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公開番号
2025098565
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-02
出願番号
2023214787
出願日
2023-12-20
発明の名称
画像形成装置
出願人
キヤノン株式会社
代理人
弁理士法人秀和特許事務所
主分類
G03G
21/00 20060101AFI20250625BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】複数の種類のプロセスカートリッジを装着できる画像形成装置における画像濃度制御の調整動作の精度を向上させる。
【解決手段】画像データに基づく静電潜像が形成される像担持体と、静電潜像を現像して現像剤像を形成する現像剤担持体と、現像剤を収容する収容室と、メモリを有するプロセスカートリッジを装着可能な画像形成装置であって、現像剤像のパッチに光を照射して反射光を検知して情報を出力する検知手段と、画像データの値と反射光の情報に基づいて現像剤像を形成するときの画像濃度を制御する画像濃度制御を行う制御部と、を備え、メモリには、収容室の現像剤量に対応する情報が保存され、制御部は、メモリ内の情報が、現像剤量が第1の量であることに対応する情報である場合と、現像剤量が第2の量であることに対応する情報である場合とで、パッチパターンを変更する、画像形成装置を用いる。
【選択図】図7
特許請求の範囲
【請求項1】
画像データに基づいて表面を露光されることで前記表面に静電潜像が形成される像担持体と、前記静電潜像を現像剤により現像して現像剤像を形成する現像剤担持体と、前記現像剤を収容する収容室と、メモリと、を有するプロセスカートリッジを装着可能な画像形成装置であって、
前記現像剤像のパッチに光を照射して反射光を検知し、前記反射光に関する情報を出力する検知手段と、
前記プロセスカートリッジについて、前記画像データの値と、前記反射光に関する情報に基づいて、前記現像剤像を形成するときの画像濃度を制御する画像濃度制御を行う、制御部と、
を備えており、
前記メモリには、前記収容室に収容された現像剤量に対応する情報が保存されており、
前記制御部は、前記メモリ内の情報が、前記現像剤量が第1の量であることに対応する第1の情報である場合と、前記現像剤量が前記第1の量とは異なる第2の量であることに対応する第2の情報である場合とで、前記画像濃度制御に用いる前記パッチのパターンを変更する
ことを特徴とする画像形成装置。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記制御部は、前記メモリを参照し、前記収容室に収容された前記現像剤の量が多いほど、前記画像濃度制御において前記パッチを形成するときに使用される前記現像剤の量が少なくなるように、前記パッチのパターンを変更する
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記制御部は、前記収容室に収容された前記現像剤の量が多いほど、前記パッチの数が少なくなるように、前記パッチのパターンを変更する
ことを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記制御部は、前記収容室に収容された前記現像剤の量が多いほど、前記パッチの大きさが小さくなるように、前記パッチのパターンを変更する
ことを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記メモリには、前記現像剤量に対応する前記情報として、前記プロセスカートリッジの仕様として決定された、または前記プロセスカートリッジの製造時に決定された、前記収容室に収容される前記現像剤の量が保存されている
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記メモリには、前記現像剤量に対応する前記情報として、前記プロセスカートリッジの寿命が保存されている
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項7】
前記プロセスカートリッジの寿命とは、前記プロセスカートリッジを用いて画像の形成が可能な記録材の枚数である
ことを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
【請求項8】
前記制御部は、前記画像形成装置により記録材に画像が形成されるときの履歴に関する情報に基づいて、前記画像濃度制御における前記パッチのパターンを変更する
ことを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の画像形成装置。
【請求項9】
前記制御部は、前記画像形成装置により所定の枚数の前記記録材に画像が形成されたと
きの平均印字率が高いほど、前記画像濃度制御において前記パッチを形成するときに使用される前記現像剤の量が多くなるように、前記パッチのパターンを変更する
ことを特徴とする請求項8に記載の画像形成装置。
【請求項10】
前記制御部は、前記画像形成装置により所定の枚数の前記記録材に画像が形成される間に消費された前記現像剤の量が多いほど、前記画像濃度制御において前記パッチを形成するときに使用される前記現像剤の量が多くなるように、前記パッチのパターンを変更することを特徴とする請求項8に記載の画像形成装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、画像形成装置に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、レーザビームプリンタ等の画像形成装置として、中間転写体の回転方向に像担持体としての感光ドラムを複数並べた構成を有するインラインカラー方式の画像形成装置が知られている。かかる画像形成装置において一般に、像担持体、現像手段やトナー収容部を一体化してプロセスカートリッジとして、画像形成装置本体に対して着脱可能とする、プロセスカートリッジ方式が採用されている。さらにこのような画像形成装置には、複数の寿命設定のプロセスカートリッジが用意されている場合がある。ユーザは、価格等を基準として、それぞれの寿命設定のプロセスカートリッジから任意のものを選択して購入し、画像形成装置に装着する。さらにその際、色によって異なる寿命のプロセスカートリッジを装着することも可能な場合もある。
【0003】
このような画像形成装置において、プロセスカートリッジの使用の程度に応じて画像濃度制御(キャリブレーション)を実施することで、色味調整を実施することが可能である。特許文献1(特開2003-270901号公報)は、カラー印刷可能なプロセスカートリッジ方式の画像形成装置において、試験用画像(パッチ)の濃度検知結果に基づいて画像濃度制御を行うことで、プリント枚数の増加に伴う画像濃度変化を抑制することを提案している。
【0004】
また、特許文献2(特開2022-064626号公報)は、プロセスカートリッジを含む交換可能な画像形成ユニットに備わったユニット識別情報とユニット装着部の装着部識別情報の組合せ条件に応じて、濃度階調や色ずれの各補正量といった画像形成条件を補正する際の補正方法について提案している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2003-270901号公報
特開2022-064626号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
前述した、寿命設定が互いに異なるプロセスカートリッジ同士の間では、帯電や現像の各プロセスで用いられるローラ等の機能性部品の種類やトナー充填量が異なっている。そのため、画像濃度制御前の画像階調特性の傾向や変化度合いが互いに異なる傾向にある。しかしながら、上記のような従来例の構成の画像形成装置では、画像濃度制御に用いられる試験用画像(パッチ)の各画像濃度や試験用画像の数(パッチ数)は、基本的には色ごとに決まっていた。そのため、プロセスカートリッジの種類(寿命など)が異なっている場合、上記内容を考慮することが無かった。
【0007】
本発明は上記課題に鑑みてなされたものである。本発明は、複数の種類のプロセスカートリッジを装着できる画像形成装置における画像濃度制御の調整動作の精度を向上させることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は、以下の構成を採用する。すなわち、
画像データに基づいて表面を露光されることで前記表面に静電潜像が形成される像担持体と、前記静電潜像を現像剤により現像して現像剤像を形成する現像剤担持体と、前記現像剤を収容する収容室と、メモリと、を有するプロセスカートリッジを装着可能な画像形成装置であって、
前記現像剤像のパッチに光を照射して反射光を検知し、前記反射光に関する情報を出力する検知手段と、
前記プロセスカートリッジについて、前記画像データの値と、前記反射光に関する情報に基づいて、前記現像剤像を形成するときの画像濃度を制御する画像濃度制御を行う、制御部と、
を備えており、
前記メモリには、前記収容室に収容された現像剤量に対応する情報が保存されており、
前記制御部は、前記メモリ内の情報が、前記現像剤量が第1の量であることに対応する第1の情報である場合と、前記現像剤量が前記第1の量とは異なる第2の量であることに対応する第2の情報である場合とで、前記画像濃度制御に用いる前記パッチのパターンを変更する
ことを特徴とする画像形成装置である。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、複数の種類のプロセスカートリッジを装着できる画像形成装置における画像濃度制御の調整動作の精度を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
実施例1における画像形成装置の概略構成断面図
実施例1における現像装置及びプロセスカートリッジの概略構成断面図
実施例1における画像形成装置の制御ブロックを示す図
濃度センサの構成図
濃度センサ特性の説明図
濃度センサ出力の正規化補正説明図
画像濃度制御方法のフローチャート
中間転写ベルト上のパッチパターン説明図
中間転写ベルト上の別例のパッチパターン説明図
画像階調制御の説明図
曲線γ推移の説明図
寿命違いのプロセスカートリッジの濃度階調の推移を示す図
実施例2の濃度階調の推移例を示す図
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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