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公開番号
2025099142
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-03
出願番号
2023215573
出願日
2023-12-21
発明の名称
注意喚起システム及び注意喚起装置
出願人
個人
代理人
個人
,
個人
主分類
G08G
1/16 20060101AFI20250626BHJP(信号)
要約
【課題】注意喚起の必要性が高い状況を識別しつつ歩行者などの交通参加者に対して注意喚起を行えるようにする。
【解決手段】 道路において、車両が通行する車道10と歩行者が通行する歩道20との境界付近に複数の注意喚起装置100を配列して注意喚起システム1を構成し、車道10を通行する車両及びその位置を検出する車両検出部を設け、注意喚起装置100の少なくとも1つに、歩道20の当該注意喚起装置100近傍を通行する人を検出する人検出部を設け、注意喚起装置100の少なくとも1つに、当該注意喚起装置100近傍を通行する人に対して注意を喚起する注意喚起部を設け、上記車両検出部が所定距離以内に車両を検出し、かつ上記人検出部が人を検出した場合に、上記注意喚起部に注意喚起を行わせるようにした。この注意喚起は、各注意喚起装置100の腕部110を隣接する注意喚起装置100に向けて広げて行うことが考えられる。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
交通路における車両が通行する第1領域と歩行者が通行する第2領域との境界付近に配列された複数の注意喚起装置と、
前記第1領域を通行する車両及びその位置を検出する車両検出部と、
前記注意喚起装置の少なくとも1つに設けられた、前記第2領域の当該注意喚起装置近傍を通行する人を検出する人検出部と、
前記注意喚起装置の少なくとも1つに設けられた、当該注意喚起装置近傍を通行する人に対して注意を喚起する注意喚起部と、
前記車両検出部が所定距離以内に車両を検出し、かつ前記人検出部が人を検出した場合に前記注意喚起部に注意喚起を行わせる制御部とを備えることを特徴とする注意喚起システム。
続きを表示(約 1,600 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の注意喚起システムであって、
前記制御部は、前記車両検出部が、所定距離以内にあって所定の目標地点に向かって移動している車両を検出し、かついずれかの注意喚起装置に設けられた前記人検出部が人を検出した場合に、前記注意喚起部に注意喚起を行わせることを特徴とする注意喚起システム。
【請求項3】
請求項2に記載の注意喚起システムであって、
前記制御部は、前記車両検出部が、前記所定の目標地点に最も近い位置の車両が前記所定の目標地点の近傍に停止していることを検出した場合に、前記注意喚起部に前記注意喚起を終了させることを特徴とする注意喚起システム。
【請求項4】
請求項1に記載の注意喚起システムであって、
前記人検出部及び前記注意喚起部が、複数の前記注意喚起装置にそれぞれ設けられ、
前記制御部は、前記車両検出部が所定距離以内に車両を検出し、かついずれかの注意喚起装置に設けられた前記人検出部が人を検出した場合に、該注意喚起装置に設けられた前記注意喚起部に注意喚起を行わせることを特徴とする注意喚起システム。
【請求項5】
請求項1に記載の注意喚起システムであって、
前記制御部は、前記車両検出部が、前記所定距離以内の車両が全て停止していることを検出した場合に、前記注意喚起部に前記注意喚起を終了させることを特徴とする注意喚起システム。
【請求項6】
請求項1に記載の注意喚起システムであって、
前記第1領域は、境界により区分された複数の通行帯を備え、
前記制御部は、前記車両検出部が車両を検出した方向に応じて定められる、前記複数の通行帯のうち該検出した車両が通行している通行帯と対応する値を、前記所定距離として用いることを特徴とする注意喚起システム。
【請求項7】
請求項1に記載の注意喚起システムであって、
前記第1領域は、車両の進行方向が互いに異なる複数の通行帯を備え、
前記制御部は、前記車両検出部が車両を検出した位置の経時変化に応じて定められる、前記複数の通行帯のうち該検出した車両が通行している通行帯と対応する値を、前記所定距離として用いることを特徴とする注意喚起システム。
【請求項8】
請求項1に記載の注意喚起システムであって、
前記人検出部を、前記複数の注意喚起装置のうち2以上にそれぞれ備え、
それらの各注意喚起装置が備える人検出部が人を検出したタイミングの差に基づき、それらの各注意喚起装置の近傍を通行する人の進行方向を推定する進行方向推定部を備え、
前記制御部は、前記進行方向が特定の方向であると推定される場合には、前記車両検出部による車両の検出状態及び前記人検出部による人の検出状態によらず、前記注意喚起部に注意喚起を行わせないことを特徴とする注意喚起システム。
【請求項9】
請求項1に記載の注意喚起システムであって、
前記人検出部を、前記複数の注意喚起装置のうち2以上にそれぞれ備え、
それらの各注意喚起装置が備える人検出部が人を検出したタイミングの差に基づき、それらの各注意喚起装置の近傍を通行する人の進行速度を推定する進行速度推定部を備え、
前記制御部は、前記所定距離の値を、推定された前記進行速度に基づき定めることを特徴とする注意喚起システム。
【請求項10】
請求項1に記載の注意喚起システムであって、
周囲の明るさを検知する光検知部を備え、
前記制御部は、前記所定距離の値を、検知された前記周囲の明るさに応じて定めることを特徴とする注意喚起システム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、注意喚起システム及び注意喚起装置、特に歩行者などの交通参加者に対して注意喚起を図ることが可能な注意喚起システム及び注意喚起装置に関するものである。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、歩行者が歩道から車道に侵入することを防ぐために、歩道と車道との境界にガードレールを設置している(例えば、特許文献1参照)。
また、歩行者が歩道から車道に侵入することを防ぐように、歩行者に対して積極的に注意喚起を図ることが可能な標識及び注意喚起システムも提案されている(例えば、特許文献2参照)
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2002-69951号公報
特開2017-155577号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、特許文献2に記載の技術では、例えば歩道と車道の境界に並べて設置されたポールに歩行者が接近するとポールに設置された報知手段が歩行者に警報を報知する。このため、交通の状況を鑑み警報の必要性が低い場合にも警報を発してしまい、消費電力が大きくなってしまうという問題があった。また、必要以上に歩行者にしつこいイメージを与えてしまう可能性もあった。
【0005】
本発明は、以上の点に鑑み、注意喚起の必要性が高い状況を識別しつつ歩行者などの交通参加者に対して注意喚起を行える注意喚起システム及び注意喚起装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
以上の目的を達成するため、本発明の注意喚起システムは、交通路における車両が通行する第1領域と歩行者が通行する第2領域との境界付近に配列された複数の注意喚起装置と、上記第1領域を通行する車両及びその位置を検出する車両検出部と、上記注意喚起装置の少なくとも1つに設けられた、上記第2領域の当該注意喚起装置近傍を通行する人を検出する人検出部と、上記注意喚起装置の少なくとも1つに設けられた、当該注意喚起装置近傍を通行する人に対して注意を喚起する注意喚起部と、上記車両検出部が所定距離以内に車両を検出し、かつ上記人検出部が人を検出した場合に上記注意喚起部に注意喚起を行わせる制御部を備えるものである。
【0007】
このような注意喚起システムにおいて、上記制御部は、上記車両検出部が、所定距離以内にあって所定の目標地点に向かって移動している車両を検出し、かついずれかの注意喚起装置に設けられた上記人検出部が人を検出した場合に、上記注意喚起部に注意喚起を行わせるとなおよい。
さらに、上記制御部は、上記車両検出部が、上記所定の目標地点に最も近い位置の車両が上記所定の目標地点の近傍に停止していることを検出した場合に、上記注意喚起部に上記注意喚起を終了させるとなおよい。
【0008】
あるいは、上記の各注意喚起システムにおいて、上記人検出部及び上記注意喚起部が、複数の上記注意喚起装置にそれぞれ設けられ、上記制御部が、上記車両検出部が所定距離以内に車両を検出し、かついずれかの注意喚起装置に設けられた上記人検出部が人を検出した場合に、該注意喚起装置に設けられた上記注意喚起部に注意喚起を行わせるとよい。
あるいは、上記制御部が、上記車両検出部が、上記所定距離以内の車両が全て停止していることを検出した場合に、上記注意喚起部に上記注意喚起を終了させてもなおよい。
【0009】
あるいは、上記第1領域が、境界により区分された複数の通行帯を備え、上記制御部は、上記車両検出部が車両を検出した方向に応じて定められる、上記複数の通行帯のうち該検出した車両が通行している通行帯と対応する値を、上記所定距離として用いるとなおよい。
あるいは、上記第1領域が、車両の進行方向が互いに異なる複数の通行帯を備え、上記制御部は、上記車両検出部が車両を検出した位置の経時変化に応じて定められる、上記複数の通行帯のうち該検出した車両が通行している通行帯と対応する値を、上記所定距離として用いるとなおよい。
【0010】
あるいは、上記人検出部を、上記複数の注意喚起装置のうち2以上にそれぞれ設け、それらの各注意喚起装置が備える人検出部が人を検出したタイミングの差に基づき、それらの各注意喚起装置の近傍を通行する人の進行方向を推定する進行方向推定部を設け、上記制御部は、上記進行方向が特定の方向であると推定される場合には、上記車両検出部による車両の検出状態及び上記人検出部による人の検出状態によらず、上記注意喚起部に注意喚起を行わせないとなおよい。
(【0011】以降は省略されています)
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