心、又は前記駆動装置の重心の少なくとも一方は、前記仮想線と上下方向に重なる。
【発明の効果】
【0007】
本発明の一つの態様によれば、組み立て時又は車両への組み付け時に安定して吊り上げることができる駆動装置の提供を目的の一つとする。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、一実施形態の駆動装置の概念図である。
図2は、一実施形態の駆動装置の斜視図である。
図3は、一実施形態の駆動装置の正面図である。
図4は、一実施形態の駆動装置の平面図である。
図5は、一実施形態の駆動装置の側面図である。
図6は、一実施形態のハウジング本体の平面図である。
図7は、変形例1の駆動装置の平面図である。
図8は、変形例2の駆動装置の平面図である。
図9は、変形例3の駆動装置の平面図である。
図10は、変形例4の駆動装置の平面図である。
図11は、変形例5の駆動装置の平面図である。
図12は、変形例6の駆動装置の正面図である。
図13は、変形例7の駆動装置の正面図である。
図14は、変形例8の突起部の拡大斜視図である。
図15は、変形例9の突起部の拡大斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を基に実施形態の駆動装置について説明する。以下の説明では、駆動装置が水平な路面上に位置する車両に搭載された場合の位置関係を基に、重力方向を規定して説明する。また、各図には、適宜XYZ座標を示す。Z軸は、鉛直方向であり、+Z側が上側であり、-Z側が下側である。Y軸は、駆動装置が搭載される車両の左右方向である。
X軸は、駆動装置が搭載される車両の前後方向である。
【0010】
以下の説明において特に断りのない限り、モータ2の第1軸線J1に平行な方向(Y軸方向)を単に「軸方向Y」と呼び、第1軸線J1を中心とする径方向を単に「径方向」と呼び、第1軸線J1を中心とする周方向、すなわち、第1軸線J1の軸周りを単に「周方向」と呼ぶ。さらに、以下の説明において、車両の前後方向(すなわち、X軸と平行な方向)を第1方向Xと呼ぶ。第1方向Xは、軸方向Yおよび上下方向Zの両方と直交する方向である。
(【0011】以降は省略されています)
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