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公開番号2025099068
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-03
出願番号2023215430
出願日2023-12-21
発明の名称車両用表示装置
出願人日本精機株式会社
代理人
主分類G02B 30/56 20200101AFI20250626BHJP(光学)
要約【課題】外観性や使用性に優れた装飾物を実現可能な車両用表示装置を提供する。
【解決手段】本実施形態における車両用表示装置10は、車両1のフロントバンパー2内に配置され空中像V1を表示する表示装置10である。表示装置10は、空中像V1に係る光を出射する画像と、光を透過し車両1のフロントバンパー2外で空中像V1を結像するマイクロレンズアレイ13と、を備える。空中像V1は、車両1のエンブレムであってもよい。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項１】
車両の車体内に配置され空中像を表示する表示装置であって、
前記空中像に係る光を出射する被表示物と、
前記光を透過し前記車両の前記車体外で前記空中像を結像するマイクロレンズアレイと、を備える車両用表示装置。
続きを表示（約 340 文字）【請求項２】
前記空中像は、前記車両のエンブレムである、請求項１記載の表示装置。
【請求項３】
前記被表示物は、表示器により表示される画像又は発光する立体物である、請求項１又は２記載の車両用表示装置。
【請求項４】
前記光を透過し、且つ前記マイクロレンズアレイを前記車体外に対して遮蔽する遮蔽部材を更に備える、請求項１又は２記載の車両用表示装置。
【請求項５】
前記遮蔽部材は、前記車体外から前記車体の色調と略同一の色調に視認されるフィルム層を有する、請求項４記載の車両用表示装置。
【請求項６】
前記表示装置は、前記車両のバンパー又はボンネットの内側に配置される、請求項１又は２記載の車両用表示装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本開示は、車両に搭載される表示装置に関する。
続きを表示（約 910 文字）【背景技術】
【０００２】
自動車等の車両の車体には、車両名やメーカー名等を示すために、エンブレムやオーナメント等の装飾物が取り付けられる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開平３－２３９６４３号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
装飾物は立体的な形状を有し、走行するにつれて汚れが詰まることから、装飾物を取り付けるに際しては、装飾物の外観性を維持する点に課題がある。また、装飾物が故意に取り外され盗難されることを防止する点においても、装飾物の取付には課題がある。
【０００５】
本開示はこのような事情を考慮してなされたもので、外観性や使用性に優れた装飾物を実現可能な車両用表示装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本開示の車両用表示装置は、上述した課題を解決するために、車両の車体内に配置され空中像を表示する表示装置であって、空中像に係る光を出射する被表示物と、光を透過し車両の車体外で空中像を結像するマイクロレンズアレイと、を備える。
【発明の効果】
【０００７】
本開示の車両用表示装置においては、外観性や使用性に優れた装飾物の実現が可能である。
【図面の簡単な説明】
【０００８】
本開示の車両用表示装置が搭載される車両を示す外観斜視図。
フロントバンパー内に配置される表示装置を特に示す車両の断面図。
ボンネット内に配置される表示装置を特に示す車両の断面図。
【発明を実施するための形態】
【０００９】
本開示の車両用表示装置の実施形態を添付図面に基づいて説明する。本開示の車両用表示装置は、例えば自動車や二輪車や、船舶、農業機械、建設機械等の車両に搭載され得る。
【００１０】
図１は、本開示の車両用表示装置が搭載される車両１を示す外観斜視図である。
（【００１１】以降は省略されています）

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