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公開番号2025096589
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-26
出願番号2025067258,2020154601
出願日2025-04-16,2020-09-15
発明の名称改装用開口部遮蔽部材の取付構造
出願人株式会社LIXIL
代理人個人,個人,個人,個人
主分類E06B 1/56 20060101AFI20250619BHJP(戸,窓,シャッタまたはローラブラインド一般;はしご)
要約【課題】外装材が設けられる部位と外装材が設けられない部位との間の段差を解消して、取付枠を外壁面に対して安定して取り付けることができる改装用開口部遮蔽部材の取付構造を提供すること。
【解決手段】建物躯体の開口部に装着された窓枠の外側の外壁面に取り付けられる取付枠を有する開口部遮蔽部材を備え、取付枠は、上枠、下枠及び一対の縦枠を有し、下枠は、開口部の下方に配置され、外壁面に、外装材が設けられるとともに、外装材は、開口部の下方に設けられておらず、外装材の下端部と外装材が設けられていない外壁面との間に段差が形成され、取付枠の下端部の屋内側に、段差による隙間を埋める段差解消部材が取り付けられる。
【選択図】図10
特許請求の範囲【請求項1】
建物躯体の開口部に装着された窓枠の外側の外壁面に取り付けられる取付枠を有する開口部遮蔽部材を備え、
前記取付枠は、上枠、下枠及び一対の縦枠を有し、
前記下枠は、前記開口部の下方に配置され、
前記外壁面に、外装材が設けられるとともに、前記外装材は、前記開口部の下方に設けられておらず、前記外装材の下端部と前記外装材が設けられていない前記外壁面との間に段差が形成され、
前記取付枠の下端部の屋内側に、前記段差による隙間を埋める段差解消部材が取り付けられる、改装用開口部遮蔽部材の取付構造。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、改装用開口部遮蔽部材の取付構造に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
従来、窓枠の外側の壁面に、シャッターの取付枠をねじ固定することによって後付けする改装用シャッターの取付構造が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2002-213169号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
バルコニーに面する窓の下方の壁面には、止水のために、FRP等からなる防水層が設けられることが多い。防水層は、窓が装着される開口部の下方の外壁面からバルコニーの外床面を覆うように設けられる。さらに、窓が取り付けられる外壁面には、建物の耐久性向上及び意匠性向上のために外装材が設けられる。外装材は、防水層への損傷を避けるため、窓が装着される開口部の下方には設けられない。そのため、外装材の下端部と外装材が設けられていない外壁面との間に段差が形成される。
【0005】
このような窓の外側にシャッターを後付けすると、開口部よりも下方において、シャッターの取付枠の下端部と外装材のない外壁面との間に隙間が生じる問題がある。
【0006】
したがって、発明者は、外装材が設けられる部位と外装材が設けられない部位との間の段差を解消して、取付枠を外壁面に対して安定して取り付けることができる改装用開口部遮蔽部材の取付構造を提供するという課題を発見した。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の一態様は、建物躯体の開口部に装着された窓枠の外側の外壁面に取り付けられる取付枠を有する開口部遮蔽部材を備え、前記取付枠は、上枠、下枠及び一対の縦枠を有し、前記下枠は、前記開口部の下方に配置され、前記外壁面に、外装材が設けられるとともに、前記外装材は、前記開口部の下方に設けられておらず、前記外装材の下端部と前記外装材が設けられていない前記外壁面との間に段差が形成され、前記取付枠の下端部の屋内側に、前記段差による隙間を埋める段差解消部材が取り付けられる、改装用開口部遮蔽部材の取付構造である。
【図面の簡単な説明】
【0008】
改装用開口部遮蔽部材を屋外側から見た正面図である。
図1中のA-A線に沿う縦断面図である。
図1中のB-B線に沿う横断面図である。
改装用開口部遮蔽部材の取付構造を示す分解斜視図である。
他の実施形態に係る取付枠の下枠の補強構造を拡大して示す縦断面図である。
さらに他の実施形態に係る取付枠の下枠の補強構造を拡大して示す縦断面図である。
さらに他の実施形態に係る取付枠の下枠の補強構造を拡大して示す縦断面図である。
段差解消部材の分解斜視図である。
取付枠に対する段差解消部材の取付構造を示す分解斜視図である。
取付枠の下端部を拡大して示す斜視図である。
段差解消部材の高さ調整方法を説明する図である。
他の実施形態に係る改装用開口部遮蔽部材の取付構造を示す分解斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本開示の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。図1~図4は、建物躯体100の開口部110に装着された窓120の屋外側に取り付けられたシャッター装置1を示している。図中に示すX1は屋外側を示し、X2は屋内側を示す。本明細書では、シャッター装置1において、X1側に配置される面を屋外側見付け面と定義し、X2側に配置される面を屋内側見付け面と定義する。
【0010】
図2及び図3に示すように、本実施形態の窓120は、開口部110に装着される矩形の窓枠121の内側に、2枚の障子122,122が横方向にスライド可能に納められた引違い窓である。障子122,122の屋外側には、網戸123が横方向にスライド可能に納められている。図4では、障子122及び網戸123は省略されている。この窓120は、建物2階のバルコニーに面する開口部110に、シャッター装置1とは別体に取り付けられている。
(【0011】以降は省略されています)

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