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公開番号
2025089093
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-12
出願番号
2023204078
出願日
2023-12-01
発明の名称
カメラ制御装置、カメラ制御方法及びプログラム
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
H04N
23/65 20230101AFI20250605BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】カメラの消費電力を低減しつつカメラの電源をOFFからONに適切に切り替える。
【解決手段】カメラ制御装置18は、第1条件を満足する時にカメラ11を利用して撮影を行う制御部3Cを備え、制御部3Cは、第1条件とは異なる第2条件を満足する時にカメラ11の電源をOFFからONに切り替え、第2条件を満足する時は、カメラ11を利用するシーンになることが予測される時である。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
第1条件を満足する時にカメラを利用して撮影を行う制御部を備え、
前記制御部は、前記第1条件とは異なる第2条件を満足する時に前記カメラの電源をOFFからONに切り替え、
前記第2条件を満足する時は、前記カメラを利用するシーンになることが予測される時である、カメラ制御装置。
続きを表示(約 640 文字)
【請求項2】
前記制御部は、前記第1条件及び前記第2条件とは異なる第3条件を満足する時に前記カメラの電源をONからOFFに切り替え、
前記第3条件を満足する時は、前記カメラを利用するシーンではなくなったと予測される時である、請求項1に記載のカメラ制御装置。
【請求項3】
前記カメラ及び前記カメラ制御装置は車両に搭載され、
前記第2条件を満足するための車速の閾値は、前記第1条件を満足するための車速の閾値より大きく、前記第3条件を満足するための車速の閾値より小さい、請求項2に記載のカメラ制御装置。
【請求項4】
カメラ制御装置が、第1条件を満足する時にカメラを利用して撮影を行う第1ステップと、
前記カメラ制御装置が、前記第1条件とは異なる第2条件を満足する時に前記カメラの電源をOFFからONに切り替える第2ステップとを備え、
前記第2条件を満足する時は、前記カメラを利用するシーンになることが予測される時である、カメラ制御方法。
【請求項5】
プロセッサに、
第1条件を満足する時にカメラを利用して撮影を行う第1ステップと、
前記第1条件とは異なる第2条件を満足する時に前記カメラの電源をOFFからONに切り替える第2ステップとを実行させるためのプログラムであって、
前記第2条件を満足する時は、前記カメラを利用するシーンになることが予測される時である、プログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、カメラ制御装置、カメラ制御方法及びプログラムに関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、消費電力の低減を図りながら画像データの転送をするカメラシステムについて記載されている。特許文献1に記載された技術では、カメラシステムがノートPCによって実現され、USBデバイスであるカメラモジュールが、ノートPCの筐体に組み込まれるか、あるいは、ノートPCの筐体のUSBコネクタに接続される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2013-058961号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
例えば特許文献1に記載されたカメラモジュール等のような一般的なカメラモジュールは、画像データの転送をしていない時にサスペンド状態(システムを一時停止した状態)にすることができる。
一方、特許文献1には、サスペンド状態のカメラモジュールをウェイクアップさせる時に、カメラの消費電力を低減するためにどのような制御を行うべきかについて記載されていない。そのため、特許文献1に記載された技術では、カメラの消費電力を低減しつつカメラの電源をOFFからONに適切に切り替えることができないおそれがある。
【0005】
一般的な車載カメラでは、車両電源ON(カメラ電源投入)後にカメラ起動シーケンスが完了した後、映像の取得(カメラを利用した撮影)とホスト装置(例えば図2に示すようなADU(ADAS(Advanced driver-assistance systems) Domain Unit)、MM(マルチメディア)システム等)への映像データ伝送とが行われるが、車両の運転者に対する運転支援が実施されているかどうかによらず、常に映像処理が実施されている(詳細には、カメラは映像を取得して映像データを伝送しており、ホスト装置は映像データ受信して画像処理を行っている)。つまり、必要以上に車載電力が消費され、ホスト装置の演算リソースが使用されている状況である。
一般的な車載カメラでは、車両の運転者がカメラ映像の表示を要求する場合に表示画面を例えばナビゲーションの表示画面等からカメラ映像の表示画面に規定時間内に切り替える必要があるため、カメラを必要に応じてサスペンド状態にすることができなかった。また、一般的な車載カメラでは、カメラ映像が上述したホスト装置に常時送信されているため、カメラを必要に応じてサスペンド状態にすることができなかった。仮にカメラをサスペンドさせる場合、カメラの状態がサスペンド状態からレジューム状態(定常状態)になるまでに一定時間を必要とするため、表示画面の切り替えの応答性に支障が出ないようにする必要がある。
カメラ映像を用いた画像認識(検知)が行われる運転支援機能では、車両の運転者から運転支援の実行要求が出される前に認識処理を実行している必要があるため、カメラ映像が上述したホスト装置に常時送信されている。従って、運転支援に用いられる一般的な車載カメラでは、カメラを必要に応じてサスペンド状態にすることができなかった。仮にカメラをサスペンドさせる場合、上述したようにカメラの状態がサスペンド状態からレジューム状態(定常状態)になるまでに一定時間を必要とするため、運転支援の開始の応答性に支障が出ないようにする必要がある。
【0006】
上述した点に鑑み、本開示は、カメラの消費電力を低減しつつカメラの電源をOFFからONに適切に切り替えることができるカメラ制御装置、カメラ制御方法及びプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
(1)本開示の一態様は、第1条件を満足する時にカメラを利用して撮影を行う制御部を備え、前記制御部は、前記第1条件とは異なる第2条件を満足する時に前記カメラの電源をOFFからONに切り替え、前記第2条件を満足する時は、前記カメラを利用するシーンになることが予測される時である、カメラ制御装置である。
【0008】
(2)(1)のカメラ制御装置では、前記制御部は、前記第1条件及び前記第2条件とは異なる第3条件を満足する時に前記カメラの電源をONからOFFに切り替え、前記第3条件を満足する時は、前記カメラを利用するシーンではなくなったと予測される時であってもよい。
【0009】
(3)(2)のカメラ制御装置では、前記カメラ及び前記カメラ制御装置は車両に搭載され、前記第2条件を満足するための車速の閾値は、前記第1条件を満足するための車速の閾値より大きく、前記第3条件を満足するための車速の閾値より小さくてもよい。
【0010】
(4)本開示の一態様は、カメラ制御装置が、第1条件を満足する時にカメラを利用して撮影を行う第1ステップと、前記カメラ制御装置が、前記第1条件とは異なる第2条件を満足する時に前記カメラの電源をOFFからONに切り替える第2ステップとを備え、前記第2条件を満足する時は、前記カメラを利用するシーンになることが予測される時である、カメラ制御方法である。
(【0011】以降は省略されています)
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