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公開番号2025097933
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-01
出願番号2024214091
出願日2024-12-09
発明の名称感触改良剤および組成物
出願人株式会社日本触媒
代理人弁理士法人G-chemical
主分類A61K 8/81 20060101AFI20250624BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】粉体とともに化粧料に配合して使用したときの感触向上性に優れる感触改良剤を提供する。
【解決手段】第1~3級アミノ基含有高分子化合物を含む感触改良剤。前記第1~3級アミノ基含有高分子化合物は、第1~3級アミノ基含有単量体(A)由来の構造単位(a)および疎水性単量体(B)由来の構造単位(b)を含む共重合体、および/または、ポリアルキレンイミンであることが好ましい。上記疎水性単量体(B)は(メタ)アクリル酸エステルを含むことが好ましい。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
第1~3級アミノ基含有高分子化合物を含む感触改良剤。
続きを表示(約 650 文字)【請求項2】
前記第1~3級アミノ基含有高分子化合物は、第1~3級アミノ基含有単量体(A)由来の構造単位(a)および疎水性単量体(B)由来の構造単位(b)を含む共重合体、および/または、ポリアルキレンイミンである、請求項1に記載の感触改良剤。
【請求項3】
前記疎水性単量体(B)は(メタ)アクリル酸エステルを含む請求項2に記載の感触改良剤。
【請求項4】
前記ポリアルキレンイミンはポリエチレンイミンである請求項2に記載の感触改良剤。
【請求項5】
請求項1~4のいずれか1項に記載の感触改良剤が表面に存在する無機粉体。
【請求項6】
請求項1~4のいずれか1項に記載の感触改良剤および無機粉体を含む組成物。
【請求項7】
第1~3級アミノ基含有高分子化合物および無機粉体を含む組成物。
【請求項8】
前記第1~3級アミノ基含有高分子化合物は、第1~3級アミノ基含有単量体(A)由来の構造単位(a)および疎水性単量体(B)由来の構造単位(b)を含む共重合体、および/または、ポリアルキレンイミンである、請求項7に記載の組成物。
【請求項9】
前記疎水性単量体(B)は(メタ)アクリル酸エステルを含む請求項8に記載の組成物。
【請求項10】
前記ポリアルキレンイミンはポリエチレンイミンである請求項8に記載の組成物。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、感触改良剤に関する。また、本発明は、組成物、好ましくは化粧料に用いられる組成物に関する。
続きを表示(約 940 文字)【背景技術】
【0002】
従来、ファンデーション、アイシャドー、ほほ紅等のメイクアップ化粧料や、サンスクリーン化粧料、乳液などには粉体が配合されている。肌への付着性や粉体の感触を良くするなどの目的で、化粧料に配合される粉体には、一般的に、顔料粉体の表面に各種の化合物を被覆させた表面処理粉体が用いられている。そのような表面処理粉体としては、例えば特許文献1および2に開示されているものが知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2014-101279号公報
特開2006-342322号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1および2に開示の表面処理粉体を使用する場合、粉体に対して事前に表面処理を行う必要があり、特定の粉体を使用することしかできなかった。
【0005】
したがって、本発明の目的は、粉体とともに化粧料に配合して使用したときの感触向上性に優れる感触改良剤を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明者らは、上記目的を達成するため鋭意検討した結果、特定の高分子化合物を含む感触改良剤によれば、粉体とともに化粧料に配合して使用したときの感触向上性に優れることを見出した。本発明はこれらの知見に基づいて完成させたものである。
【0007】
すなわち、本発明は、第1~3級アミノ基含有高分子化合物を含む感触改良剤を提供する。
【0008】
上記第1~3級アミノ基含有高分子化合物は、第1~3級アミノ基含有単量体(A)由来の構造単位(a)および疎水性単量体(B)由来の構造単位(b)を含む共重合体、および/または、ポリアルキレンイミンであることが好ましい。
【0009】
上記疎水性単量体(B)は(メタ)アクリル酸エステルを含むことが好ましい。
【0010】
上記ポリアルキレンイミンはポリエチレンイミンであることが好ましい。
(【0011】以降は省略されています)

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