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公開番号2025096449
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-26
出願番号2025063712,2020154390
出願日2025-04-08,2020-09-15
発明の名称吐水装置
出願人株式会社LIXIL
代理人個人,個人,個人
主分類A47K 3/20 20060101AFI20250619BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約【課題】使用者が望む吐水を実現して吐水の品位を向上させることができる吐水装置を提供する。
【解決手段】浴槽水(浴槽の水)を循環させて圧送するポンプ3と、ポンプ3の下流に接続される第1流路41(流路)と、前記第1流路41を流れる浴槽水を第2流路42および第3流路43(複数の流路)のうちの選択された1以上の流路に流入させる第1選択弁51(選択弁)と、第2流路42および第3流路43に設けられ、流路の流量を調整する第1流量調整弁61(流量調整弁)および第2流量調整弁62(流量調整弁)と、を有する。
【選択図】図2

特許請求の範囲【請求項1】
浴槽の水を循環させて圧送するポンプと、
前記ポンプの下流に接続される流路と、
前記流路を流れる前記浴槽の水を複数の流路のうちの選択された1以上の流路に流入させる選択弁と、
前記複数の流路に設けられ、前記流路の流量を調整する流量調整弁と、を有する吐水装置。
続きを表示(約 510 文字)【請求項2】
前記1以上の流路は、2つの流路であり、
前記流量調整弁は、前記2つの流路のそれぞれに設けられている請求項1に記載の吐水装置。
【請求項3】
前記流路は、第1流路であり、
前記選択弁は、第1選択弁であり、
前記第1選択弁は、前記第1流路を流れる前記浴槽の水を第2流路および第3流路のうちの選択された1以上の流路に流入させるように構成され、
前記第2流路の下流には、前記第2流路を流れる前記浴槽の水を第4流路および第5流路のうちの選択された1以上の流路に流入させる第2選択弁が設けられ、
前記2つの流路は、前記第4流路および前記第5流路である請求項2に記載の吐水装置。
【請求項4】
前記第3流路の下流には、前記第3流路を流れる前記浴槽の水を第6流路および第7流路のうちの選択された1以上の流路に流入させる第3選択弁が設けられている請求項3に記載の吐水装置。
【請求項5】
前記複数の流路のそれぞれは、前記浴槽で入浴する入浴者の体の部位に向かって吐水する吐水口に接続されている請求項1から4のいずれか一項に記載の吐水装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、吐水装置に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
従来、浴槽の水を循環させて入浴者の肩や腰などの複数の部位それぞれにかけてマッサージ効果を与える吐水装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。本明細書における「水」は、冷水および温水(湯)を含む用語として用いられる。このような吐水装置は、1つのポンプから入浴者の肩への吐水と、腰への吐水とを行う場合、ポンプの下流の流路を肩への吐水の流路と腰への吐水の流路とに分岐し、分岐した流路それぞれに流路の開閉を行う弁を設けている。肩への吐水のみを行う場合には、肩の流路の弁を開放して腰の流路の弁を閉鎖し、腰への吐水のみを行う場合には、腰の流路の弁を開放して、肩の流路の弁を閉鎖し、肩、腰両方への吐水を行う場合には、肩の流路の弁および腰の流路の弁の両方を開放している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2007-181666号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
このような吐水装置では、肩および腰の両方の吐水を行っているときに、いずれか一方のみ(例えば、肩のみ)の吐水に切り替える場合、一方(肩)の流路の弁はそのまま開放した状態とし、他方(腰)の流路の弁を閉鎖している。このため、他方の流路の弁を閉鎖した際に、一方の流路に多くの浴槽水が流入する。これにより、一方の流路からの吐水量が増量してしまい使用者が違和感を覚えることがある。
【0005】
このような吐水装置では、吐水量の調整を行う場合、ポンプの出力を調整している。しかしながら、肩および腰の両方の吐水を行っている場合には、両方の流路の弁が開放されているため、いずれか一方のみの吐水量を調整することができない。これにより、使用者が望む吐水を実現できないことがある。
【0006】
本開示は、使用者が望む吐水を実現して吐水の品位を向上させることができる吐水装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するため、本開示に係る吐水装置は、浴槽の水を循環させて圧送するポンプと、前記ポンプの下流に接続される流路と、前記流路を流れる前記浴槽の水を複数の流路のうちの選択された1以上の流路に流入させる選択弁と、前記複数の流路に設けられ、前記流路の流量を調整する流量調整弁と、を有する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
第1実施形態による吐水装置を示す図である。
第1実施形態による吐水装置を示す模式図である。
開放状態のボール弁を示す斜視図である。
開放状態のボール弁を示す図である。
閉鎖状態のボール弁を示す図である。
開放少量状態のボール弁を示す図である。
第2実施形態による吐水装置を示す模式図である。
第3実施形態による吐水装置を示す模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
(第1実施形態)
図1に示すように、第1実施形態による吐水装置1は、浴槽2に設置され、浴槽2に溜められている水を循環させて入浴者11の肩および腰に吐水するように構成されている。
以下では、浴槽2に溜められ、吐水装置1によって入浴者11にかけられる水を「浴槽水21」と表記する。吐水装置1は、浴槽水21を入浴者11の肩に吐水する肩吐水口31と、入浴者11の腰に吐水する腰吐水口32と、を有している。肩吐水口31は、浴槽2の水位22よりも上方に位置している。腰吐水口32は、浴槽2の水位22よりも下方に位置している。肩吐水口31は、横方向に延びるスリット状に形成され、浴槽水21を膜状に吐水する。腰吐水口32は、丸孔状に形成され、浴槽水21を線状に噴射する。腰吐水口32は、複数設けられていてもよい。以下では、肩吐水口31からの吐水を「肩吐水」とし、腰吐水口32からの吐水を「腰吐水」と称することがある。
【0010】
図2に示すように、吐水装置1は、浴槽水21を圧送するポンプ3と、ポンプ3の下流に接続される第1流路41と、第1流路41の下流に接続された第1選択弁51と、第1選択弁51の下流に接続され、第1選択弁51を介して分岐する第2流路42および第3流路43と、第2流路42に設けられる第1流量調整弁61と、第3流路43に設けられる第2流量調整弁62と、ポンプ3、第1選択弁51、第1流量調整弁61および第2流量調整弁62を制御する制御部35と、を有している。第2流路42は、肩吐水口31に接続されている。第3流路43は、腰吐水口32に接続されている。第1流路41-第3流路43はいずれも管体である。
(【0011】以降は省略されています)

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