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公開番号
2025092479
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-19
出願番号
2024212532
出願日
2024-12-05
発明の名称
画像形成装置
出願人
キヤノン株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
G03G
21/00 20060101AFI20250612BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】精度よくトナー容器の種別を判別すること。
【解決手段】制御部は、一つのトナー容器から収容部へのトナー補給であって収容部の新品状態から最初のトナー補給がなされた直後における出力値と、閾値と、の比較によって最初のトナー補給に用いられたトナー容器が第1トナー容器と第2トナー容器のいずれであるかを判定し、最初のトナー補給がなされる前の所定タイミングにおける出力値に対応する収容部のトナー残量を第1トナー残量とし、新品状態において収容部に充填されているトナー充填量と、新品状態の時から所定のタイミングまでに印刷された画像の画像情報と、に基づいた収容部の一つのトナー残量を第2トナー残量とし、第1トナー残量が第2トナー残量よりも大きい条件を第1条件とし、第1トナー残量が第2トナー残量よりも小さい条件を第2条件とした場合において、制御部は、第1条件を満たす場合の方が第2条件を満たす場合よりも、最初のトナー補給に用いられた一つのトナー容器が第1トナー容器であると判定され易くなるように閾値を設定する。
【選択図】図21
特許請求の範囲
【請求項1】
第1トナー量のトナーが収容される第1トナー容器と、前記第1トナー量よりも多い第2トナー量のトナーが収容される第2トナー容器と、を含む複数のトナー容器を装着可能な画像形成装置であって、
前記複数のトナー容器のうちの一つのトナー容器を装着可能な装着部と、
前記装着部に装着された前記一つのトナー容器から補給されたトナーを収容する収容部と、
前記収容部に収容されたトナー残量に応じた出力値を出力する検知部と、
制御部と、
を備え、
前記制御部は、前記一つのトナー容器から前記収容部へのトナー補給であって前記収容部の新品状態から最初のトナー補給がなされた直後における前記出力値と、閾値と、の比較によって前記最初のトナー補給に用いられた前記トナー容器が前記第1トナー容器と前記第2トナー容器のいずれであるかを判定し、
前記最初のトナー補給がなされる前の所定タイミングにおける前記出力値に対応する前記収容部の前記トナー残量を第1トナー残量とし、前記新品状態において前記収容部に充填されているトナー充填量と、前記新品状態の時から前記所定のタイミングまでに印刷された画像の画像情報と、に基づいた前記収容部の前記一つのトナー残量を第2トナー残量とし、前記第1トナー残量が前記第2トナー残量よりも大きい条件を第1条件とし、前記第1トナー残量が前記第2トナー残量よりも小さい条件を第2条件とした場合において、前記制御部は、前記第1条件を満たす場合の方が前記第2条件を満たす場合よりも、前記最初のトナー補給に用いられた前記一つのトナー容器が前記第1トナー容器であると判定され易くなるように前記閾値を設定する、
ことを特徴とする画像形成装置。
続きを表示(約 1,700 文字)
【請求項2】
前記制御部は、前記最初のトナー補給がなされた直後における前記出力値が前記閾値よりも大きい場合は前記最初のトナー補給に用いられた前記トナー容器を前記第1トナー容器と判定し、前記最初のトナー補給がなされた直後における前記出力値が前記閾値よりも小さい場合は前記最初のトナー補給に用いられた前記一つのトナー容器を前記第2トナー容器と判定し、
前記閾値は、前記第1条件を満たす場合の方が前記第2条件を満たす場合よりも小さい、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記制御部は、前記第1トナー残量と前記第2トナー残量との差分の値に応じて前記閾値が異なる、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記検知部は、発光部と、前記発光部から発光された光であって前記収容部を通過した光を受光する受光部と、を有し、
前記出力値は、所定時間において前記受光部が受光した時間に相関がある値である、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項5】
トナー容器が装着可能な画像形成装置であって、
前記トナー容器が装着可能な装着部と、
前記装着部に装着された前記トナー容器から補給されたトナーを収容する収容部と、
前記収容部に収容されたトナー残量に応じた出力値を出力する検知部と、
前記収容部の前記トナー残量を表示するための複数の目盛りを含む表示部であって、前記トナー残量が多い場合の方が少ない場合よりも前記複数の目盛りの表示もしくは点灯する数が多くなるように構成された表示部と、
制御部と、
を備え、
前記制御部は、前記トナー容器から前記収容部へのトナー補給であって前記収容部の新品状態から最初のトナー補給がなされた直後における前記出力値と、閾値と、の比較によって、前記複数の目盛りの表示もしくは点灯する数を制御し、
前記最初のトナー補給がなされる前の所定タイミングにおける前記検知部の出力値に対応する前記収容部のトナー残量を第1トナー残量とし、前記新品状態において前記収容部に充填されているトナー充填量と、前記新品状態の時から前記所定のタイミングまでに印刷された画像の画像情報と、に基づいた前記収容部のトナー残量を第2トナー残量とし、前記第1トナー残量が前記第2トナー残量よりも大きい条件を第1条件とし、前記第1トナー残量が前記第2トナー残量よりも小さい条件を第2条件とした場合において、前記制御部は、前記第1条件を満たす場合の方が前記第2条件を満たす場合よりも、前記複数の目盛りの表示もしくは点灯する数が少なくなるように前記閾値に設定する、
ことを特徴とする画像形成装置。
【請求項6】
前記制御部は、前記最初のトナー補給がなされた直後における前記出力値が前記閾値よりも大きい場合の方が小さい場合よりも前記複数の目盛りの表示するもしくは点灯する数が少なくなるように制御し、
前記閾値は、前記第1条件を満たす場合の方が前記第2条件を満たす場合よりも小さい、
ことを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
【請求項7】
前記複数の目盛りは、第1目盛りと、第2目盛りと、第3目盛りと、を含み、
前記所定のタイミングは、前記第1目盛りが表示もしくは点灯し、前記第2目盛り及び前記第3目盛りが非表示もしくは消灯しているタイミングであり、
前記制御部は、前記最初のトナー補給がなされた直後における前記出力値が前記閾値よりも大きい場合は、前記第2目盛りを表示もしくは点灯させ且つ前記第3目盛りを消灯させ、前記最初のトナー補給がなされた直後における前記出力値が前記閾値よりも小さい場合は、前記第2目盛り及び前記第3目盛りを表示もしくは点灯させるように制御する、
ことを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
【請求項8】
前記第3目盛りと、前記第2目盛りと、前記第1目盛りと、は、重力方向の下方向にこの順で並んでいる、
ことを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、画像形成装置に関し、例えば、記録材に画像を形成する画像形成装置及びこれを備えた画像形成システムに関する。
続きを表示(約 2,400 文字)
【背景技術】
【0002】
一般に、電子写真方式の画像形成装置は、感光ドラムの表面に形成したトナー像を、転写媒体としての転写材に転写することで、画像を形成する。そして、現像剤の補給方式は、例えばプロセスカートリッジ方式やトナー容器補給方式が知られている。プロセスカートリッジ方式は、感光ドラムと現像容器をプロセスカートリッジとして一体化し、現像剤が切れるとプロセスカートリッジを新品に交換する方式である。一方、トナー容器補給方式は、トナーが切れると、トナーパックやトナーボトルといったトナー容器から、トナーを現像容器に補給する方式である。
【0003】
従来、発光部から照射されて現像容器内を通過した検知光が受光部によって受光される受光時間により、現像容器のトナー残量を推測するためのトナー残量センサを備えた画像形成装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。現像容器には、トナーを撹拌する撹拌部材が設けられ、現像容器内のトナー残量が少なくなるほど、受光部による受光時間が長くなる。そして、検知されたトナー残量に関する情報は、画像形成装置の表面に設けられたトナー残量パネルに表示される。トナー残量パネルは、3つの目盛りからなるパネル部材であり、トナー残量に応じて各目盛りが点灯又は消灯し、ユーザにトナー残量を報知している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2020-154300号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、精度よくトナー容器の種別を判別することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上述した課題を解決するために、本発明は、以下の構成を備える。
【0007】
(1)第1トナー量のトナーが収容される第1トナー容器と、前記第1トナー量よりも多い第2トナー量のトナーが収容される第2トナー容器と、を含む複数のトナー容器を装着可能な画像形成装置であって、前記複数のトナー容器のうちの一つのトナー容器を装着可能な装着部と、前記装着部に装着された前記一つのトナー容器から補給されたトナーを収容する収容部と、前記収容部に収容されたトナー残量に応じた出力値を出力する検知部と、制御部と、を備え、前記制御部は、前記一つのトナー容器から前記収容部へのトナー補給であって前記収容部の新品状態から最初のトナー補給がなされた直後における前記出力値と、閾値と、の比較によって前記最初のトナー補給に用いられた前記トナー容器が前記第1トナー容器と前記第2トナー容器のいずれであるかを判定し、前記最初のトナー補給がなされる前の所定タイミングにおける前記出力値に対応する前記収容部の前記トナー残量を第1トナー残量とし、前記新品状態において前記収容部に充填されているトナー充填量と、前記新品状態の時から前記所定のタイミングまでに印刷された画像の画像情報と、に基づいた前記収容部の前記一つのトナー残量を第2トナー残量とし、前記第1トナー残量が前記第2トナー残量よりも大きい条件を第1条件とし、前記第1トナー残量が前記第2トナー残量よりも小さい条件を第2条件とした場合において、前記制御部は、前記第1条件を満たす場合の方が前記第2条件を満たす場合よりも、前記最初のトナー補給に用いられた前記一つのトナー容器が前記第1トナー容器であると判定され易くなるように前記閾値を設定する、ことを特徴とする画像形成装置。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、精度よくトナー容器の種別を判別することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施例の画像形成装置を示す斜視図
実施例の画像形成装置の概略断面図
実施例の排出トレイが閉位置と開位置にある状態を示す斜視図
実施例の画像形成装置の現像容器の断面図
実施例の補給部とスキャナユニットと感光ドラムを上方から見た図
実施例の現像容器の斜視図
実施例の動作位置、補給位置に位置するレバーを示す斜視図
実施例の補給部の分解斜視図
実施例のレバーが動作位置、補給位置にあるときのスイッチの状態を示す図
実施例の補給パックの斜視図
実施例の補給パックの分解斜視図
実施例の補給パックが補給部に装着される直前の様子を示す斜視図
実施例の補給パックをユーザが解している様子を示す図
実施例のレバーが動作位置、補給位置にあるときの把持部の位置を示す図
実施例の制御部のハードウェア構成、ソフトウェア構成を示すブロック図
実施例の表示部が各レベルを示している斜視図
実施例のトナー残量表示を切り替える閾値とトナー量の関係を示す図
実施例の表示部における補給モード表示を示す図
実施例の補給動作が行われる際の表示部の制御を示すフローチャート
実施例の印刷枚数とトナーの凝集度との関係を示すグラフ
実施例の補給前における収容部内のトナーの凝集度と補給後のパルスカウントの関係を示すグラフ
実施例の光学残検先行度がトナーの凝集度を定性的に示すことを示すグラフ
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明を実施するための例示的な形態について、図面を参照しながら説明する。
ただし、以下の実施の形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状それらの相対配置などは、発明が適用される装置の構成や各種条件により適宜変更されるべきものであり、この発明の範囲を以下の実施の形態に限定する趣旨のものではない。
【実施例】
(【0011】以降は省略されています)
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