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公開番号
2025093865
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-24
出願番号
2024193955
出願日
2024-11-05
発明の名称
境界石用止水板
出願人
モリスアンドコー,カンパニー,リミテッド
代理人
個人
,
個人
主分類
E01C
11/22 20060101AFI20250617BHJP(道路,鉄道または橋りょうの建設)
要約
【課題】境界石などによる段差部にも容易に適用可能な境界石用止水板を提供する。
【解決手段】床面に安着される底板と、底板の後端において上向きに延びた壁面板と、を含む基本止水板が左右に連続して連結設置されてなる止水壁体の左側または右側端部に連結設置されるものであって、床面に安着されており、基本止水板の底板に連結設置される境界底板と、境界底板の後端において上向きに延び、基本止水板の壁面板に連結設置される境界壁面板と、境界壁面板に結合されながら床面の側面端部に床面よりも上方に高く段差があるように形成されている境界床面に安着される境界閉塞板と、を含み、床面の側面端部に上方に高く段差があるように形成される境界床面であっても水の流出を完璧に遮断することができる。
【選択図】図7
特許請求の範囲
【請求項1】
床面に安着される底板と、前記底板の後端において上向きに延びた壁面板と、を含む基本止水板が左右に連続して連結設置されてなる止水壁体の左側または右側端部に連結設置されるものであって、
前記床面に安着されており、前記基本止水板の底板に連結設置される境界底板と、
前記境界底板の後端において上向きに延び、前記基本止水板の壁面板に連結設置される境界壁面板と、
前記境界壁面板に結合されながら前記床面の側面端部に床面よりも上方に高く段差があるように形成されている境界床面に安着される境界閉塞板と、
を含み、
前記床面の側面端部に上方に高く段差があるように形成される境界床面であっても水の流出を完璧に遮断することができることを特徴とする、境界石用止水板。
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【請求項2】
前記底板に上向きに突出しており、後面に行くほど高さが次第に増加する一対の床面突出部と、前記壁面板に前面方向に突出した一対の並んでいる壁面突出部と、を含み、前記壁面突出部は、前記床面突出部と連結されていることを特徴とする、請求項1に記載の境界石用止水板。
【請求項3】
前記壁面板に前面方向に突出しており、前記一対の壁面突出部の上端を左右に連結する上部突出部と、前記上部突出部の下側に貫通形成してなる取っ手穴とをさらに含むことを特徴とする、請求項2に記載の境界石用止水板。
【請求項4】
前記壁面板に前面方向に突出しており、前記一対の壁面突出部の下部を左右に連結する下部突出部をさらに含むことを特徴とする、請求項2に記載の境界石用止水板。
【請求項5】
前記底板の前端に結合される隙間閉塞板をさらに含み、
前記隙間閉塞板は、前記床面が傾斜して前記底板の前端部と前記床面との間に発生する隙間を塞ぐことを特徴とする、請求項1に記載の境界石用止水板。
【請求項6】
前記境界閉塞板と前記境界壁面板とを結合する角度高さ調節部をさらに含み、
前記角度高さ調節部は、前記境界壁面板の端部に形成された弧状の凹溝と、前記境界閉塞板の端部に形成された矩形の凸部と、を含み、
前記矩形の凸部は、前記弧状の凹溝に上側から下側にスライド挿入して設置するもので、上下設置高さの調節が可能であり、かつ側面方向への離脱が防止されるとともに、前記凸部は、前記凹溝内で回転が可能であるため、前記境界床面の高さと幅の変化によく対応することができる、請求項1に記載の境界石用止水板。
【請求項7】
前記境界底板と前記境界壁面板の端部とを連結する境界側面板をさらに含み、
前記境界側面板は、前面上側が切り取られ、前記境界側面板の外側に流入した水および内側に流入した水が流動しやすくて水圧の差を迅速に除去することを特徴とする、請求項6に記載の境界石用止水板。
【請求項8】
前記弧状の凹溝の中央部の一部は、前記境界側面板と境界壁面板との間で開放されていることを特徴とする、請求項7に記載の境界石用止水板。
【請求項9】
前記境界閉塞板の下端に結合される下部閉塞板をさらに含み、
前記下部閉塞板は、前方下側へ傾斜するように設置されることを特徴とする、請求項6に記載の境界石用止水板。
【請求項10】
前記下部閉塞板は、前記境界閉塞板の下端に一体に結合されるか、或いは嵌め込んで着脱自在に結合されていることを特徴とする、請求項9に記載の境界石用止水板。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、境界石用止水板に関し、詳しくは、境界石などによる段差部にも容易に適用可能な境界石用止水板に関する発明である。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、気候変化の影響で局地性集中豪雨の発生頻度が増加し、また、都会化に伴う道路や地面の舗装率が高くなるにつれ、暴雨による被害が増えている。特に、低地地域、地下駐車場、地下鉄、地下街、地下建物などにおける浸水による財産上および人的な被害が大幅に増加している。
【0003】
このような局地性集中豪雨による浸水被害は、予測しにくいのみならず、洪水到達時間が短くて被害が急激に発生するという特徴を持つ。
【0004】
これらの被害を防ぐためのもので、韓国特許第10-1898870号公報「移動式突発浸水対応用流線形潮止まり止水板」が開示されている。この従来の技術は、「地面に安着可能に平らに形成され、複数個の襞部が所定間隔を隔てて上向き突出して設けられ、前記複数個の襞部の間には水の進入を誘導する少なくとも一つのインナーガイドが具備される底板材と、前記底板材から垂直上方に連結されて壁面を形成し、前記壁面を通じて丸みをつけた形状に突出して前記底板材に向かって傾斜するように配置される弧状部を有する壁面板材と、を含み、前記弧状部は、前記壁面板材の左右中心に沿って上下に長く配置され、前記壁面板材の下端から上端に行くほど突出度合いが増加する形状を有し、前記複数個の襞部は、前記底板材内で前記壁面板材側に行くほど上向き突出した度合いが増加する円錐状を有し、前記複数個の襞部のそれぞれの端部は、前記弧状部の下端部の左右両側に連結され、前記インナーガイドは、前記複数個の襞部の間で、前記複数個の襞部と平行な方向に設けられ、前記インナーガイドは、前記複数個の襞部の始点で前記複数個の襞部と平行を成して直線形状に突出する前端部と、前記前端部からV字形に延びるように突出し、前記複数個の襞部と連結される後端部と、を含む移動式突発浸水対応用流線形潮止まり止水板(請求項1ご参照)」であって、水が満ちる場合、水圧が下方を向くように誘導し、左右にも水の流れを速やかに誘導することにより安定した支持が可能であり、水の流れを左右に速やかに流入させ、複数個の連結時全体的に波状の弧を成して水圧に耐えられる力を増加させるとともに水圧を集中・分散させることができ、水が安定的かつ迅速に進入できるように誘導することによって、全体として水圧を最奥部へ誘導して重心の安定感をもたらすことができる移動式突発浸水対応用流線形潮止まり止水板を提供することをその目的としている。
【0005】
しかし、前記従来の技術は、道路の側面に段差部がある場合には適用できないという不具合がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
韓国特許第10-1898870号公報
韓国公開特許第10-2019-0071311号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明は、かかる問題点を解決するために案出されたものあり、道路の側面などに境界石などによる段差部がある場合にも容易に適用可能な境界石用止水板を提供することを目的とする。
【0008】
また、道路の側面などに境界石などによる段差部が、水平ではなく前後または左右に傾斜している場合にも容易に適用可能な境界石用止水板を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明の一態様による境界石用止水板は、床面に安着される底板と、前記底板の後端において上向きに延びた壁面板と、を含む基本止水板が左右に連続して連結設置されてなる止水壁体の左側または右側端部に連結設置されるものであって、前記床面に安着されており、前記基本止水板の底板に連結設置される境界底板と、前記境界底板の後端において上向きに延び、前記基本止水板の壁面板に連結設置される境界壁面板と、前記境界壁面板に結合されながら前記床面の側面端部に床面よりも上方に高く段差があるように形成されている境界床面に安着される境界閉塞板と、を含み、前記床面の側面端部に上方に高く段差があるように形成される境界床面であっても水の流出を完璧に遮断することができる。
【0010】
前記底板に上向きに突出しており、後面に行くほど高さが次第に増加する一対の床面突出部と、前記壁面板に前面方向に突出した一対の並んでいる壁面突出部と、を含み、前記壁面突出部は、前記床面突出部と連結されていることを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)
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